石黒くんに春は来ない

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種別
長編
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あらすじ

2019年12月05日 石黒くんに春は来ない (幻冬舎文庫)

学校の女王・京香に告白し振られた石黒くんが意識不明の重体で発見された。クラス全員に失恋をバラされたショックによる自殺未遂かと思われたが、学校は知らん顔。しかし半年後、名ばかりの偽善グループライン「石黒くんを待つ会」に、病院で眠り続けているはずの本人が参加し大混乱に。“復活”は復讐の合図!?弱肉強食だった教室の生態系が崩れ出す。(「BOOK」データベースより)

評判

石黒くんに春は来ないの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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石黒くんに春は来ないの総合評価:

6.93/10点 レビュー 15件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.15
(3pt)

オチがすっきりしない

単行本は読んでおらず、この本だけの感想です。
終盤までは楽しく読ませていただきましたが、真犯人(首謀者)の本当の狙いや心情が理解できずにもやもやとしてしまいました。そして読み終わった後に表紙カバー絵を見返して「なぜ彼が表紙なの?」とさらに首を傾げてしまいました。全体的にすっきりしない終わり方でしたが、逆に想像の余地もあるのかもしれません(ミステリーならばスッキリさせて欲しいところですが)
石黒くんに春は来ない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 石黒くんに春は来ない (幻冬舎文庫)より
4344429206
No.14
(2pt)

狭い世界のくだらない復讐

面白くない。
スクールカーストの上位と下位の対立、そして下位の復讐が描かれているが、上位の傲慢さが中途半端なせいで、下位の復讐の正当性が弱い。
作者は意図的に下位の主人公を絶対的な正義にしないよう書くことで、下位の復讐に「正義に酔っている集団心理の恐ろしさ」を表現しようとしている。
だがそれは逆に誰にも共感できないという結果をもたらしている。
下位の心理描写は卑屈で、これもまた共感から遠い。

共感ができないので、読者は第三者の視点から復讐劇を眺めることになるが、
カースト上位を蹴落とすという主人公たちの目的を客観的に見たとして、
それは陳腐な行動にしか見えず、つまらないことをやってるなとしか感じない。
とにかく高校生の教室は世界があまりにも狭すぎる。
その世界の閉塞感は、現役の高校生からすればリアルなのかもしれないが、
大人になればただの狭い数メートル四方の空間でしかない。
そこでのいざこざを、キャラへの共感なしに眺めるのは、個人的には退屈でしかなかった。
石黒くんに春は来ない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 石黒くんに春は来ない (幻冬舎文庫)より
4344429206
No.13
(4pt)

単行本と文庫本の読み比べのために購入しました。

単行本とは違うストーリーの、同じ題名の本。単行本から、文庫本へと読み比べました。どちらも面白いが、個人的には単行本の結末が好きでした。
石黒くんに春は来ない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 石黒くんに春は来ない (幻冬舎文庫)より
4344429206
No.12
(4pt)

真に怖いのは?

大雑把にまとめるなら、スクールカーストにおける下克上、無自覚で残酷ないじめへの敵討ち、となるのだろうか…

最後まで引っ張る謎も、ミステリとしてはよくあるパターンで、驚きは少ない。

この話の中での下克上、敵討ちを爽快と感じるのはちょっと短絡的な捉え方に思えて…正義の仕返しが実は同じ穴の狢とも言える集団での暴力に堕していないか?と背筋がモゾモゾし、居心地の悪い気分になる。それこそが作者の狙いかも?

最後に種明かしされる問題の彼の本心と真相から分かるのは、どんなに親しい間柄だとしても他者の心の奥底はその本人にしかわからないという身も蓋も無い真実。

主人公たちの担任が、かなりデフォルメされた酷い先生として描かれていて、作者は学校とか教員に対して恨みでもあるのかな?と思ってしまった。

いじめの問題を扱った先行作品としては、山田詠美の『風葬の教室』、村上春樹の『沈黙』などを勧めたい。スクールカーストやLINEを上手く使って新味を出しているところは、この作品の手柄だと思う。

やはり、響けユーフォニアムシリーズのほうが、個人的には好きだな。
石黒くんに春は来ない Amazon書評・レビュー: 石黒くんに春は来ないより
4781614884
No.11
(5pt)

単行本版と異なる結末

単行本版を加筆修正した本作は、単行本版よりも暗いラストとなっています。
読む順番としては、単行本版→本作を強く勧めます。
それぞれの登場人物が、それぞれの大義名分、正論を元に、閉鎖された学校の中で
狂っていく様は、残酷です。目的を達成するために手段を問わないと、どうなるか、
分かってしまう。
ドロドロ青春物を読みたい方、お勧めです。
石黒くんに春は来ない (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 石黒くんに春は来ない (幻冬舎文庫)より
4344429206

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