靖国への帰還

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評判

靖国への帰還の評価:

3.88/5点 レビュー 42件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.88pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全102件 61〜80 4/6ページ
No.42
(5pt)

浅見シリーズよりもおもしろかったかも

●良い点
・靖国に対する目線の違うところからの意見
・ストーリーの単純さ、登場人物の少なさによるわかりやすさ

●良くない点
・気分が盛り上がって書いたかのような部分が、
 読んでる方は逆に入り込めなくなっている。
 最近の内田康夫の本に結構出てくるのですが、これもその傾向あり。
 ⇒ 女性は特に読みにくい(読んでもおもしろくない)可能性があるので、
   おもしろくないなら飛ばすのが良し。

内田康夫はほぼ全部読んでいて、
同じ本を2回買ったのは一度や二度ではありません・・・。
浅見シリーズよりもおもしろかったかも。
靖国への帰還 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社文庫)より
4062769557
No.41
(5pt)

浅見シリーズよりもおもしろかったかも

●良い点
・靖国に対する目線の違うところからの意見
・ストーリーの単純さ、登場人物の少なさによるわかりやすさ

●良くない点
・気分が盛り上がって書いたかのような部分が、
 読んでる方は逆に入り込めなくなっている。
 最近の内田康夫の本に結構出てくるのですが、これもその傾向あり。
 ⇒ 女性は特に読みにくい(読んでもおもしろくない)可能性があるので、
   おもしろくないなら飛ばすのが良し。

内田康夫はほぼ全部読んでいて、
同じ本を2回買ったのは一度や二度ではありません・・・。
浅見シリーズよりもおもしろかったかも。
靖国への帰還 Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還より
406214400X
No.40
(5pt)

浅見シリーズよりもおもしろかったかも

●良い点
・靖国に対する目線の違うところからの意見
・ストーリーの単純さ、登場人物の少なさによるわかりやすさ

●良くない点
・気分が盛り上がって書いたかのような部分が、
 読んでる方は逆に入り込めなくなっている。
 最近の内田康夫の本に結構出てくるのですが、これもその傾向あり。
 ⇒ 女性は特に読みにくい(読んでもおもしろくない)可能性があるので、
   おもしろくないなら飛ばすのが良し。

内田康夫はほぼ全部読んでいて、
同じ本を2回買ったのは一度や二度ではありません・・・。
浅見シリーズよりもおもしろかったかも。
靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19)より
4061827286
No.39
(1pt)

題材は良いのに・・・

この作家さんのファンというわけではありませんが、
歴史そのものにも興味があり、タイムスリップ物が好きなので読みました。

一言でいうと、作りが残念。
主要脇役の、いかにも金持ちのバカ女とバカ男のような兄妹が物語の雰囲気をぶちこわしている。
靖国への帰還 Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還より
406214400X
No.38
(1pt)

題材は良いのに・・・

この作家さんのファンというわけではありませんが、
歴史そのものにも興味があり、タイムスリップ物が好きなので読みました。

一言でいうと、作りが残念。
主要脇役の、いかにも金持ちのバカ女とバカ男のような兄妹が物語の雰囲気をぶちこわしている。
靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19)より
4061827286
No.37
(1pt)

題材は良いのに・・・

この作家さんのファンというわけではありませんが、
歴史そのものにも興味があり、タイムスリップ物が好きなので読みました。

一言でいうと、作りが残念。
主要脇役の、いかにも金持ちのバカ女とバカ男のような兄妹が物語の雰囲気をぶちこわしている。
靖国への帰還 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社文庫)より
4062769557
No.36
(3pt)

硬派な恋愛物語

著者は後書に
 「靖国神社問題を考えるきっかけになればと思って書いた」
 「(本書は)あくまでエンターテイメント」
と書いています。

この言葉どおり、正面から語ることを忌避されがちな靖国問題を、
時空も世代も死線も超えて燃え続ける純愛の物語を読みながら考える
という稀有の体験ができる本でした。

■ 靖国問題 ■
実在の元海軍飛行科予備学生、武者滋中尉をモデルとした主人公を、
現代にタイムスリップさせて、靖国神社問題を語らせています。

タイムスリップから後は架空ですが、タイムまでの戦争中の話は、ほぼ実話です。
厚木航空隊の小園司令、武者中尉、山下飛曹などの実在の人物が実名で登場しますし、
昭和20年5月の横浜空襲時に厚木の302海軍航空隊の
月光(偵察員:武者滋中尉、操縦員:山下馨飛長)によるB-29二機撃墜も実話です。

「死んだら靖国で会おう」と誓って月光に乗って、実際にB-29と戦った
武者滋中尉が語る日本の現状への警鐘には、重みがあります。


■ エンターテイメント ■
エンターテイメントとしては、戦争中に出会った男女の、時を超えた純愛と、
世代も超えた恋があります。強く印象に残るストーリーですし、設定もとても巧みです。
死んで靖国に還るのでなく、死んだら愛する人(自分)の心の中に還って来てきて欲しい
と思う女心は、涙をさそいます。

