その日、朱音は空を飛んだ
- 青春小説 (221)
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フェアな視点で見れば特定の一個人だけが悪い訳でない状況で その特定の一個人だけが特に割をくう (周囲の人間が完全無傷とは言わんが一番わりくったのは当然あの人) それは確かに現実かもしれんが しかし本書にはそんな現実に対し 対案も代案もなく 被害者(彼女が完全無罪とは勿論言わんが、結果論とは言え過剰断罪された形になったのは確か)への哀悼や 加害者への義憤も感じられないので しかしそこが逆説的リアリティなのかも ただそういう社会や世界で生まれた 目に見えないかたちで様々に姿を変えたひずみは 比喩的な意味での瘴気となって ある意味公平な不公平性でもってランダムに四散する それは天災と違い もし社会や世界がもう少しまともだったら四散しなかったかもしれないモノ ある日それをくらうのは私かも知れないし 或いは そう、例えば現実的に言うと 最近ある事務所が特に有名ですよね つまりそういう事です ハンターハンター風に言うと 「それだけの事」 リアリティという点では確かにアリなので、 個人的心情としましては、 大嫌いな作品ですが 例外的に (私は基本、普段は本気で嫌いな作品には星三つ以上はつけないのですが) 星三つといたします | ||||
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率直に面白かったです。それだけに、誤字ぽいのが2か所ほどあったのが気になって気になって・・・完全にはのめりこめなかったです。誤字というか誤植というか、人名間違いでしょって・・・ | ||||
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ありがとうございました。 | ||||
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章ごとに視点の変わる群像劇だけど、正直、男子2人とモブの視点には違和感を感じました。その人物達に同調して書いたのではなく、上っ面を見て想像して書いたんだろうなと。 だけど、終盤の2人は、作者の主張したいことと重なったのか、すごく感情移入されているのがわかります。途中で読むのをやめなくて良かったです。 各章の終わりに明らかとなるサブタイトルが秀逸です。とくに「この物語に探偵はいらない」。スッキリ解決して終わるものではないという、宣言のように受け止めました。 スクールカースト。生徒たちが別々にグループを作くるのは良いのですが、それを順番づけしてるのが滑稽ですよね。上位グループって、所詮、自称なんですよ。彼らが下位扱いしてるグループって、別にコソコソしているわけじゃない。ただ好きなことをしていて、自称上位の対局にいるだけ。 私自身は夏川莉苑と立ち位置が似ていて、その心情が良くわかりました。弱さを隠すための友情に縛られたくないから自由に漂うし、人は良いけど、誰かに陥れられそうになったら反撃しますって。 最後にぶっちゃけ、近年の学生なら自分が死んだ後に遺書を隠蔽されることを考えるのが当たり前じゃないかな? 学校とか「遺書はありませんでした」というけど、どうなんだかって思う。だから、隠蔽されないように複数用意するのがリアルだろなあって思うんです。 | ||||
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「最後の一頁、歪められた青春の真実が逆転する。」 この謳い文句と冒頭の夕焼けの描写に惹かれて購入しました。全体的に読みやすさはあるものの、この部分の遣り取りは本当に必要なものなのだろうか?という疑問が浮かぶシーンもあり、異なる人物の視点から読み進めていく形式ですが、冗長に感じました。ラストに驚きの結末があると思いきや、既にネタバラシは少し前の段階でされているものなので驚きもなく、いじめをテーマにしているにはどうにも加害者側とされている方が理性的で筋の通った意見を持っているので、自称被害者の被害妄想の延長でしかないように思え、それは自称被害者視点でも全く変化はなかったです。自殺によって影響を受ける高校生の物語というより、コンプレックスを抱えた高校生の自殺を通して変化した日常の一幕という方が適切な気がしますが、リアリティはあるもののそれぞれのキャラクターに余り魅力を感じられず、他の方のレビューにもあるように「だから何?」が感想としてもいちばんしっくり来る一言のようにも思えます。この本から得られることがあるとすれば、飛び降り自殺は途中で気が変わっても止めることが出来ないからやめよう、という点くらいでしょうか。そもそも学校の屋上から飛び降りて即死することは稀な気がしますが。 | ||||
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