神の左手
- ファンタジー (30)
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面白いけど後半ひどいかな恋人いやになる理由がわからないし 読んでる感じでは誰からも嫌われる存在には感じないし むしろひどい女?なのかが気になってしまいました そういう意味では続編が楽しみ(気になるだけ)ではありました | ||||
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面白かったです。 しかし、本文中で何かを表現したい文章が妙に“稚拙”な感じを受けました。 もしかしたら『中学生』あたりをターゲットにした作品なのでしょうか? 『中学生』でマンガの【ベルセルク】が好きな方なら熱狂してしまう作品だと思います。 都合がいいな〜、と思ってしまう展開も2度ほどありましたが、小説としてはそれも当然かと。 3部作の1作目らしいです。2作目3作目と続けて一気に読んだ方がいい作品かと思います。 正直、2作目が出るまで今作(1作目)の感動が持続していれば次回作も読みたいかな… | ||||
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書店で強烈な色彩のカバー絵を眼にして、正に表紙買いをしてしまった。 物語は「スターウォーズ」のような運命論的展開と、本人も気づかない何らかの力と使命を帯びた主人公をはじめとする多くの魅力的な登場人物によって、500ページ近くもあるのに一度読み出したら最後まで止まらない。魔法は一切登場しないが、実際の歴史と異なる中世のヨーロッパが舞台でジブリで描かれるような明快な世界観を持つファンタジーだ。 闇の宗教的世界である「サンクチュアリ」という城から、メシアと呼ばれる修道士殺しをきっかけに主人公ケイルが仲間と脱出するところから物語は始まる。 そして騎士道的世界である城塞都市「メンフィス」に連れ込まれた主人公たちが、身を隠しながらもさまざまな人物と出会い成長し居場所を獲得していく。 3部作とうたわれる中の第1巻でのクライマックスはふたつの世界の戦争であるが、どんでん返しの結末が待っている。もう一つ100年間「サンクチュアリ」のメシアたちが戦ってきた「アンタゴニスト」の存在が謎のまま残される。 それと、主人公とお姫様とのロマンスがハッピーエンドとなるのか、それともシェイクスピア的悲劇へとつながるのか、「スターウォーズ」のように最終巻の出版まで何年も待たされるのは何だかしゃくである。 これからの期待値も含めて星五つ。 | ||||
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1953年生まれの作者ポール・ホフマンの第3作にして、3部作の第1作! 幼い子供達がサンクチュアリと呼ばれる修道院に送り込まれ、地獄のような日々を送りながら戦士に仕立て上げられる。途中で命を落とすものも多く、メシアと呼ばれる教師集団の暴力とひもじさに、ひたすら耐えるしかない子供達・・・。 ある日、14歳の主人公ケイルは、メシアたちのおぞましい秘密を知って命懸けでサンクチュアリを逃げ出す。一緒に逃げた他の3人とともに逃避行を続けた末に辿り着いた町で出会ったのは、町の支配階級のシンボルとも言える美少女・・・。様々な出来事を経て少しずつ近づいていく2人だったが、メシアの魔手に次第に追い詰められていく・・・。 ファンタジーにも色々あり、キリスト教もテーマとして良く取りあげられます。この小説で取りあげられているのはいわゆる「最後の審判」かな?時が来たら不実な人類は滅ぼされるという「預言」はキリスト教徒にとっては最も恐ろしいテーマのようですが、この小説で登場するメシア達はその日に備える為に全てを献げる者たちで、子供たちも又その為に「役割」を負っているというストーリー。 「神の左手」という書名にもなにか意味があるのでしょうが分りません。右手は聖なるもので人を救うもの・・・だとしたら・・・左手は・・・?恐ろしい意味があるのかもしれません・・・。 具体的には書けないが、最後の場面で語られる「役割」のおぞましさに・・・これこそが、ダークファンタジーと言われる所以なのだと分り・・・同時に・・・この第一巻は本当の物語の序盤なのだとも分ります。 真っ赤な表紙・・・右手に剣を持った不気味な人物・・・この赤は紛れもなく血の色であり、主人公ケイルの運命を暗示しているようです。 しかし、ただダークなだけか?と言えば・・・純愛と友情もあるのです。 人間らしい感情とは無縁に育ったケイルが、様々な経験と心身の成長に伴ってメシア達の思惑とは違った人間性を発現していく・・・。血の海の中に密かに花開いた白百合が・・・やがて全てを浄化するように・・・初めて知った愛故に・・・ケイルの運命も大きく変わっていく・・・そんなささやかな期待もあります。 何しろまだ第一巻、話の先は全く見えませんが、大いに期待して第2巻を待ちましょう。 | ||||
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