星夜航行
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
星夜航行の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
星夜航行の総合評価:
7.89/10点 レビュー 18件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ハードカバーの本をベッドで読むのは難しいですね。
でも、読み進めるうち、そんなこと言ってられないくらいひきづりこまれました。
会話部分も極端に少なく、硬い文章で森鷗外の読んでいるような気がしました。
舞台は戦国、徳川家康の長男・信康の小姓として側そばに仕えた沢瀬甚五郎は
罪無くして故郷を追われ、堺、薩摩、博多、呂宋の地を転々とする。
海商人として一家を成した頃、秀吉の朝鮮・明国への無謀な侵略に否応なく巻き込まれる。
この本ではかなりの部分をさいて小西行長、加藤清正ら秀吉軍の
傍若無人な侵略も様子が丁寧に描かれている。
『この戦乱で最も苦しんでいるのは、衆生、下々の民である。この朝鮮でも、日本でも、
恐らく明国でも、最も厄災をこうむるのは、いずこによらず民草なのだ。
この秀吉が起こした戦乱によって、親兄弟を殺され、夫や妻や子をうしない、
疫病は蔓延して皆飢餓に瀕している。』
九年の歳月を費やして書かれたこの小説は飯嶋和一の代表作になったことに間違いない。
近年の作家の中では出色の作家だと思う。