硝子の記憶

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種別
長編
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あらすじ

2018年02月08日 硝子の記憶 (光文社文庫)

夫・徹夫の元から逃げ出した実優は、二年たった今でも、暴力の悪夢を見る。徹夫からの追及を恐れていたが、ついに居所を突き止められてしまう。離婚を主張する実優に、夫の代理人である弁護士は、暴力などなかったと言う。事実を証明しようと、実優はかつて住んでいた街を訪れたが、自分が間違っていたことに愕然とする。彼女の記憶の深淵に隠された真実とは!?(「BOOK」データベースより)

評判

硝子の記憶の評価:

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硝子の記憶の総合評価:

7.33/10点 レビュー 3件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.3
(2pt)

ストーリーにやや無理がある。

夫の顔色を窺う主婦がDV夫から逃げ出して隠れながら生活を送るというストーリーはありがちなパターンですが、その生計をFXで稼ぎ出し、二年間で2,000万の利益を上げたり、DV夫が送り込んだ弁護士と渡り合ったり、弁護士と医者の卵の若者に女王様キャラで接したり、実優のキャラが序盤と明らかに変わり逞しくなっています。クライマックスも微妙でした。
硝子の記憶 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 硝子の記憶 (光文社文庫)より
4334776035
No.2
(4pt)

自分も知らない自分の「秘密」

誰にでも、他人に言えない「秘密」がある。自分は知っていて他人には言えない。そういう秘密だけではない。自分でも知らない自分の「秘密」。
夫から逃げて、東京スカイツリーを臨むマンションにひとり住む主人公の「板倉実優」。実優は繰り返しみる悪夢に悩まされていた。まったく同じ悪夢。そこにはいつも、燕と矢と川の浅瀬と許してという言葉で出てくる。
偶然、実優と知り合った若き精神科医、楡木俊介は、実優がストローを使ってアイスコーヒーを飲まなかったことにをヒントに、この謎を解いていく。実優の心の奥には、衝撃的な事実が隠されていた……ネタバレになるので、これ以上は書かないが。
作者は、フロイトの著作をよく読みこんでいる。そしてあのフロイトなら、たぶんこういう精神分析をするだろうなという部分も、面白く読める。心というのは、自分の内にありながら、自分のものではない。人間の心の、こうした不思議さと恐ろしさ。これと真剣に向き合ったミステリーだと言える。
硝子の記憶 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 硝子の記憶 (光文社文庫)より
4334776035
No.1
(5pt)

人生観が変わります!

何気ないミステリーの形式をとられていますが、この国の将来を危惧しつつも期待する、著者の素敵なメッセージだと思います。
立ち止まっている人、自分が停滞していると感じている人は一歩踏み出す勇気を頂ける書だと思います。

何度も繰り返し読まれることをお勧めいたします。
硝子の記憶 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 硝子の記憶 (光文社文庫)より
4334776035

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