(短編集)

禁断の魔術

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種別
短編集
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あらすじ

2015年06月10日 禁断の魔術 (文春文庫)

姉を見殺しにされ天涯孤独となった青年。愛弟子の企てに気づいたとき、湯川がとった驚愕の行動とは。あの衝撃作が長編でよみがえる!(「BOOK」データベースより)

評判

禁断の魔術の評価:

7.57/10点 レビュー 7件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.57pt

禁断の魔術の総合評価:

8.09/10点 レビュー 139件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(9pt)

禁断の魔術の感想

これぞガリレオ!!!
7があまり好みの作品ではなかったので、8は満足度100%でした。

マグル
ZH9M7YFR

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.132
(5pt)

ミステリーとしては★4だが、エンタメとしては★5

ガリレオシリーズではあるが、短編を加筆したということなので、ミステリーというよりはエンタメ小説の要素が強い作品。東野作品によくある「最終盤でのどんでん返し」は無いため、その部分を期待すると肩透かし感はあるかも。逆に言うと、王道スタイルでのストーリー構成でもキッチリ最後は盛り上げる(犯人の父親のエピソードなど)ポイントがいくつも設定してあるのは流石。エンタメ小説としては非常に楽しむことができた。
禁断の魔術 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 禁断の魔術 (文春文庫)より
4167903776
No.131
(4pt)

湯川学は、なぜレールガンを開発を指導したのか?

六本木にあるホテルのスイートルームで、女が死んだ。名前は古芝秋穂。明生新聞の記者で、政治部に配属され、実力者で元文部科学大臣の大賀仁策議員の担当だった。

スーパーテクノポリス計画の発案者が、地元の光原町出身の大賀仁策議員だった。
スーパーテクノポリス計画は最先端の科学技術を扱う集結拠点をつくる。
「ようこそ、科学の町へ」がキャッチフレーズ。

それを取材していた長岡修が、事務所で殺害された。長岡は、スーパーテクノポリス計画に反対していた。施設の予定地には、野生動物の保護区になっている。そして、糸山地区には、通称G棟は、高レベル放射性廃棄物のガラス化個体を地層処分する技術を研究する施設・地層処分研究所。万一事故が起きたら、放射能が外部に漏れ出す恐れがあるのではないかと危惧された。長岡は、恋人渡辺清美に会って、最後のことばが、「若さって恐ろしいな」と言った。

古芝秋穂の弟の慎吾は、帝都大学湯川准教授の高校の同窓生だった。物理研究会に属しており、部員数が少ないことで、湯川先輩の協力を得る。なんと、そこで作ったものが、殺傷能力のあるレールガンだった。湯川は「使う人間が愚かだと、世界はダメになる」と言うが、なぜ高校生の物理研究会の慎吾にそのようなことを研究させたのか?物語の構造に矛盾を孕んでいた。湯川学は、科学者として「技術や知識が犯罪に使われること」に対して、深い憤りや自責の念を感じる場面がある。自分の信じる「科学」が武器として使われたとき、湯川学はただの傍観者ではいられなくなる。作らせておいて、自責の念に駆られておれば、世話がないのだ。ガリレオの苦悩は、自分で作り出している。

姉の秋穂は、大賀議員との愛人関係にあり、それを秘密裡に進めていた。大賀議員とスイートルームでの逢うせの時に、子宮外妊娠で出血し始め、それを見ながら大賀議員は、不倫がバレるのを恐れ、その場を逃げ出す。そのことで、秋穂は死に至る。そして、弟の慎吾は、復讐のためにレールガンの改造に力を入れる。そして、大賀議員をレールガンで襲撃しようと試みる。古典的な敵討の物語だ。
慎吾は、技術者としての父親を尊敬していた。地雷を撤去する技術開発をしていたのだが、若い頃にはアメリカにわたり、地雷をつくった技術者でもあった。

それにしても、殺傷能力のあるレールガンを指導すること自体に、湯川学の倫理観が問われる。
先ごろ、平和憲法を持ちながら、殺傷能力のある武器の輸出を認める方向で、日本政府は動き始めている。「5類型」とは、「防衛装備移転三原則」の運用指針で定められていた、日本が完成品の防衛装備品を輸出できる5つの用途のことである。①救難(災害救助など)②輸送(物資の運搬など)③警戒(領海の監視など)④監視(不審船のチェックなど)⑤掃海(海中の機雷除去など)としていた。武器輸出のルールである「防衛装備移転三原則」とその「運用指針」は、法律ではなく政府の指針である。そのため、国会での法改正や議決を経ることなく、閣議決定(政府内での合意)や国家安全保障会議(NSC)の判断だけで変更が可能となり、殺傷能力のある武器の輸出もできるとして、2026年中に実施される。
まさしく、禁断の魔術と言える話だ。

そして、この本の中で出てくるレールガンは、日本の企業が現在開発しており、ドローンなどの迎撃用という名目で輸出される可能性が強い。

2期目のトランプは大統領就任の時には、「戦争はしない」「ウクライナの戦争は1日で終わらせる」と豪語していたが、どこで、トランプは変わってしまったのだろうか?ノーベル平和賞は諦めたようだ。
禁断の魔術 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 禁断の魔術 (文春文庫)より
4167903776
No.130
(4pt)

良い

良い
禁断の魔術 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 禁断の魔術 (文春文庫)より
4167903776
No.129
(5pt)

コミック化はやめてほしい

東野作品はどれも深い。ドラマ化や映画化も歓迎。ほかの推理小説(小説家たち)の例からすると、コミック化はがっかりするものが多いのでやめてほしい。
禁断の魔術 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 禁断の魔術 (文春文庫)より
4167903776
No.128
(3pt)

吉岡は女か男か

巻頭3ページの吉岡って女ですか?男ですか?手を抜いた2015年。
禁断の魔術 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 禁断の魔術 (文春文庫)より
4167903776

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