「三十六歌仙絵」を狙った連続強盗殺人事件が発生。不可解な事件の手がかりは意外にも日光東照宮にあった。

展覧会場から、はたまた侯爵邸から、まんまと目当ての品物を盗み出す怪人が出没した。

将軍家綱は家光十三回忌のため日光に向かう。次期将軍をめぐる暗闘が激化する最中、危険な道中になるのは必至。

特別国税徴収官(トッカン)の鬼上司・鏡とのコンビも2年目に入り、ぐー子も自身の成長を感じていたある日、鏡の故郷・栃木への出張が決まった。

日光いろは坂のヘヤピンカーブから、乗用車が崖下に転落。炎上した車の中で黒こげ死体が見つかった。

東照宮ゆかりの天海僧正は明智光秀だった?しかも日光に近い大牧場主の智秋家は明智家と関係が?「旅と歴史」の取材で日光を訪れた浅見光彦は、華厳の滝で飛び込み自殺に遭遇する。

独身の実業家・五十嵐が殺され、残されたさつき、友美、知恵の三人の愛人に容疑がかけられた。互いに疑心暗鬼に陥った三人。

チンピラ風勤労秀才学生、大友くん。教職志望のロリコン青年、耕一くん。

修学旅行で日光へ行った拓哉・亮平・香里の3人は、ひょんなことから江戸時代にタイムスリップ。

林幹彦は家族旅行で日光中禅寺湖に来ていた。10年前にある女と泊まった同じホテルである。

将軍家継嗣の徳川家慶は、江戸城での窮屈な生活に鬱々と時を過ごしていた。

横溝正史著の単行本未収録の捕物小説12編を収録。

日光街道の越ヶ谷宿の旅籠で働かせてくれた恩人・仁兵衛の遺品には幽霊が憑いていた。

旅行作家・茶屋次郎の友人糸島が北アルプスで遭難死した。

世界的リゾートグループのパリ本社で激しい権力闘争に巻き込まれる松平貴子。

日光東照宮で発生した洋弓の殺人。目を射抜かれた女子高生の真横には人気女優の姉。

原宿のマンションで雑誌「トラベル日本」の記者、広川克樹と旅行社の会社員、中村かおりが殺された。

スケッチ旅行といつわって親友の夫と逢う瀬を重ねる女流画家・安津子。

イベントキャスターの葉月麻子は惚れっぽいのが、タマにキズ。こんどは警視庁の佐分利刑事に胸キュンなのだ。

山岳エッセイストの柴崎舟が上高地で失踪した翌年、日光・戦場ヶ原で刺殺体となって発見された。

那須のレジャーランドのゴンドラ内で男の刺殺死体が発見された。男がひとりでゴンドラに乗ったのは係員が確認している。

成田発ニューヨーク行の旅客機が、飛行中に突然炎上した。二カ月後、次々と殺人事件が起こる。

『ゆ、指か…!』西浅草署の刑事・高杉順平に送られてきた身元不明の人指し指。数日後、人指し指の無い死体が発見される。

戦争の爪痕が残る最果ての氷雪の街……哀しきその土地で姉弟は罠に陥ちた 　弟の洋一は本当に死んでしまったのか、それともどこかで生きているのか？　二日前、洋一は切迫した様子で、代田やすかに連絡してきたばかりだ。

四十九院香澄は、大学入学と同時に「鉄道旅同好会」の扉を叩いた。

明治11年5月、英語が堪能で腕も立つ伊藤鶴吉は、 イザベラ・バードという英国人女性冒険家の北海道行きの旅に同行することとなる。

綱吉が将軍に就任したことで、甲府藩主としての務めを果たしながらも、気ままな日々を送っている左近に、綱吉の影武者として日光社参におもむくようにとの命がくだった。