密室殺人講座



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初公開日(参考)1990年07月
分類

長編小説

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密室殺人講座 (講談社文庫)

1993年06月30日 密室殺人講座 (講談社文庫)

地下室に人工的に造られた“孤島”の扉が再び開かれるのは72時間後。参加者はミステリー講座を主催する推理作家を含め、若い教え子七人。密室状態になった初日の夜、推理作家は死体となって発見された。異常な心理状態に追い込まれる参加者たち。しかし、それは次々と起こる事件の幕開きにすぎなかった。 (「BOOK」データベースより)




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密室殺人講座の総合評価:6.00/10点レビュー 2件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

密室殺人講座の感想

90年代の新本格物。たまたま検索していて見つけ、"密室"・"講座"のタイトルに釣られて購入です。

あらすじ通り、閉ざされた空間で連続殺人もの。誰が犯人で、どんなトリックで、目的は何なのか?と、コテコテの展開が楽しめます。お約束な展開そのままで隠れた名作なのでは……?と思いながら読みました。
ただ、300Pぐらいの本で、200P終盤まではワクワク・ドキドキ楽しめていたのですが、収束の仕方が盛り上がらず、残念な気持ちになりました。パズル小説としての展開は良かったのに妙に人間的になってしまったからでしょうか。キャラクターが無駄に不快になり、拍子抜けでがっかりでした。

"密室講座"も舞台の設定なだけで期待するようなものはありませんでした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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No.1:
(3pt)

新本格初期のブーム泡沫作の一編

90年に講談社ノベルスから出た本格推理長編となれば、この時期の新本格ブームに乗って出されているのだろうと思うが、この著者は当時で既に40歳後半の既に10年以上前にデビューしたオッサン作家である。
なので、クローズドサークルでのミステリ講座を舞台にした連続密室殺人事件とストーリーは設定は新本格そのものなのだが、何故か読んでいると隠しきれない旧世代感というかオッサン臭さがあって、そもそもこの著者はミステリー作家としてデビューした訳でもないため、どうにもこの当時の綾辻や我孫子らの若い世代の新本格系と比べると優等生過ぎるというか、若い故のマニアックな一歩間違えば稚拙になるギリギリのハッタリ感が薄いのである。
それなりにミステリとしての踏まえるべきポイントは全て抑えていて、更にどんでん返しまでやっているのに、何故かあまり盛り上がらないのである・・・。
解説では年齢と人生経験を踏まえた熟練作家ならではの豊潤さで、当時の若いだけの新本格作家には味わいがあると言っているが、それはどうだろうか・・・。単に突出した面白さがないだけの感が強い。
うーん、決して悪い出来ではないのだが、何故か面白さがあまり伝わってこないのである。旧世代作家が新本格に絡む困難さを実感してしまった。
密室殺人講座 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:密室殺人講座 (講談社ノベルス)より
4061814788



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