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マリオネットK さんのレビュー一覧

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レビュー数144

全144件 141~144 8/8ページ

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No.4: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

心理的クローズドサークル

実際はクローズドではないのだけれどクローズドサークルになってしまっているという特殊な状況が面白いですね。

そして結末は大どんでん返しですが、こんなネタを2~3時間で軽く読めてしまう作品で惜しげもなく使ってしまうのがこの作者の凄い所だと思います。

▼以下、ネタバレ感想
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ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)
東野圭吾ある閉ざされた雪の山荘で についてのレビュー
No.3:
(8pt)

長野県民・長野出身のミステリファンは必読

長野県民なら誰でも歌える県歌「信濃の国」にまつわる殺人事件を扱った作品。

長野県に愛着の無いミステリファンにとっては普通のミステリかもしれないですが
長野県民・長野出身のミステリファンは必ず読みましょう(笑)
「信濃の国」殺人事件: 〈新装版〉 (徳間文庫)
内田康夫「信濃の国」殺人事件 についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

スーパーファミコンすら出る前の作品というのが凄いですね

仮想現実のシミュレーションゲームに入る、というのは今でこそ使い古された設定ですが、それの始祖となった作品のうちの一つでしょうか?
しかし今読んでも古臭さを感じず「あれ?携帯持ってないの?」などと読んでて思ってしまうほどでした。
むしろ当時は前衛的すぎたのに時代の方が追いついてる作品ではないでしょうか?



▼以下、ネタバレ感想
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クラインの壺 (講談社文庫)
岡嶋二人クラインの壷 についてのレビュー
No.1: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

幾重にも張り巡らされた遊び心

館見取り図が本当にまんま「迷路」なのがブッとんでいます。
館シリーズの中でも「実物を見てみたい館」でも「住みたくない館」№1でしょう。
そんな迷路の館の中に閉じ込められ連続殺人が起こるクローズド・サークル物というだけで好きな人にはたまらないでしょうが、定番の叙述トリックや作中作という特殊構成、はたまた迷路を利用した物理&心理トリックなど、手軽に読める長さながら盛りだくさんな要素が詰め込まれたお得(?)な作品に仕上がっています。

▼以下、ネタバレ感想
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迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
綾辻行人迷路館の殺人 についてのレビュー