笑う仏(ラッティング・ブッダ

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長編
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あらすじ

2020年08月03日 笑う仏(ラッティング・ブッダ)

軍靴の足音が迫る日中戦争勃発直前の北京、狂乱の宴に酔いしれる十三人の男女が次々と惨く静かに死んでいく。神出鬼没の大男"笑う仏"の目的とは……。(「BOOK」データベースより)

評判

笑う仏(ラッティング・ブッダの評価:

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笑う仏(ラッティング・ブッダの総合評価:

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No.1
(3pt)

B級だけど、戦前の中国社会の描写が良い

娯楽小説としてそれなりに読めますが、粗もそれなりにある小説です。
例えば、登場人物はやたらと多いのですが、描写が乏しいのでどのような姿かたち、性格なのかが伝わってこない人が多いので混乱しました。なにせ推理の途中で、何人かはこの人たちが犯人のはずはない、と割り切られてしまいます。また、山中の僧院で事件が起こりますが、そもそもそこに何人のゲストが泊まっていたかもはっきりしません。
また、出版年(1946年)を考えると仕方が無いかもしれませんが、軽いアジア蔑視も入っています。
とはいえ、作者自身に滞在経験もあったという戦前の中国社会や、西洋人から見た東洋への違和感といった描写など、本作でしか味合うことの出来ない面もあります。
ミステリとしては粗が目立ってしまうB級作品かも知れませんが、ミステリ好きなら一種の珍品として読んでも損は無いと思います。
蛇足ですが、作者は有名なシャーロッキアンとのことですが、本作にはホームズ風味はあまり無かったと思います。
笑う仏(ラッティング・ブッダ) Amazon書評・レビュー: 笑う仏(ラッティング・ブッダ)より
4846019578

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