セオイ



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    初公開日(参考)2013年10月
    分類

    長編小説

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    セオイ (ハヤカワ文庫JA)

    2013年10月10日 セオイ (ハヤカワ文庫JA)

    「セオイ」―それは、悩める人々が最後に頼ると噂される謎の伝承技である。技の使い手の鏡山零二と助手の美優は、西新宿の裏路地に居を構え、人知れず老若男女を救っていた。だがある時、有名作家の事故死との関連でベテラン刑事に目をつけられ、執拗につきまとわれる。必ずしも無関係とは言いがたいのだが…。鏡山はやがて、美女連続殺人事件に絡んだ恐ろしい陰謀の渦中にのみ込まれていく―衝撃のデビュー長篇! (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

    セオイの総合評価:7.50/10点レビュー 6件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:
    (7pt)

    セオイの感想

    著者初読み。第三回アガサ・クリスティー賞最終候補作。他人の人格に一時的に入り込み、人生の軌道修正の手伝いをする。それが「セオイ」と呼ばれる伝承技で有る、と言う訳ですから、本作はSFエンタメなんですね。クリスティ関係無くないですか?、まあそれは置いといて、結構面白い作品でした。「セオイ」のシステムの設定が緩すぎるのは弱点、また登場人物の背景、起きる事件がそれぞれ重すぎて気が滅入る、本作の総合完成度は微妙。ただ、この奇抜な発想をデビュー作で仕上げたのですから、パワーと勢いを、そして先を読ませるセンスは感じた。

    なおひろ
    R1UV05YV
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (6pt)
    【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

    伝承技のセオイ

    伝承技の「セオイ」ってなにか拳法ぽいけど別に暗殺拳ではありません。その名の通り背負うことで、人生に絶望した人の生き方を救う技。

    序盤はセオイのエピソ-ドがいくつか入るが、別に本当に助けたいと思うようなかわいそうな人間が出てくるわけではなく、どちらかというと人生を舐め切ったムカつく野郎がセオイによって変わる様は、ちょっと良いかも。

    最終的には主人公の過去にまつわる展開になるのだが、どうしても展開が荒く都合が良すぎるし、ちょっとマンガになりすぎている。刑事がそんな簡単に情報を教えてくれたり夢物語みたいな伝承技を信じるわけないし。

    まぁ、デビュ-作という事だし物語自体は悪くなかったから次作に期待したい。

    タカタソン
    HU0OGV5Q
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.4:
    (4pt)

    スピード感のある作品。

    いいですね、このカンジ。
    少しだけ唐突な印象もありましたが初作なのに巧いと感じました。

    作家としてデヴューされる前からフォトシェアリングサイトでは「ストリートフォトグラファー」として有名な方で、何枚拝見させていただいたかも判らないほど、です。特に都会の一片を切り撮る能力に長けていらっしゃる方でしたので、その能力が文字での表現にも繋がっているのかと感じました。
    唐突な印象と書きましたが、本当はもっと詳密な情景描写や心情を書きたかったのではないかな、と丈氏の撮られた写真を思い出しながら考えました。
    きっとこれから、もっとすばらしい作品をリリースしてくれるのではないかと言う期待も込め★4とさせていただきますこと、何卒お許しください。
    セオイ (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:セオイ (ハヤカワ文庫JA)より
    4150311331
    No.3:
    (4pt)

    なかなか面白い着想の作品

    なかなか面白い着想の作品だと思う。悩める人々の人生を救う謎の伝承術『セオイ』。『セオイ』を操る鏡山零二と助手の美優が、『セオイ』から美女連続殺人の核心へと迫る。オカルトのような、SFのような、ミステリーのような、無国籍的な作品。

    悩める人の多き現代、人生が変えられるなら…などと思いながら読み進んだ。『セオイ』と美女連続殺人事件を巡る登場人物のつながりが余りにも都合良過ぎるような気がしたが、著者はデビュー長編ということなので、大目にみよう。
    セオイ (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:セオイ (ハヤカワ文庫JA)より
    4150311331
    No.2:
    (5pt)

    読み終えた後の清々しい爽快感が心地よい快作

    ミステリーを読んだのは初めてでしたが、読み初めからぐっと内容に引き込まれて、どんどんそのストーリーに飲み込まれて一気に読み終えてしまいました。
    他人の人生を背負うといういうこと、それはその人ならば絶対に口にしない言葉を発するという行為、絶対にできない行動を、その人の影からそっと背中を押すような仕事。
    そんなことでその人の人生がこれほど良い方向に導かれるという発想に驚きました。
    しかし話はミステリー。内容はそれだけにとどまらず、ストーリーの中で偶然発生したと思われるエピソードの中に、ふっと感じられる不思議なつながりが・・・。
    このあたりからストーリーは急展開し、疾走するかのように進んで迎える衝撃的な結末へ。
    フィナーレの激しい高揚感にもかかわらず、読み終えた後には、なんとも清々しい心地よさが残りました。
    セオイ (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:セオイ (ハヤカワ文庫JA)より
    4150311331
    No.1:
    (3pt)

    超能力ものかと想いきやインナースペースもの・・・

    インナースペースもの。自分が今、体験しているのが誰かの繋げたインナースペース内の出来事なのかどうか判らず、「本流」と呼ばれる現実世界からの影響が断片的に現れる辺りは殆どホラー。
    セオイ (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:セオイ (ハヤカワ文庫JA)より
    4150311331



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