ピンクとグレー

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種別
長編
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あらすじ

2014年02月25日 ピンクとグレー (角川文庫)

大阪から横浜へ越してきた小学生の大貴は、マンションで同い年の真吾と出会う。性格は全く違う2人だったが惹かれあい、親友に。やがて高校生になった2人は、雑誌の読者モデルをきっかけに芸能活動をスタート。同居も始めるが、真吾だけがスターダムを駆け上がっていくことで2人の仲は決裂してしまうが…。ステージという世界の魔法、幻想に魅入られた幼なじみの2人の青年の愛と孤独を鮮やかに描いた、切ない青春小説。(「BOOK」データベースより)

評判

ピンクとグレーの評価:

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ピンクとグレーの総合評価:

7.87/10点 レビュー 104件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.104
(5pt)

遺作とも見紛うような、魂の作品。

これを現役アイドルが書いたのは まずい感じがしてくるくらいすごい。まるで遺作のつもりかのような物凄い気迫で、読後に著者が現在も生存しアイドルを続けていることを調べて安堵した。

“甘美で、絢爛で、絶望的に素晴らしい世界(芸能界)”に魅せられ溺れる人間の哀しさや慄然とするほどの享楽を、その至る結末を、ここまで描いて"しまった"作品は、少なくとも国内ではほかに並列するものがない。
処女作にして渾身の一撃とはまさにこの事。文章はやや荒削りかもしれないが、一読して、そんなことはもはや問題ではない。
「絶望的に素晴らしい」世界。人間としての葛藤や解離を凌駕するほどの抜け出せない美しさがその世界にはあるらしい。その絶望的世界で自己を持って生きることは相当に難しく、それでも魅せられてしまった彼らは麻薬的なその世界に求愛するため、求められた物語を飲み込んで魂を殺し神格者になろうとした彼らが理解に至る美学の到達点を、甘美に描いてしまった。

フィクションではあれど著者自身の思考が大いに反映されている作品。著者にとってはアイドル最後の思い出作りのつもりだった作品であり、同時に自らに未だ闘志が燻っているか、燃やすことができるか自らの奮起を最後に試す、自らのために書いた『衝動』の作品であったと、そして執筆後に自身の性格に変化があった、と後に著者が語っている。そのことは、魂の全てを投じたであろうことは、その筆致から明らかである。
ピンクとグレー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ピンクとグレー (角川文庫)より
404101218X
No.103
(5pt)

見くびっていてすまん

アイドルが書いた小説だとずっと食わず嫌いをしていたが読んでみて驚いた。

アイドルが書いたというのを上手く使って、芸能の世界を舞台に話を綴っている。デビュー作としては完璧ではないだろうか。あまりに面白いのですぐに彼の他の作品もamazonで注文したくらいだ。
ピンクとグレー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ピンクとグレー (角川文庫)より
404101218X
No.102
(5pt)

まさかまさかの連続

ジャニーズの方が書いたというだけで遠ざけていましたが、映画化もされて、面白いのかなとなんとなしに手に取った一冊。読んでみたら、面白い面白い。何で今まで読まなかったのか。
最後まで読んだ時、満足感がすごかった。
才能の塊。すごいですね、この方。
この方の他の作品も読んでみたい。
ピンクとグレー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ピンクとグレー (角川文庫)より
404101218X
No.101
(4pt)

デビュー作にしては完成度高い

加藤シゲアキさんの作品は、好きで大半の物は読んでいる。昨日の直木賞も彼が採れるのではないかと期待したが、惜しくも逃してしまった。でもデビュー作でこれ程の作品が出せるのなら、賞採りも間近であろう。作品は芸能界に身を投じた2人の青年の明暗を通して、いかに第一線で演じきることの難しさ、また人間の弱さを描いているが、終末はあまりにも過酷な運命に翻弄される2人の最期を見事に現しており、本当に将来性のある作家を久しぶりに発掘した満足感で一杯になった。個人的には閃光スパイラルの方が好みだが、この作品も彼の通過点としては悪くないと思う。
ピンクとグレー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ピンクとグレー (角川文庫)より
404101218X
No.100
(5pt)

なかなか面白い

結構奥行きのある作品。読むにつれ入り込んで行った。
ピンクとグレー (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ピンクとグレー (角川文庫)より
404101218X

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