走らなあかん、夜明けまで



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    初公開日(参考)1993年11月
    分類

    長編小説

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    新装版 走らなあかん、夜明けまで (講談社文庫)

    2012年03月15日 新装版 走らなあかん、夜明けまで (講談社文庫)

    生まれて初めての大阪出張。二十七歳のサラリーマン坂田勇吉は、企業秘密の新製品を詰めたアタッシュケースを、手違いから堀河組というやくざに持って行かれてしまう。取り戻すには、敵対するセンバ会から取引代金の五千万円を奪わなければならない!日本一不運なサラリーマンが走る!シリーズ第一弾。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    走らなあかん、夜明けまでの総合評価:8.14/10点レビュー 14件。Bランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (8pt)

    『走らなあかん、夜明けまで』 大沢在昌

    すごく読みやすいし、スピード感があるので1日でイッキ読みです。

    大阪人としては、特に女子のしゃべり方がちょっと大阪弁やりすぎかなぁと思うところもあったけど、
    東京から出張に来たサラリーマンが大阪でヤクザの争いにまきこまれてタイヘンなことに!っていう話で
    大阪がなんかまるでガイコクみたいに書いてあって面白かった。

    そうか、、!ビルの地下にパチンコ屋があったら変なのか!とか、外の人の目から見た大阪を楽しめた。
    必死で追いかけたり逃げたりするんだけど、
    そのときの描写として詳しい大阪の駅名とか地名が出てくるのもいい。
    野球も関西といえば阪神タイガース!じゃなくて、地味な藤井寺球場出てくるしww

    ハードボイルドなんだけど、主人公がへたれサラリーマンなので
    読んでてものすごく応援してしまいました。

    さくらちゃん
    DOHYXH2J
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.13:
    (4pt)

    不運の坂田が走る! 走る! 走る!

    1993年に講談社から単行本として初出したものだから、当然、いま読むと内容は古い。
    ただ、一介のサラリーマンに過ぎない主人公坂田勇吉の追走、奮闘、ど根性には魅せられます。
    五千万取り返した直後のやくざの対応は、まあ、ちょっと甘いかなとは思ったけれど、その終わり方以外、坂田の
    生き残る道はなかったし。そこまで追い詰められながらも、よくやったよ坂田、本当に。

    大沢さんは「クライマックスは二度作る」方ですので、気を許しているといけません。
    最後の最後まで、走り切りましょう。
    走らなあかん、夜明けまで (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:走らなあかん、夜明けまで (講談社ノベルス)より
    4061818686
    No.12:
    (3pt)

    健さんが 登場する。

    ササヤ食品は ポテトチップスの会社。
    二十七歳のサラリーマン坂田勇吉は
    オニオンチップスのサンプルをもって
    東京から はじめて 大阪に行く。

    坂田三吉を見たくて将棋会館に行くが
    紛らわしい アタッシュケースから 悲劇が起こる。
    次から 次へと つながっていくが・・・・
    ヤクザの抗争にまで まきこまれて。

    坂田勇吉 日本の勇気あるサラリーマンである。
    金倉 が まったくの 男っぷり。
    健さんが 登場することで 場面が引きしまる。
    走らなあかん、夜明けまで (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:走らなあかん、夜明けまで (講談社ノベルス)より
    4061818686
    No.11:
    (4pt)

    大阪めぐり

    勘違いによって盗まれたアタッシュケースを取り返すために
    大阪中を駆け巡りヤクザを追いかけるスピード感重視な作品
    やや強引な展開も多いが、とにかく勢いがあるので気にならない
    気楽にスカッと読めるのでちょっとした空き時間にちょうどいいかもしれない
    走らなあかん、夜明けまで (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:走らなあかん、夜明けまで (講談社ノベルス)より
    4061818686
    No.10:
    (4pt)

    実は一夜のファンタジーだね

    「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛めばニュースになる」。

    そして、しがないサラリーマンがヤクザを追いつめれば立派なミステリになる。
    生粋の江戸っ子サラリーマンが初めて訪れた浪速の街が舞台。
    大阪の隣で生れ大阪でも15年ほど暮らした身からすれば、ディープ大阪を強調し過ぎの感 無きにしも非ずだが、
    作者は「東京者の目から見た大阪」という逃げを打っている。
    途中で強力助っ人が現れ、「これにて一件落着!」かと思いきや、直ぐに退場。最後は堅気の主人公の大奮闘。

    ミステリと書いたけど、実は一夜のファンタジーだね。
    走らなあかん、夜明けまで (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:走らなあかん、夜明けまで (講談社ノベルス)より
    4061818686
    No.9:
    (4pt)

    関東から見た大阪、そして大阪から見た大阪。両方の視点を合わせてます

    いわゆる「巻き込まれ型」の主人公であり、大沢作品には珍しくホントに普通のサラリーマンである点が面白いです。
    タイムリミットが刻一刻と迫る中、様々な人との出会い・別れを経てノンストップで突っ走っていくテンポの良さが非常にスリリング。
    一体どうなってしまうのか?と読者をグイグイ引き寄せていく面白さがあります。
    作者は後にこの主人公でもう一作書くのですが、その礎はここですでに完成系に至っていると言っても良いです。

    渋さ、という点では題材が題材なだけにあまり感じないかも知れませんが、読まないのはあまりにも勿体無い。
    俺はかっこいい主人公しか受け付けないんだ!という方にも是非読んでもらいたい一冊です。
    新装版 走らなあかん、夜明けまで (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:新装版 走らなあかん、夜明けまで (講談社文庫)より
    4062772000



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