唇にはレクイエムを



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初公開日(参考)2014年11月
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長編小説

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唇にはレクイエムを (ヴィレッジブックス)

2014年11月20日 唇にはレクイエムを (ヴィレッジブックス)

1922年ロンドン。人材派遣会社に登録するサラ・パイパーは驚いた。今回の依頼が、一年前に自殺した少女が出るという屋敷の調査だったからだ。渋々仕事を引き受けたサラは、ハンサムで風変わりな作家とその無愛想な助手とともに霧深い町へ赴く。なぜ少女は死んだのか?なぜ今もさまよい続けるのか?すべてが明らかになった時、サラはひとつの哀しい真実を知る…RITA賞ダブル受賞の注目作! (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(4pt)

ゴシック・ゴーストストーリーRITA賞2部門受賞作品です。

2013年RITA賞2部門「ロマンス色の濃い作品」「最優秀処女長編」とカナダ推理作家協会アーサー・エリス賞「最優秀処女長編」受賞のロマンス色の濃いゴシック・ゴーストストーリーです。
ロマンス小説ではなくあくまでも「ロマンス色の濃い」作品です。
時代設定は1922年(大正11年)第一次世界大戦後のイギリス。
独り人材派遣からの仕事で生計を立てる25歳のサラ、戦争で体にも心にも傷を負う作家アリステアと助手マシュー、戦友であるふたりは幽霊に関する調査を続けていて自殺したマディという名の幽霊の取材のためサラを雇うところから物語は始まります。
全体の雰囲気は重く暗いゴシック...なすすべもなく死なねばいけなかった幼く若い幽霊が恨みを晴らすお話が中心となり、そこに大戦で肉体的苦痛と心の闇に囚われたアリステアの「ぼくたちはみんな、戦争に行った。同じ戦争に。...でも、最終的にはそれぞれちがう戦争に行ったみたいになった。...」この言葉が重い、ほんとうに重い。
多くの死が語られるこの小説...読後感もあまり楽しいとは言いがたい。しかし、苦痛と哀切と怒りと絶望のまだ見えない向こうには心やすまる場所があるのかもしれないと思わせてくれるロマンスがちゃんと書かれておりました。
一人深夜読んでも後ろが気になるようなゴーストストーリーではないけれど...。
お薦めできるので☆4個頑張れヴィレッジブックス!
唇にはレクイエムを (ヴィレッジブックス)Amazon書評・レビュー:唇にはレクイエムを (ヴィレッジブックス)より
4864911770



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