キルマ1945



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    キルマ1945 (単行本)
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    初公開日(参考)2014年08月
    分類

    長編小説

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    キルマ1945 (単行本)

    2014年08月27日 キルマ1945 (単行本)

    特殊部隊「スティル・ブルー」に出撃命令が下った。出撃先は1945年沖縄のとある小さな島。刻を超え現代から送り込まれる隊員に、陰謀と試練と圧倒的な火力が待ち受ける!? (「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (5pt)

    話が進行するほど密度が急上昇

    瞬間転移による作戦を行う特殊部隊(というか実験部隊)「スティール・ブルー」。タイムスリップ技術を利用して終戦直前の沖縄の島に転送され作戦を行うというもの。突如発生した致死率・感染率とも異常に高い感染症に対応するため、その血清を持つと思われるその島の少女を助けるという目的だとされます。
     
     第一章で「スティール・ブルー」メンバーの紹介がされていて、精鋭部隊とはいうものの問題児ばかりのメンバーと彼らの「クソ上司」「サル博士」が描かれています。状況と命令の説明は割とあっさり目。
     で、第二章以後1945年8月にタイムスリップしてからは怒涛の展開です。

     一見穏やかながら不穏な動きを見せる村長。メンバーが遭遇する謎の少女。
     そこに現れる「来るはずのなかった」約200名のアメリカ海兵隊。対するはわずか6人(うち素人一名)とスクラップと変わらない貧弱な武器、
     その時点で作戦の真の目的が明らかにされます。そのあんまりな内容はありがちなだけに余計唖然とさせられます。

     そこで特殊部隊の本領が発揮され、となるわけですがさらにそこに予想を完全に超えた事態が発生。スティール・ブルーたちは窮地に追い込まれます。
     そこを何とかくりぬけてさらにさらに・・・・と最後の1ページまで予測が不可能な展開となります。

     密度の濃い展開が紙面で走り抜けていくのを楽しみたい方、是非ともおすすめです。
    キルマ1945 (単行本)Amazon書評・レビュー:キルマ1945 (単行本)より
    4041021359
    No.1:
    (5pt)

    圧倒的疾走感!

    唐突だが、すべての作品には固有のスピードがある。
    ゆっくりとした流れを持つ作品やテキパキ歩を進めることで本質を読み取れる作品もある。
    それらは作品“が”最大限「味わられる」ために用意した特殊な「鑑賞」なる意識のレイヤーだ。優れた芸術作品はこの固有な時間を以って人を別世界に引きずりこみ日常から切り離してしまう。
    人はこの異常な状態を求めて本を読み漁り映画館に通い美術館を徘徊し舞台の前に座る。
    それらの本質は現実から切り離れることにあるのだ。
    キルマ1945という作品はその点においてまるで類を見ない作品である。
    リアリティとフィクションの狭間にかかる橋を一気に駆け抜ける爽快感。設定もストーリー展開もそのすべてが作品固有の凄まじく速い時間に貢献しているのである。
    作品世界に惹きこまれることで体感する、滝のような時間の奔流が本作の最大の魅力なのだ。展開し、躍動し、留まり、一気に溢れ出る物語。
    怒涛の奔流の直後、映画館を出たとき、ジェットコースターを降りた直後、こけそうになったところを持ち直した瞬間の、胸が「すくっ」とするような読書体験がきっと味わえる。
    自分は本作を即席的だと言いたいのだろうか?そうかもしれない。
    事実自分はこのレビューの中で作品の内容についてほとんど触れていない。
    語る必要を感じなかったからだ。物語が時間のためにある以上、余計なあらすじは無意味である。
    それに即席的であるからといって本作の価値が下がることはこれっぽっちもない。
    一度見たらそれで最後、これこっきりという作品はあるものだ。
    当然愚にもつかない無意味な作品など山のようにあるが、本作は上記の疾走感という点で替え難いものがある。
    明日もわからない暗闇で足掻く兵士たちのようにのたうちまわる現代社会の中、本作は刹那的ではあるが一筋の光明と体感を与えてくれるはずだ。その先に意味、語りを見出すかは人それぞれだ。
    自分はまだ読書酔いが抜けていないが……。
    キルマ1945 (単行本)Amazon書評・レビュー:キルマ1945 (単行本)より
    4041021359



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