(短編集)

去にし時よりの訪人

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初版刊行(参考)
種別
短編集
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あらすじ

2019年04月17日 去にし時よりの訪人

狂乱し鬼と化す女。名桜を愛でる老貴族を襲った災難。暗躍する南朝の残党…。応仁の乱前夜、不穏な熱気をはらみつつ華やぐ京都で、人々の心の鬼が生む事件―立ち向かうのは、若き能楽師・観世小次郎信光と、その弟子・那智。だが、那智の謎めいた過去が、やがて影を落としはじめる。師を師とも思わぬ不遜な態度ながら、ただならぬ才気をまとい、剣をとっても滅法強い。そのくせやたら子煩悩。この男は一体何者なのか?混迷の時代に生きる人々の群像を活写し、選考委員の絶賛を浴びた第36回小説推理新人賞受賞作。応仁の乱前夜の京都。若き天才能楽師と訳あり弟子が、混迷の時代に渦巻く人間模様に挑む。(「BOOK」データベースより)

評判

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No.1
(3pt)

登場人物が生き生きとしていた

中世室町時代を舞台としたミステリー。表題作ほか2編を含む連作集。京都で人気の申楽座の役者小次郎とその弟子の那智のコンビが活躍する。「鬼女の顔」は第36回小説推理新人賞受賞作。

困窮する公家たちの様子や安定しない政治等の時代背景もしっかり読み取れ、内容紹介にもあるように文章も格調高く新人作家とは思えません。特に表題作は、物語の構成も練り込まれ、且つ南北朝の争いも背景にしたスケールの大きな歴史諜報小説という感じでした。
去にし時よりの訪人 Amazon書評・レビュー: 去にし時よりの訪人より
4575241679

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