メフィストの牢獄
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息切れの感あり。ローテの谷間といったところか。 残虐性もミステリ的な仕掛けも警察小説的なドラマも薄味。 例によっておおきく広げられた風呂敷もそのたたみ方にはキレがない。 このシリーズにモリアーティ教授は必要か? とはいえファンとしては捨て置けないし、最近主役を張ることが多かった彼があんな目に遭うなんて... | ||||
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毎年恒例になってきた文春文庫発スレイドの新作(但し原書は99年発表)、ミステリーファンとしては十分、楽しめる内容になっています。但し、苦言を一言!!帯にカナダのディーバー?的なセールス文字がありますが、全く似通ってないと思いますよ??ディーバーにも失礼ですし、スレイド本人にも同じく失礼でしょう。洗練されたプロットとジェットコースター的な展開の速さが魅力なディーバーに対し、スレイドは物語の展開が読めない面白さは通ずるものの、大量数殺人、数々のトリック、孤島物、密室物、オカルト物等、逆に整理、整頓が出来ていない大胆な荒々しさに大きな魅力があるんで合って、全く作家のポジションが違うでしょう。出版不況のあおりで作品を売りたいことは分かるのですが、実際かなり違うと思いますよ。今回も、シリーズを通して準主人公的人物が、こんな可愛そうなことにと、ハラハラさせられます。シリーズも文春さんに移って4作目ですし、一定の評価があるから発売が続くのでしょうから、ちょっと余計なお世話でした。 | ||||
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ようやく出たマイケルスレイドの邦訳新作。原著は99年って時代性がちょっと重要かも。 スペシャルXの活躍が主だった今までのシリーズとはだいぶ変わって、本作はテロリスト“メフィスト”と、警察官の個人戦。 ニックの受難は引き続き……(涙) とはいえ伝奇モノなテイストはオヤクソク。今回はドルイド教やストーンヘンジについて。 現実的なホラーも相変わらず。エボラ出血熱ってコワイヨ…… 現実的ってことで、原著の99年てのが大きいと思う。95年にアメリカや日本で大きなテロがあって、そして911からアフガン・イラクへの戦争に至るその狭間の時間。政治ではなく宗教的な情熱を持ったテロが横行する時代。 メフィストが掲げる主張もまた、ある意味、非常に宗教的なのだから。 翻訳文で小難しい漢字が濫用されるのは残念。 知的でドライな小説にはあんまり合わない気がするのだけど。 あと、惹句の「カナダのディーヴァー」ってのも、ディーヴァーを知らない私には蛇足に感じた。 | ||||
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