暗黒の瞬間



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    暗黒の瞬間
    (違う表紙に投票したい場合もこちらから)

    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    3.50pt ( 5max) / 2件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2026年02月
    分類

    長編小説

    閲覧回数198回
    お気に入りにされた回数2
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    暗黒の瞬間

    2026年02月12日 暗黒の瞬間

    三十年のキャリアに幕を引くことを決意した、ベルリンの刑事弁護士エーファ。凄腕で知られる彼女は、多くの忘れがたい事件を手がけてきた――。十一人が被告人となった裁判で一人だけ無実の者がおり、全員がそれは自分だと主張している。一人を救うため十人を無罪とすべきか。厄介だがよく議論される類の事件だと思われたが……。ひとつの証言、発見、弁護活動で一変する平凡な裁判、そして異常な裁判。大型新人による、息を呑むような完璧なる連作短編ミステリ。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    暗黒の瞬間の総合評価:7.00/10点レビュー 2件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.2:
    (3pt)

    おっちょこちょい弁護士

    ドイツ得意の司法ミステリである。このジャンルにはシーラッハという偉大すぎる先達がいるのでどうしてもそことの比較になってしまう。
    書評家の感想を読むとこれが年間ベスト級という評価のようだが、どうだろう。正直首を傾げてしまった。確かによくできた短編もいくつかあったが、結末はあまりに予想通りだし、主人公が学習もなく振り回される様はおっちょこちょい弁護士コメディかと思ったくらいである。
    書評家はこういう玄人好みのする本を面白いと言いがちだが、他のエンタメ色の強い翻訳小説と比べても特段レベルの高いものとは思わなかった。
    暗黒の瞬間Amazon書評・レビュー:暗黒の瞬間より
    4488011594
    No.1:
    (4pt)

    法律家の陥穽と弁護人の「やりすぎ」を描く

    著者は法学研究者にして憲法裁判所裁判官であり、本書は著者のデビュー作という。
    9つの短編はいずれも事件の概要、弁護士の活動、法廷と判決というパターンになっているが、共通点は法と一般意識のギャップ、法律家の過信、さらには弁護人が依頼者の嘘をどう見抜くかというテーマであろう。

    ドイツと日本の刑事法の違いも興味深い。
    例えば、第3の事件はウガンダでの非人道的殺人行為がドイツで裁かれる話だが、日本では外国で起きた殺人事件で日本人以外の犯人が裁かれることはない。
    また、第7の事件では死につながる最後の行為が死者自身のものである限り自殺に手を貸す行為は犯罪にならないというが、日本では同意殺人だけでなく自殺関与行為も犯罪となる。

    もっとも衝撃的な問題作は第7の事件で、10人の被告人のうち9人が強姦の犯行に関与したのが明らかでも1人が関与していない場合に、その1人を特定できなければ「疑わしきは被告人の利益に」の原則により10人全員が無罪になる(ただし、小説ではさらに一捻り加えられていて、これを逆手にとった被害者が10人全員に犯行を超える重罪をかぶせる逆襲に出るのだが)。
    しかし、これはいささか教科書的設例であり、不自然に感じる。無関係な1人を捜査で特定できないとか、残りの9人全員が矛盾なく同じ供述をするとかは現実にはありえないからだ。

    なお、主人公の夫が言うように、やはり弁護人の「やりすぎ」は気になるところだ。
    弁護士が依頼者の利益を擁護し法に則った裁きを求めるのは当然だが、犯罪隠蔽に加担するとか、被告人を無罪にするために虚偽の情報をマスコミに流すとかは、いくらドイツでもありえないだろう。
    また、被告人に無罪を請け負うというのも、弁護人としてはやってはならないことだ。
    プロローグと最後で、主人公が弁護士資格を返上しようとするのはこうした「やりすぎ」に対するケジメを意味している。
    暗黒の瞬間Amazon書評・レビュー:暗黒の瞬間より
    4488011594



    その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク