カケラ

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種別
長編
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あらすじ

2023年01月20日 カケラ (集英社文庫)

少女の死をめぐり、食い違う人びとの証言。美容外科医が真実の行方を追うミステリー長編!『この作品の中には小さな「私のカケラ」があちこちに埋め込まれていて、湊先生の手によって、とても立派な「根も葉もあるウソ」に育てあげられているのです。』医師 友利新さん推薦!!美容外科医の橘久乃は幼馴染みの志保から「痩せたい」という相談を受ける。カウンセリング中に出てきたのは、太っていた同級生・横網八重子の思い出と、その娘の有羽が自殺したという情報だった。少女の死をめぐり、食い違う人びとの証言と、見え隠れする自己正当化の声。有羽を追いつめたものは果たしていったい――。周囲の目と自意識によって作られる評価の恐ろしさを描くミステリー長編。(「BOOK」データベースより)

評判

カケラの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク

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カケラの総合評価:

6.10/10点 レビュー 80件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.80
(2pt)

いいのかわからない

会話で成り立っているのが私には合わないのかな。
カケラ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: カケラ (集英社文庫)より
4087444732
No.79
(2pt)

いいのかわからない

会話で成り立っているのが私には合わないのかな。
カケラ Amazon書評・レビュー: カケラより
408771716X
No.78
(4pt)

第一章の頭わるそうな同窓生の語り口がいい感じ

体型ルッキズムを中心に、「ポイズンドーター」とも通じる母娘間の話とか、学内ヒエラルキーとかについてオーソドックスな藪の中スタイルで、関係者たちの独白によって徐々に自殺少女の謎に迫る。
第一章の「急激な中年太りに焦るアラフォー女性」の語り口がリアルでもありコントみたいでもあり、面白い。
カケラ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: カケラ (集英社文庫)より
4087444732
No.77
(4pt)

第一章の頭わるそうな同窓生の語り口がいい感じ

体型ルッキズムを中心に、「ポイズンドーター」とも通じる母娘間の話とか、学内ヒエラルキーとかについてオーソドックスな藪の中スタイルで、関係者たちの独白によって徐々に自殺少女の謎に迫る。
第一章の「急激な中年太りに焦るアラフォー女性」の語り口がリアルでもありコントみたいでもあり、面白い。
カケラ Amazon書評・レビュー: カケラより
408771716X
No.76
(5pt)

すっきりした

私自身が容姿に意識を向ける10代女性だからこそ読んでよかったと思いました。今の10代は多くがスマホを通して美容に以前より詳しくなっていると思います。メイクやアイプチといった気軽なものから整形、そのためのお金の稼ぎ方について興味を持つ子も少なくないはずです。その興味の大半は「もっと美しくなって/可愛くなって、もっと幸せになりたい」というように、0の現状からプラスの未来へとの変化を望むものかと思いますが、その背景には自分が望むような幸せを手にしていない自分への強い不満足があると思います。
SNSの投稿を見て、人の容姿や生活を羨み「こんな風に幸せになれないのは私の可愛さが足りないせいだ」と思い込んで、痩せる、食事ができなくなる、整形がしたくなる。整形に詳しいアカウントを多くフォローして、整形していることがいつのまにか当たり前になる。整形が現実的な選択肢となる。もちろんこのような例だけではありませんが、私が知る整形への感覚の変化はこのように生じます。
今書いたほどではありませんが、私も同じような流れでルッキズムを強く内面化しています。みんなから可愛いと言われる人以外が自分の容姿を受け入れてしまって、可愛いとは言わないまでも満足するのは怠慢だと思い込んでしまっている部分がありました。少なくとも、自分が幸福になるには現状より良い容姿にならなくてはならないのだと思っていました。
しかし、作中の登場人物は多くが整形を希望する一方で大半が自分の元来の容姿には満足しています。生まれつきの美しさが損なわれてしまったので回復する、元々美しいけれどより美しくなる方法が見つかったから整形する、あるいは最初から自分の容姿を誇りこそしないが満足している人物も複数います。
整形や美への執着という自分にとって関心の強いテーマで描かれた作品ですが、各登場人物における不思議な自己肯定感が自分の心に積み重なって、安心という1つの形にまとまったような感覚になりました。
これまでも湊かなえさんの本は好きでよく読むのですが、湊かなえさんの作品には、人間的な醜さが鮮やかに描かれながらも根底に作品そのものによるこうした醜さの肯定がある気がして、その醜さに共感しながら勇気づけられる側面があると思います。読むたびに、自分の正しいところ、よいところを評価する自己肯定感とは別の、自分そのものを一旦受け止める気持ちができた気がします。
カケラ (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: カケラ (集英社文庫)より
4087444732

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