ホライズン・ゲート 事象の狩人
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あらすじ
第11回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作恐るべき加速度が襲いかかる事象の地平面で意識から切り離された私の神聖が、時空の歪みに弾丸を撃ち込むブラックホール相補性×時間SF×ガールミーツボーイ宇宙連邦創成期に発見された十五兆標準太陽質量の超巨大ブラックホール〈ダーク・エイジ〉。それが人工物であるらしいことをつきとめた連邦の科学者たちは、地平面探査基地(プラットフォーム)〈ホライズン・スケープ〉を建設し特異点の調査を開始する。分断された右脳に伝説の祖神を宿すヒルギス人の狙撃手・シンイーは、過去・現在・未来を見通す力を持つパメラ人の少年・イオとともに、別の宇宙へと続く〈門(ゲート)〉の探索を続けている。時空のゆがみにより周囲の時間からそれぞれに取り残されていく二人を襲撃するものの正体とは?(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
ホライズン・ゲート 事象の狩人の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
ホライズン・ゲート 事象の狩人の総合評価:
9.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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オカルティズムとサイエンスという、一見対極にある思想を同居させ、物語としてまとめあげており、壮観なラストに唸る。
ストレートに「宇宙ヤバイ」を体感できるSFはやっぱいいね。あと、スキンヘッドのおばさんが主人公というのも斬新で好き。
詩的で美しい描写も見事で、思考実験的科学の解説もくどすぎず丁寧、エンタメとしての完成度も高い。次回作が読みたくなる作家さんだなぁと感じた。
ただ、まぁこれは作品への文句というよりも選評との解釈違いというか……この作品がラブロマンスかと言われると少しズレているような気がする。もう大人になってしまった自分などは、恋愛ってリビドーが伴うものじゃないの?なんて不純な意見が口をついて出る。そしてそんな性的なものを取り込んでしまうと「奈落の淵で孤独を分かちながら、それでも同じ時間軸を生きられない男女(つまり明らかな年齢差が生じてしまう)がお互いに惹かれ合う」というテーマは合法で描ききれない。一応、こういったデリケートな点に対してはいわゆる然るべき否定の文言がしっかり加えられているので問題ない。
熟したこころを捨て、若返ったつもりで今一度「恋愛」を捉え直すか、あるいは魂の交流とでもしておくワンクッションがあったほうが違和感がないのかもしれない。これを無邪気にラブロマンスと言ってしまうと、恋愛観がウブすぎて逆に最後のトンデモ展開が都合のいいものに感じてしまう人はいるかも。