走らなあかん、夜明けまで
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すごく読みやすいし、スピード感があるので1日でイッキ読みです。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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1993年に講談社から単行本として初出したものだから、当然、いま読むと内容は古い。 ただ、一介のサラリーマンに過ぎない主人公坂田勇吉の追走、奮闘、ど根性には魅せられます。 五千万取り返した直後のやくざの対応は、まあ、ちょっと甘いかなとは思ったけれど、その終わり方以外、坂田の 生き残る道はなかったし。そこまで追い詰められながらも、よくやったよ坂田、本当に。 大沢さんは「クライマックスは二度作る」方ですので、気を許しているといけません。 最後の最後まで、走り切りましょう。 | ||||
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ササヤ食品は ポテトチップスの会社。 二十七歳のサラリーマン坂田勇吉は オニオンチップスのサンプルをもって 東京から はじめて 大阪に行く。 坂田三吉を見たくて将棋会館に行くが 紛らわしい アタッシュケースから 悲劇が起こる。 次から 次へと つながっていくが・・・・ ヤクザの抗争にまで まきこまれて。 坂田勇吉 日本の勇気あるサラリーマンである。 金倉 が まったくの 男っぷり。 健さんが 登場することで 場面が引きしまる。 | ||||
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勘違いによって盗まれたアタッシュケースを取り返すために 大阪中を駆け巡りヤクザを追いかけるスピード感重視な作品 やや強引な展開も多いが、とにかく勢いがあるので気にならない 気楽にスカッと読めるのでちょっとした空き時間にちょうどいいかもしれない | ||||
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「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛めばニュースになる」。 そして、しがないサラリーマンがヤクザを追いつめれば立派なミステリになる。 生粋の江戸っ子サラリーマンが初めて訪れた浪速の街が舞台。 大阪の隣で生れ大阪でも15年ほど暮らした身からすれば、ディープ大阪を強調し過ぎの感 無きにしも非ずだが、 作者は「東京者の目から見た大阪」という逃げを打っている。 途中で強力助っ人が現れ、「これにて一件落着!」かと思いきや、直ぐに退場。最後は堅気の主人公の大奮闘。 ミステリと書いたけど、実は一夜のファンタジーだね。 | ||||
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いわゆる「巻き込まれ型」の主人公であり、大沢作品には珍しくホントに普通のサラリーマンである点が面白いです。 タイムリミットが刻一刻と迫る中、様々な人との出会い・別れを経てノンストップで突っ走っていくテンポの良さが非常にスリリング。 一体どうなってしまうのか?と読者をグイグイ引き寄せていく面白さがあります。 作者は後にこの主人公でもう一作書くのですが、その礎はここですでに完成系に至っていると言っても良いです。 渋さ、という点では題材が題材なだけにあまり感じないかも知れませんが、読まないのはあまりにも勿体無い。 俺はかっこいい主人公しか受け付けないんだ!という方にも是非読んでもらいたい一冊です。 | ||||
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