不確定世界の探偵物語



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初公開日(参考)1984年08月
分類

長編小説

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不確定世界の探偵物語 (創元SF文庫)

2007年07月01日 不確定世界の探偵物語 (創元SF文庫)

ただ一人の富豪が所有する、この世に一台きりのタイムマシンが世界を変えてしまった。過去に干渉することで突然、目の前の相手が見知らぬ人間に変わり、見慣れた建物が姿を変えてしまうのだ。おれは私立探偵。だが、常に歴史が変わる―現在が変わりつづけるこの世界で、探偵に何ができるというのだろう。そのおれが、ある日、当の富豪に雇われた。奴は何者?空前絶後の時間SF。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

不確定世界の探偵物語の総合評価:8.10/10点レビュー 10件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

不確定世界の探偵物語の感想

著者初読み。世界に一台だけあるタイムマシン、それを動かせる人間も一人しか居ない。すなわちその人物は自由に過去を改変出来る「神」とも言える存在な訳です。そんな世界で私立探偵をしている男を主人公としたハードボイルド。タイムマシンで過去を変える事がタブーでは無い、と言う設定は斬新で、話をしている相手が目の前で別の人物に「異化」する事もある。何も信じられない異常な世界なのに、ちゃんとSFハードボイルドミステリーになってました。34年前に書かれた作品ですが古さは余り感じず、面白かったです。まあ不思議な物語でした。

なおひろ
R1UV05YV
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.9:
(4pt)

おもしろい読み物です。

ストーリー展開はおもしろいので、とても
いいのですが、世界感が難しくて、最後まで理解できないことがたくさんありました。SFとしては難しいのですが、読み物としてはお勧めです。
不確定世界の探偵物語 長篇SF&ハードボイルド (トクマノベルズ)Amazon書評・レビュー:不確定世界の探偵物語 長篇SF&ハードボイルド (トクマノベルズ)より
4191529676
No.8:
(5pt)

正統派。ノスタルジーを感じるが、決して古くはない。

自分は小学校中学校時代、SFで育ちまして。 その時代のオーラをそこはかとなく感じます。希望という名のオーラを。 人類はいずれ、宇宙を征服するだろう!みたいな。
しかし、決して古くない。 そこは安心して読んで頂ければと。
面白かった! 読んで良かったです。
不確定世界の探偵物語 長篇SF&ハードボイルド (トクマノベルズ)Amazon書評・レビュー:不確定世界の探偵物語 長篇SF&ハードボイルド (トクマノベルズ)より
4191529676
No.7:
(5pt)

久しぶりに

カッチリとした時間-次元SFを読んだと思う。これが35年も前に書かれたものか。時を超えて楽しめた。全てが現時点から動かずに示される時間-次元SF というのも面白い。
不確定世界の探偵物語 長篇SF&ハードボイルド (トクマノベルズ)Amazon書評・レビュー:不確定世界の探偵物語 長篇SF&ハードボイルド (トクマノベルズ)より
4191529676
No.6:
(2pt)

読む人を選びます

もっと重厚さを期待していましたが、アニメ小説の様でした。一応ルールはある様ですが、ほぼ何でもありの設定なので薄っぺらく感じて、いまいち話に入り込めなかったです。情景描写で細かいところもありますが、あまり重要な箇所ではなかったりとかします。もっと肝心なところを詳細に書いてほしかったりですね。また場面の移り変わりが唐突なので頭の中で整理がつかなくなることも……。若い人向けの小説なのでしょうか? おじさんにはこの小説は合わなかった様です。第三話で挫折しました。
不確定世界の探偵物語 長篇SF&ハードボイルド (トクマノベルズ)Amazon書評・レビュー:不確定世界の探偵物語 長篇SF&ハードボイルド (トクマノベルズ)より
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No.5:
(4pt)

一風変わった時間SF

SF作家の中では、有名な著者だが、作品そのものは今回、初めて読みました。
一言で表すならば、時間SFということになるのでしょうが、ミステリ好きとしては、探偵物語という表題の方に、興味を持っての読書でした。

タイムトラベルに関する小説は、H・G・ウェルズが、「タイムマシン」を発表して以来、多くの作品が書かれていますが、本作品の特徴は、過去の改変が許される世界を描いていることです。
一般的な時間SFでは、タイムトラベルによって、誰かが過去に遡り、起きなかったことを起こしてしまい、現在が変わってしまうのを、何とか防ごうという方向で物語が展開します。
ところが、本作品では、ひとりの大富豪がワンダーマシンという、タイムマシンを所有していて、勝手に過去を変えてしまいます。
そのため、現在の時点で、ある人物が、突然生き返ったり、街の風景が一変したりしてしまいます。

この不可思議が当たり前の世界で、探偵業を行っているのが、主人公のギブスンで、助手のジェニファーとともに、様々な事件と対峙していきます。
その活躍が8つのエピソードとして、本書には収められています。

彼らを待ち受ける事件の背後には、必ず、ワンダーマシンとそれを操るエドワード・ブライスという大富豪が潜んでいます。
つまり、エドワード・ブライスの正体と、ワンダーマシンの秘密を探っていく、というストーリーがすべてのエピソードを繋ぐ主題となっています。

1980年代の作品ということで、設定は、恐らくずっと未来のことなのに、何となく使われている電子機器が古めかしい感じがして、そこには少し違和感がありましたが、物語はスピード感に溢れており、楽しみながら、完読できると思います。

一風変わった時間SFとして、オススメします。
不確定世界の探偵物語 長篇SF&ハードボイルド (トクマノベルズ)Amazon書評・レビュー:不確定世界の探偵物語 長篇SF&ハードボイルド (トクマノベルズ)より
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