事件記者コルチャック
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発売も知らなければ廃刊になってたことももちろん知らず、最近になってこの文庫の存在を知って物凄く悔しい想いをしました。でも中古とはいえ入手できたので良かった! 内容は大満足です。パイロット版の番組の存在は知っていたのですがどちらも未見だったので、この文庫で内容を知れてほんと嬉しい! それに、これは多分そうなんだろうなーという感じがしたのですが、翻訳の方が番組の吹き替え用台本とか、声優さんのアドリブや名調子などの雰囲気を極力再現しようとしてくれた気がします。見事に脳内にコルチャックの映像が蘇りました! かつての番組が好きだった方なら、絶対楽しめる内容です。中古で購入する価値はあります! | ||||
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なかなか新しい本できれいだから驚きました。、 | ||||
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B級ホラー映画のテイスト満載。気軽によめた作品。映像化も要チェックだ。 | ||||
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クレイジーケンバンドのギタリスト小野瀬さんがブログで紹介しているのを読んで即買い。だって、私もTVシリーズを見ていたんですもの。不思議なドラマでしたよねぇ、明確なオチはなくて“?”な余韻が残る。子供の頃に観たからかなぁ。ま、懐古はこれくらいにして。 面白かったです。TVドラマは当時流行のオカルトを(たぶん)前面に出していたように思いますが、小説はその部分(現代に蘇る吸血鬼とかね)も面白いけど、ハードボイルドは探偵だけじゃないよ、アクションはヒーロー達にお任せじゃないよ、と言わんばかりに、ちょいと自己中心的な(しかも初老にさしかかる)事件記者が奮闘しまくる姿が頼もしい。映像が浮かんでくる筆致です。 面白さを際立たせているのは筆致もあるけれど、サブキャラがいい。特に編集長のビンセントと大学教授のヘルムズ。傍若無人に見えても仕方がない主人公コルチャックが愛すべき人物でもあること、理屈が通った人物であることを示してくれている。 主人公コルチャックは、犯人は吸血鬼だ、不老不死を望む錬金術師だ、なんてのを記事にしようとして、それがまた事実なものだから、警察・司法や保守派・現状維持派から封じ込められるんだけど、それでも自分を曲げられない、抑えられない。コルチャックが原発を取材すると我々に知らされていない真実が・・・、なんてことも思いました(、オカルトチックということではなくて)。 | ||||
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1972年と73年に米国ABCネットワークで放送された2本のテレビ映画『The Night Stalker』と『The Night Strangler』のノベライズです。 ラスベガスとシアトルという大都市に現れた“怪人”を新聞記者カール・コルチャックが追います。 この二つの物語の中心に据えられるのは、怪事件の犯人であるモンスターとうよりは、タイトル・ロールであるコルチャックの奔走と苦悩です。 コルチャックが追う謎はあまりにも荒唐無稽に見えて、周囲の理解を得られません。警察には情報封鎖を強いられ、上司には記事をボツにされる。そんな憂き目に遭いながらも、彼が事件を負うのは、スクープを物にするという欲心からではなく、自分の記事によって市民生活を守るというジャーナリスト魂からです。 とはいえ、この物語は70年代の古き良き時代のテレビドラマの雰囲気そのままで、いささか古風にすぎる都市ゴシックです。1973年と74年に出版されたこの小説が40年もたった今になって復刻出版、そして日本語翻訳されたのも、ジョニー・デップ主演でリメイクの企画が進行しているからだとか。 私が手にしたのは、この小説が、私が愛してやまない作家リチャード・マシスンと大きな関わりを持っていると耳にしたからです。 原作者ジェフ・ライスの小説を脚色して『The Night Stalker』のスクリプトを書いたのがマシスンで、そのマシスンの助言で書き直したのがここに収録された『ラスヴェガスの吸血鬼』。そして『The Night Stalker』の続編として『The Night Strangler』のスクリプトを一から書いたのがこれまたマシスンで、彼がライスにノベライズさせたのが『シアトルの絞殺魔』というわけです。 小説本編は古めかしさに微苦笑が漏れましたが、巻末の訳者解説には上記のようなマシスンとの関係が詳述されていて大変興味深く読みました。 --------------------------- *ドイツの連続殺人鬼Peter Kürtenのことを「ピーター・キュルテン」(176頁)と表記していますが、日本では通常この男のことを現地の発音に寄せて「ペーター・キュルテン」と記します。手塚治虫の短編に『ペーター・キュルテンの記録』があります。 *キュルテンが逮捕されるきっかけになった少女殺害未遂の現場は「グレーフェンベルク」です。「グラフェンブルグ」(176頁)ではありません。 *178頁に「シレジアのマンスターベルク」で「ヘル・デンケ」という殺人鬼が捕まったとありますが、これは「シレジアのミュンスターベルク」の「カール・デンケ」のことでしょう。 *「ベルリンに住んでいたジョルジュ・グロスマン」(178頁)とはGeorg Grossmanつまり「ゲオルク・グロスマン」のことでしょう。 *「直接的な表現を使て」(200頁)は「直接的な表現を使って」。 *「知らせられてきてた」(222頁)という表現は日本語らしくありません。 *「CMの吹き替え」(310頁)という表現が気になります。「吹き替え」とはオリジナルの外国語の音声を母国語に「取り替える」ことを指しますが、CMに吹き替えが必要な場面とはどんなものなのか、想像できません。ここは誤訳ではないのでしょうか。 *「オズの魔法使い」(473頁)は「オズの魔法使」が正しい表記です。何しろ古い映画なので、邦題は送り仮名の「い」がつきません。 | ||||
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