六つの奇妙なもの



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初公開日(参考)2006年09月
分類

長編小説

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六つの奇妙なもの (論創海外ミステリ)

2006年09月30日 六つの奇妙なもの (論創海外ミステリ)

真っ暗な部屋、すすり泣き、死者からの声。ロンドンのとある屋敷で夜な夜な開かれる降霊会。ひとりの若い女性がその妖しい魅力に絡めとられてしまった。彼女はいつしか霊媒として能力を発揮するようになり、しまいには幻覚が容赦なく襲い、意識が混濁し、容貌はゆがんでいった。彼女の運命は婚約者と一人の医者に託された…。不可能犯罪、錯綜するプロット、迫力の逃亡劇、そして最後に明らかになる驚愕の真相。夭折した作家スプリッグの遺作をお届けする。 (「BOOK」データベースより)




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六つの奇妙なものの総合評価:8.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(4pt)

オカルト小説風味で精神医学を取り入れた異色サスペンス推理の逸品です。

イギリス・ロンドン生れで生涯に7編の長編を残してわずか30歳の若さで戦死された天才作家スプリッグの死後に刊行された遺作で本邦初紹介作です。本書の帯には不可能犯罪と大きく書かれていますが、読み進める内に作者の本領は複雑なプロットを構築して強烈なサスペンスを盛り上げ手に汗を握らせ、最後まで読者の興味を持続させる手腕にあると感じました。本書のあらすじとしては、ある貧乏で薄幸の若い女性が魅力的な霊媒師や精神科医と出会い、謎の陰謀に巻き込まれ誘拐監禁されてしまいますが諦めずに粘り強く脱出しようと苦闘するサスペンス劇と、奇妙な霊媒師の不可能状況での毒殺死の謎を捜査する正義感の強いモーガン警部の活躍が描かれます。殺人方法のトリック自体は平凡で解決も直感で思いつくという呆気ない物ですが、複雑に練り上げられた極悪非道な犯罪の全貌が明らかになると嫌悪を催され慄然たる思いに駆られます。若い女性マージョリーの不安に恐れおののく心理描写が丹念に書き込まれており、読者は感情移入して途中で頁を繰る手を止められずに、のめり込んで彼女の運命を追いかけるでしょう。恐らくサスペンス小説の優秀な書き手として大成したであろうと思われるだけに、作者の早過ぎる死が非常に惜しまれてなりません。本書を読んで新たに知られざる天才作家の存在を教えられ、他の未訳長編6作も機会があればぜひ読んで見たいと思わせられました。
六つの奇妙なもの (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:六つの奇妙なもの (論創海外ミステリ)より
4846007405
No.1:
(4pt)

オカルト小説風味で精神医学を取り入れた異色サスペンス推理の逸品です。

イギリス・ロンドン生れで生涯に7編の長編を残してわずか30歳の若さで戦死された天才作家スプリッグの死後に刊行された遺作で本邦初紹介作です。本書の帯には不可能犯罪と大きく書かれていますが、読み進める内に作者の本領は複雑なプロットを構築して強烈なサスペンスを盛り上げ手に汗を握らせ、最後まで読者の興味を持続させる手腕にあると感じました。本書のあらすじとしては、ある貧乏で薄幸の若い女性が魅力的な霊媒師や精神科医と出会い、謎の陰謀に巻き込まれ誘拐監禁されてしまいますが諦めずに粘り強く脱出しようと苦闘するサスペンス劇と、奇妙な霊媒師の不可能状況での毒殺死の謎を捜査する正義感の強いモーガン警部の活躍が描かれます。殺人方法のトリック自体は平凡で解決も直感で思いつくという呆気ない物ですが、複雑に練り上げられた極悪非道な犯罪の全貌が明らかになると嫌悪を催され慄然たる思いに駆られます。若い女性マージョリーの不安に恐れおののく心理描写が丹念に書き込まれており、読者は感情移入して途中で頁を繰る手を止められずに、のめり込んで彼女の運命を追いかけるでしょう。恐らくサスペンス小説の優秀な書き手として大成したであろうと思われるだけに、作者の早過ぎる死が非常に惜しまれてなりません。本書を読んで新たに知られざる天才作家の存在を教えられ、他の未訳長編6作も機会があればぜひ読んで見たいと思わせられました。
六つの奇妙なもの (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:六つの奇妙なもの (論創海外ミステリ)より
4846007405



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