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ジャム さんのレビュー一覧

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レビュー数90

全90件 81~90 5/5ページ

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No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

斜め屋敷の犯罪の感想

トリックも凄かったが、動機もすごかった!館ものミステリーの傑作だと思います!
改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)
島田荘司斜め屋敷の犯罪 についてのレビュー
No.9:
(8pt)

ひらいたトランプの感想

トランプゲーム「ブリッジ」とロジックが織り交ぜられたクリスティの隠れた傑作!

ひらいたトランプ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティひらいたトランプ についてのレビュー
No.8:
(8pt)

妖精の墓標の感想

名家の先代新羽堂市が自殺と思われる変死を遂げた。孫で医師の桂木優二がその葬儀に訪れると妖精に取り憑かれた画家滝見が転落死し、さらには当主の妻佳織が失踪してしまう-。事件の鍵は滝見が死の直前に観たと思われる「妖精」にあると直観した桂木はアメリカに住む後輩の心理学者トーマ・セラに調査を依頼する!「妖精」という奇想から事件を解決にまで導く論理的展開が見事な「21世紀本格」の新たな傑作の誕生!また、物語的にも滝見伸彦という妖精に取り憑かれた数奇な人生を送った幻想画家の生涯とその幻想的な最期が描かれていて良かった!
妖精の墓標 (講談社ノベルス)
松本寛大妖精の墓標 についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

孤島パズルの感想

江神シリーズ第2弾。個人的には「双頭の悪魔」より、こちらのほうが好き。美しき謎が美しく解かれる本格ミステリの愉しみを存分に味わせてくれた傑作!また、鈴木有布子さんによる漫画版も原作のイメージぴったりで良かった。ぜひ、ファンなら合わせて読んで欲しいですね。
孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
有栖川有栖孤島パズル についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

凶鳥の如き忌むものの感想

刀城言耶シリーズ第2弾!今回は儀式中に消える巫女の謎!第1作にも劣らぬ意表をつく大トリックが良かった!雰囲気といい、謎といいやっぱりこのシリーズ好きだなあ。書き下ろし短編の「天魔」もメイントリックと、刀城の先輩阿武隈川のキャラが良かった(笑)
凶鳥の如き忌むもの (講談社文庫)
三津田信三凶鳥の如き忌むもの についてのレビュー
No.5:
(8pt)

バイバイ、エンジェルの感想

矢吹駆シリーズ第1作!パリで起こった首無し殺人!哲学的部分や首無し殺人の新解釈が良かった。
バイバイ、エンジェル (創元推理文庫)
笠井潔バイバイ、エンジェル についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (3件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

夜想曲(ノクターン)の感想

俳優の桜木和己は自らの手に残る感触から自分が人を絞め殺したのではないかと疑っていた。そんな和己のもとに届けられた一つの小説は、彼が記憶を失っていた間に起きた不可解な連続絞殺事件だったのだ! これは、第3章を読み終わった時激しい違和感を感じてある一つの推論が浮かんだんですが、それが意味するところがわからず真相を読んでみたら「ああ、結構惜しいとこまで見当つけてたのにもう一つ詰めが甘かった!」と悔しい思いをしました(笑)「偽の真実と本当の真実の論証が実は同じ」というある一つのネタを軸とした隠れた新本格の傑作!



夜想曲(ノクターン) (角川文庫)
依井貴裕夜想曲(ノクターン) についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ローウェル城の密室の感想

恵と保理の高校生コンビはある日「三次元物体二次元変換機」により少女漫画「ローウェル城の密室」の世界に入ってしまう!そして、そこで待ち受けていたのは世にも恐ろしい密室殺人だったのだ!密室トリックについては前代未聞の仕掛けで正に本作でしか通用しないしろものなのでそれが明かされたときは思わず唖然としましたが、密室が出てくるのは話も中盤以降にさしかかったところでそれまでは女の決闘あり、ガーベル族との諍いあり・・・と当時16歳でこれを書いたのが信じられないほどの物語の魅力に溢れておりこの世界にどっぷり嵌りました!
ローウェル城の密室 (ハルキ文庫)
小森健太朗ローウェル城の密室 についてのレビュー
No.2: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

密室蒐集家の感想

祝!第13回本格ミステリ大賞受賞!戦前、戦後、そして現代。異なる時代に密室殺人あれば必ずどこからともなくやってくる密室専門の名探偵。その名も、「密室蒐集家」!探偵をあくまで「推理装置」としてのみ機能させ、「密室」という本格ミステリの宝石をスマートでロジカルに輝かせてみせる著者の本格魂が炸裂の傑作短編集!特に一発ネタと少年少女の心の葛藤が見事に合わさった「少年と少女の密室」、雪密室で容疑者に仕立てられた不運な女性が巻き込まれた事件の真相が切ない「佳也子の屋根に雪ふりつむ」が良かった!また、蒐集家にほのかな想いを寄せた千鶴ちゃんの存在も良し!

密室蒐集家 (ミステリー・リーグ)
大山誠一郎密室蒐集家 についてのレビュー
No.1:
(8pt)

裁くのは誰か?の感想

森博嗣のルーツミステリ100から。これは、一発ネタが見事に決まった隠れた本格ミステリの傑作です!
裁くのは誰か? (創元推理文庫)
ビル・プロンジーニ裁くのは誰か? についてのレビュー