39 刑法第三十九条
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映画で見た内容を忘れてしまったので本を購入したのですが、映画を見ていないと肝心のラストが楽しめませんでした | ||||
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妊婦を殺害後、腹部を裂いて胎児を引き出し、直後に帰宅した夫をメッタ刺し。稀に見る異常猟奇殺人の犯人は、たったの2日でスピード逮捕される。しかしそれは、『刑法第39条』をめぐる戦いの始まりだった。狂人の単純犯罪なのか?天才による計画犯罪なのか?ラストの法廷内公開精神鑑定と大どんでんがえしは圧巻!240ページ強は手に取ると結構薄いが、内容は非常に重厚な作品です。このジャンルは、作者のリサーチに熱が入ると説明文が多く駄長になりがちだが、本書は情報を必要最小限まで削ぎ落とし、それでも一切無駄がありません。 読後にかなり考えさせられます。 | ||||
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精神鑑定人である主人公が小川香深(カフカ)というネーミングセンスのなさ、ステレオタイプで極めて単純なキャラクター描写、抑揚のないストーリー展開、ムダな地方周遊・・すべてにおいて映像化を企図しているところが読み手を鼻白ませる。刑法第三十九条という極めて重大なテーマを、浅薄な情報と稚拙なイマジネーションで書き飛ばした駄作。 | ||||
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ニュースで報じられる事件の裁判で頻繁に聞く「精神鑑定」責任能力がない、善悪がわからない精神状況でおこなわれた犯罪は裁かれない。異常が認められた場合、無実になり、病院に送られはするが、何を根拠に「責任能力を取り戻した」と、完治したかもあいまいなまま、再び社会に交わってゆく。皆、疑問に思う、何故こんな酷い事件を起こした人物が裁かれないのだろう。陰惨な事件であればあるほど、犯人の精神は異常だったと、守られる。主人公小川香深は精神鑑定医、凶悪な殺人事件の犯人柴田の鑑定に助手として参加し、彼の本当の意図を探る。精神異常者を裁くことを放棄した刑法39条を抜け道にしないためにも。読みはじめると、柴田が本当に異常だったのか、それを自分の目で読みときたくなってくる。彼が異常者かどうか、ぜひ最後まで読んで確かめて下さい。 | ||||
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