感染列島
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パンデミックものの作品を読むのはこれで3作目ですが、この本の内容には恐怖感がないし、別な次元の小説であると捉えます。 作品自体の構想は面白いと思いますが、ここに出てくるウイルスの性質的なことについては突飛であり、現実的ではありません。 もっと広い角度からの対応や、専門家の意見などを取り入れて欲しかったですね。 | ||||
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新型コロナが蔓延し古本が高騰したので、2020年5月に復刊された。単行本の題名は、 「パンデミックイブ」だったが、文庫化にあたり「パンデミックデイズ」に改名されたようだ(しかしこの小説の設定では国内の死亡者が一桁の状況なので、やはり「イブ」という他はないだろう)。読みやすく、どんどん読める本だが、いくつか不満な点がある。この本のテーマの感染症は、コロナよりも強毒性のものでおぞましい限りだが、小説の中では、まだ蔓延の前段階にとどまっている。現在のように、新型コロナのパンデミックの状況を目の当たりにすると却って迫力を欠いている。また、最初に起きる事件や、外国人などの登場人物や、最重要人物の神崎彗一が聴いていたノルウェーの音楽などは、ストーリーの展開にとってあまり重要な意味を持っておらず、不自然なところがある。邪推すれば、映画化することを意識して、本筋から離れたビジュアルな場面を多く用意し(しかし、同じ題名で映画化されたのはこれとは別の作品である)、そのためストーリーが雑になり、小説としての完成度が低くなった。一方で良い点は、作者が感染症についてよく勉強した成果が現れていて、教訓のように述べられることが興味深い。例えば、「ウイルスは生命体じゃない。神が創ったのか、悪魔が生み出したのかわからないが、人類の数が地球のキャパシティーを超えたとき、一気にそれを減らすために用意された史上最少の殺人ロボットなんだ」といったくだりなどは、示唆に満ちている。なお、本書の厚生労働大臣は、「深刻なウイルス危機に全身全霊を捧げて対処しているという印象を与えて」人気はうなぎのぼりになったが、いまの現実は、厚生労働省が国民の生命よりも自己の組織の論理を優先させた疑いで各方面からの批判を浴び、厚生労働大臣どころか内閣の信任が大幅に下がっている状況にある。小説の方が、状況としてはずっと好ましい。ネタばれにならないようこの辺りにしておこう。 | ||||
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初めて読む作家さんだったので図書館で借りましたが、読むのを途中で止めて返却したのは初めてです 話中、小説家の男(主人公の一人?)の書いた小説を、評論家が「独りよがり、設定がいい加減で荒唐無稽、あざとい、安易」などと批判する 部分があるが、これって多分過去の小説で、実際にこの作家さんが言われたことなんだろうなぁ 全然克服できてませんけど・・・ それとも、この批判された言い訳に書いているように「そこは編集者の責任」とでも言いたいのかなあ? 登場人物にも魅力の欠片もないし、新聞の切り抜き程度の鳥インフルエンザの知識をひけらかされても・・・ 本当に「どうでもいい小説」です。時間を無駄にしたく無い方は読まない方が良いと思います | ||||
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いま、話題のテーマなので、1日で700ページ、一気に読みました。首都閉鎖はショッキングですね。 | ||||
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吉村達也の小説は結構読んでいて、そのテンポの良さや軽快な文体が気に入っています。 今回は重そうな内容かな?と思い、けれどそれはそれで楽しみだったのですが… う〜ん、何だか内容は深刻なんだけれど、それに反比例して文章が軽すぎる様に感じました。 映像向けの作品と言う印象を拭えませんでした | ||||
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