深夜の博覧会
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初版刊行(参考)
種別
長編
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4回
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あらすじ
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評判
深夜の博覧会の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク
深夜の博覧会の総合評価:
8.22/10点 レビュー 9件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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その他、Amazon書評・レビューが 9件あります。
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当時、実際に開催された「名古屋汎太平洋平和博覧会」が、本書のタイトルを含めて大きなモチーフになっていて、たとえば次のようなやり取りがでてくる。
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「このご時世に、よく“平和”と謳うことができましたね」 … 「陸軍が文句をつけたそうヨ … 平和の名を看板から下ろせって。でも名古屋市長の大岩勇夫が食えない政治家でネ。軍の横車を予想して、博覧会の総裁に東久邇宮稔彦親王を戴いたワケ」「そうか。親王殿下は陸軍大将でもあらせられる」「それで、陸軍の反対は却下されたワ」「海軍はどうなんですか」「こちらは最初から協力的だったの。 … 博覧会の目玉として魚雷発射の実演で参加するって」
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ただし、本書の猟奇事件の発生やその解決は平和博覧会に隣接した架空の建物内で起こるので、平和博覧会自体はあまり事件には関係しない。
また、平和博覧会をめぐっては、中国から参加した平津両市工商界物品陳列館の開館式でテープカットする予定だった北平(=北京)市長の張自忠が、目の前に満洲館が建っていることに抗議して開館式をボイコットすると言い出し、結局、満洲館の看板や国旗を一時的に外す対応をしたという、時代を象徴するような出来事があったのだが、本書は博覧会の会期末に近い時期の物語なので、その事件には触れていない。
ミステリーとしては、いろいろの伏線が回収されていくのが面白く、人情の描き方も上手でほろりとさせる場面もあるが、猟奇事件の複雑なからくりは、少々ご都合主義的な感じがしないでもない。