百年の轍
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種別
長編
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あらすじ
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評判
百年の轍の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
百年の轍の総合評価:
9.86/10点 レビュー 14件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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登場人物のキャラクターにも親しみ・愛着をとても感じ、作品の時代背景、舞台、テーマも新鮮で著者が書きたかったことが
読み進めていくうちにひしひしと伝わってくる。
いつしか物語に溶け込んでいく自分がいた。
作品の中の登場人物、矢島泰介を見ると今から10年以上前に亡くなった祖父を思い出す。そしてその子孫が私自身と重なり物語がメタファーのように『林業』という題材を通して作品の醍醐味を私に語りかけてくる。
戦後に生まれ比較的裕福な時代・環境で育った私は、作中の過酷な戦争を生き逃れた矢島泰介と岩城智也が作り出した『物語』に魅了される。
読後も『記憶』として読者の私の頭に鮮明に残り続け、受け継がれていく。
そして『百年の轍』はぜひ私が現在、最も老若男女にレコメンドしたい作品である。
辞書・予備知識がなくても楽しめる読みやすさと登場人物の豊かでバラエティーに富んだ愛着感、そして各チャプターごとに舞台や時代・世代が
見事に移り変わる技巧・趣向が凝らされていて、読んでいて飽くことがない。
そして本を購入した時に疑問にあったタイトルの『百年の轍』の意味を理解した時鳥肌が立ち感動を覚えた。
ノンフィクション小説であるこの『百年の轍』の世界もリアリティがある。
九州に行った際にはぜひ『日田』に立ち寄りたいと思う。
私は開放隅角緑内障という不治で末期の眼病患者です。
世の中には私のような目の病気や障害を持った人だけではなく例え本を手にしても読むことが出来ない方も多くいる。
失明する前にこの本を読むことが出来たことが幸いだったことを最後に訴えたかった。
再度『百年の轍』を読み返すことが出来るよう願ってやまない。