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ヘッポコ屋敷嬢 さんのレビュー一覧
ヘッポコ屋敷嬢さんのページへレビュー数33件
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結局妹ちゃんが1人で悩んだりジタバタしてたりしていただけだったというところが滑稽でありあまりにも悲しい。
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ヒロインの年齢設定が無理ありすぎる。まだ20代前半だというのに、本来なら何年も仕事しないと身につかないであろう貫禄とスキルを持ってるなんて漫画かラノベじゃないんだから…。いくらヒロインは若ければ若いほどいいと言っても限度がある。能力相応に年齢を重ねていてくれないと読んでいて違和感がある。天才だって場数を踏まないと優秀な人間にはなれないのだから、莉子くらいの技量と落ち着きを持つヒロインなら最低でも30代じゃないと。女キャラは若くしないと読者から見放されるというのなら、主人公のアシスタント役という設定で若い女キャラを書けばいいのに。
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ヒロインのサクラの性格にリアリティが無い。今時20代の半ばにもなって自分の容姿のレベルを把握してない女や彼氏いない歴=実年齢であることを全く気にしていない女なんかいるか。ちっとも共感できない。美青年2人に助けられたり憧れられたりするヒロインを普通の女性読者が共感できないキャラにするのは作品として致命的。サクラのキャラがこのままだったらこのシリーズは確実に売れないと思う。自己投影や共感ができないヒロインが美青年に愛される作品を喜んで読む女なんていないのだから。
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近未来が舞台の、朱雀十五の子孫である双子の美青年と柏木姓を名乗る女刑事のミステリー小説。あの朱雀十五がよく結婚できたな。律子を義妹にしたとき同様成り行きで結婚したんだろうか。あの色気のない柏木と律子のカップルが結婚したのも意外だった。律子の方はともかく柏木はどう考えても律子を女として見ていないし見てもらえなくても仕方のないことを律子はやらかしているのだが…何があったんだよ朱雀シリーズ7作品目以降のあの2人に。
また朱雀シリーズとバチカンシリーズを読む限り、この著者の作品は美青年でもっていると言っても過言ではない。そんな著者が作中に、美青年に大事にされる女キャラなんか書いたら売れないだろうに…と思ったら本当に二作品目で刊行が滞ってしまった。 |
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朱雀十五シリーズを何年もほったらかしにしておいて新たに出版されたシリーズもののミステリー小説。キリスト教圏で起きた不思議な出来事を正式に教会が奇跡だと認定するかどうかを現地で調査するバチカンの神父2人組が主人公。謎解きの強引さやそりゃねえよ感や薀蓄の多さは朱雀シリーズと同じで、内容的にも雰囲気的にもかなり好き嫌いが分かれそうな作品。表紙に騙されたら痛い目にあう人も多いと思うので、図書館で借りることをオススメする。
特筆すべきは主役2人の男性キャラの関係がボーイズラブ好き女子を狙っているとしか思えないようだとしか思えないこと。朱雀十五シリーズの頃から何となくこの著者には倒錯的な美や同性愛的な人間関係を愛するところがある(慈恵と香蓮や柏木と律子のような普通の男女の恋愛を書くと色気のないものになるのは多分そのせい)ような気がしていたが、どうやら本当にそうだったらしい。 |
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ジュリアよりもロベルトの方が怖かった。平賀に自分を神の信徒だと信じてもらえることで自分の信仰心に自信が持てるなんて完全に依存じゃないか。平賀がいなくなったらどうする気なんだろう。平賀も平賀でパートナーがロベルトでないとまともに働けそうにないし(あんな気の利いたパートナーなんて女性でもいないと思う)、彼らの関係はボーイズラブというより男同士の共依存のように思える。なんでこんな奇妙で不健全な関係性が女性読者に人気なのかさっぱり分からない。
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歌舞伎を生業とする一族とその周辺で起こる殺人事件の話。朱雀はほとんど動かず出番も少なく柏木と馬場の話から事件を解決する。このシリーズ特有のおどろおどろしさや禍々しさが前6作よりも薄い。そのせいか読んでいてドキドキ感があまりなかった。
ストーリーよりもこの作品で特筆すべきはヒロイン律子の言動の酷さであろう。例を挙げるなら、 ・柏木に女友達との繁華街デートについてきてもらうために電話をする時の態度や言葉が人にものを頼むそれではない。 ・4作目、5作目で命知らずな行動をとり朱雀に怒られ続けてきたのにまたもやいかがわしいことに首を突っ込んだり突っ込もうとしたりする。(そのせいで柏木にやや引かれたり女友達にキレられたりしている) ・嫁ぎ先の不気味さに怖気付く女友達に結婚が嫌ならやめることもできる、と無責任なことを言う、(女友達=綾乃は普通の家の娘ではなく歌舞伎の家系の娘であり結婚相手が親戚なのでそんなことをしたらとんでもないことになるのだが…) また朱雀の美貌の表現は感をおうごとにすごくなっていくのに律子の容貌に対する表現はどんどん普通っぽくなっていき、6作目7作目ではかつて多くの男性を魅了したはずの美人だということがわかる描写がなくなっている。多分著者はあんまり律子に思い入れがないんだと思う。 というか7作品目まで来て主人公と敵キャラが一度しか顔を合わせていない上に敵キャラがほとんど姿を見せないってどうなんだ。20冊以上の長編になるんだろうか。 |
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律子がへなちょこ柏木に対して男性として好意を持っていることが明かされる話。
が、これまでの彼女の彼に対する行動(アベック喫茶にテレもしないで連れて行く、目の前でスカアト捲り上げて靴下留を直す)を振り返るとそうだったの?という感じしかない。 読んでるこっちが21世紀の人間だから律子のこうした行動も無邪気で可愛く見えないこともないが、朱雀シリーズは1930年代の話である。その頃の20〜23歳といえば今で言えば20代後半〜30代前半くらい。つまり恥じらいのなさが可愛いというよりもみっともないとか萎えるとか思われるような年齢なのだ。 柏木に他の女の名前をつぶやかれたくなかったらもう少し大人にならない無理だよ律子。ただでさえ4作目以降の律子は柏木の好みからハズれてるのに。(美佐の性格や雰囲気を考えると、柏木はマリコの寄る辺なさや憂いや不安げな所に惹かれたと思われるので律子は彼にとってソソる女性ではない) ▼以下、ネタバレ感想 |
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