地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険
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あらすじ
鈴木勢太、性別男、33歳。未婚だが小学5年生の子持ち。北海道札幌方面西方警察署刑事課勤務……のはずが、暴走車に撥ねられ、次に気づいたときには……「スマートスピーカー機能付きロボット掃除機」になっていた! しかもすぐ隣の部屋には何故か中年男性の死体が。どんなに信じられない状況でも、勢太には諦められない理由があった。亡き姉の忘れ形見として引き取った姪・朱麗のことだ。朱麗の義父だった賀治野は、姉と朱麗に暴力を働き接近禁止命令が出ていたが、勢太がそばを離れたとわかったら朱麗を取り戻しにやってくる。勢太の目覚めた札幌から朱麗のいる小樽まで約30キロ。掃除機の機能を駆使した勢太の大いなる旅が始まる。だが、行く手にたちはだかる壁、ドア、段差! 自転車、子ども、老人! そして見つけた死体と、賀治野と、姉の死の謎! 次々に襲い掛かる難問を解決して小樽に辿り着き、勢太は朱麗を守ることができるのか。(「BOOK」データベースより)
外部リンク
評判
地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険の評価:
7.00/10点 レビュー 3件。 B ランク
地べたを旅立つ 掃除機探偵の推理と冒険の総合評価:
7.00/10点 レビュー 7件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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狭い意味でのミステリ要素的には、弱いかもしれない。
しかし何と言っても、ストーリー的に面白い。
先が見えない展開で、掃除ロボットの冒険を応援したくなる話など、確かに初めての経験だ。
とはいえ、ミステリでないのかというと、そういう訳でもない。
ミステリの一面として「限られた条件下で何ができるか、徹頭徹尾検討する」というものがあるなら、これほど最初から最後までそれに徹した小説も珍しい。
考えてもみてもらいたい。
作中、大小取り混ぜいろいろな事件、出来事が起きて、そのすべてに主人公は真剣に頭を働かせるのだが。
何よりも中で一番の難題が「いかにして掃除ロボットが、人に見つからず、三十キロの公道を規定時間内に走破できるか」という愉快極まりない(と言ったら本人に申し訳ないが)もので、それに必死に挑戦する話なのだ。
こんな楽しい読書体験をさせてくれるミステリを、他に知らない。