忘却の河
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あらすじ
1995年6月19日、名門高校の教師申明(シェン・ミン)は何者かに殺された。殺害された生徒と恋愛関係にあったのではないかと疑われていた直後のことだった。慕っていた生徒や同僚、そして婚約者の谷秋莎(グー・チウシャー)からも見放されて――。先に起きた女子高校生殺人事件との関係などが疑われたが、結局真相はわからず事件は未解決となった。時は流れ、2004年。谷秋莎は訪れた小学校で、すらすらと漢詩を暗誦する小学3年生司望)スー・ワン)と出逢う。父が経営する私立学園の良い広告塔になると思ったのだが、次第に司望に執着していく秋莎。ある日、ふたりは廃車のトランクから死体を発見する。それはあの申明の旧友の死体だった。忘れたはずの因縁が甦り、そして司望にちらつく申明の影。天才小学生は申明の生まれ変わりなのか? いま、輪廻が巡り始める――。 中国のスティーヴン・キングが描く、異色の輪廻転生ミステリ。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
忘却の河の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
忘却の河の総合評価:
10.00/10点 レビュー 2件。
感想一覧
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中国のスティーヴン・キングの肩書きにまんまと釣られて読んでみましたが、なかなかよかったたです。当然ながら登場人物は中国人の名前にカタカナの振りがついているわけですがページが変わるごとにまた振り仮名がついていて日本人にも読みやすい工夫になってます。
本書のフランス語版を3人の訳者が日本語に訳した上に監訳者が見直すという力の入れ方で、違和感なく読むことができます。
ストーリーは恋愛含みのミステリーです。ただ、本作に関してはキングというよりは「中国の東野圭吾」といったほうが近いストーリーです。ボリュームがしっかりありますが、中だるみ感もなく、最初から最後までスムーズに読めました。
最近の下手な日本人作家はラノベまがいのミステリーばかりで国力の衰えとともに日本文学の衰退もいやでも感じさせられます。
違う出版社から出ている「幽霊ホテルからの手紙」も読みましたが、個人的には本作「忘却の河」のほうが気に入りました。