密室殺人講座
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密室殺人講座の総合評価:
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90年代の新本格物。たまたま検索していて見つけ、"密室"・"講座"のタイトルに釣られて購入です。 | ||||
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90年に講談社ノベルスから出た本格推理長編となれば、この時期の新本格ブームに乗って出されているのだろうと思うが、この著者は当時で既に40歳後半の既に10年以上前にデビューしたオッサン作家である。 なので、クローズドサークルでのミステリ講座を舞台にした連続密室殺人事件とストーリーは設定は新本格そのものなのだが、何故か読んでいると隠しきれない旧世代感というかオッサン臭さがあって、そもそもこの著者はミステリー作家としてデビューした訳でもないため、どうにもこの当時の綾辻や我孫子らの若い世代の新本格系と比べると優等生過ぎるというか、若い故のマニアックな一歩間違えば稚拙になるギリギリのハッタリ感が薄いのである。 それなりにミステリとしての踏まえるべきポイントは全て抑えていて、更にどんでん返しまでやっているのに、何故かあまり盛り上がらないのである・・・。 解説では年齢と人生経験を踏まえた熟練作家ならではの豊潤さで、当時の若いだけの新本格作家には味わいがあると言っているが、それはどうだろうか・・・。単に突出した面白さがないだけの感が強い。 うーん、決して悪い出来ではないのだが、何故か面白さがあまり伝わってこないのである。旧世代作家が新本格に絡む困難さを実感してしまった。 | ||||
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