靖国への帰還 Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還より
406214400X
No.35
(3pt)

硬派な恋愛物語

著者は後書に
 「靖国神社問題を考えるきっかけになればと思って書いた」
 「(本書は)あくまでエンターテイメント」
と書いています。

この言葉どおり、正面から語ることを忌避されがちな靖国問題を、
時空も世代も死線も超えて燃え続ける純愛の物語を読みながら考える
という稀有の体験ができる本でした。

■ 靖国問題 ■
実在の元海軍飛行科予備学生、武者滋中尉をモデルとした主人公を、
現代にタイムスリップさせて、靖国神社問題を語らせています。

タイムスリップから後は架空ですが、タイムまでの戦争中の話は、ほぼ実話です。
厚木航空隊の小園司令、武者中尉、山下飛曹などの実在の人物が実名で登場しますし、
昭和20年5月の横浜空襲時に厚木の302海軍航空隊の
月光(偵察員:武者滋中尉、操縦員:山下馨飛長)によるB-29二機撃墜も実話です。

「死んだら靖国で会おう」と誓って月光に乗って、実際にB-29と戦った
武者滋中尉が語る日本の現状への警鐘には、重みがあります。


■ エンターテイメント ■
エンターテイメントとしては、戦争中に出会った男女の、時を超えた純愛と、
世代も超えた恋があります。強く印象に残るストーリーですし、設定もとても巧みです。
死んで靖国に還るのでなく、死んだら愛する人(自分)の心の中に還って来てきて欲しい
と思う女心は、涙をさそいます。

靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19)より
4061827286
No.34
(3pt)

硬派な恋愛物語

著者は後書に
 「靖国神社問題を考えるきっかけになればと思って書いた」
 「(本書は)あくまでエンターテイメント」
と書いています。

この言葉どおり、正面から語ることを忌避されがちな靖国問題を、
時空も世代も死線も超えて燃え続ける純愛の物語を読みながら考える
という稀有の体験ができる本でした。

■ 靖国問題 ■
実在の元海軍飛行科予備学生、武者滋中尉をモデルとした主人公を、
現代にタイムスリップさせて、靖国神社問題を語らせています。

タイムスリップから後は架空ですが、タイムまでの戦争中の話は、ほぼ実話です。
厚木航空隊の小園司令、武者中尉、山下飛曹などの実在の人物が実名で登場しますし、
昭和20年5月の横浜空襲時に厚木の302海軍航空隊の
月光(偵察員:武者滋中尉、操縦員:山下馨飛長)によるB-29二機撃墜も実話です。

「死んだら靖国で会おう」と誓って月光に乗って、実際にB-29と戦った
武者滋中尉が語る日本の現状への警鐘には、重みがあります。


■ エンターテイメント ■
エンターテイメントとしては、戦争中に出会った男女の、時を超えた純愛と、
世代も超えた恋があります。強く印象に残るストーリーですし、設定もとても巧みです。
死んで靖国に還るのでなく、死んだら愛する人(自分)の心の中に還って来てきて欲しい
と思う女心は、涙をさそいます。

靖国への帰還 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社文庫)より
4062769557
No.33
(4pt)

戦争は駄目ね

武者さんが訴えていることは今の日本にある人たちが掘り下げて考えつずけて行かなくてはならないことなんだろう。
 登場する人たちの考え方が一人一人丁寧に書かれていてさすがに内田せんせ
 最後は涙涙です。
靖国への帰還 Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還より
406214400X
No.32
(4pt)

戦争は駄目ね

武者さんが訴えていることは今の日本にある人たちが掘り下げて考えつずけて行かなくてはならないことなんだろう。
 登場する人たちの考え方が一人一人丁寧に書かれていてさすがに内田せんせ
 最後は涙涙です。
靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19)より
4061827286
No.31
(4pt)

戦争は駄目ね

武者さんが訴えていることは今の日本にある人たちが掘り下げて考えつずけて行かなくてはならないことなんだろう。
 登場する人たちの考え方が一人一人丁寧に書かれていてさすがに内田せんせ
 最後は涙涙です。
靖国への帰還 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社文庫)より
4062769557
No.30
(5pt)

考えさせられる小説

この作品を読んでまず感じることは、小説には何らかのテーマが必要だということです。どんなエンターテインメント小説でもテーマがなければ読み応えはありません。(同じことは映画にも言えることですが)

本作品はある実在の人物像を借りて、靖国神社問題について一説を投じた意欲的な小説です。読みながら考えさせられることがとても多く、戦時下に於ける兵士たちの思いが伝わってきます。

ここに登場する主人公と同じような思いは、戦後生まれの私も感じています。

今でも戦争に関わることの多い国アメリカに対して、どこの国もその戦争責任を追及できないのはあまりにも非常識過ぎはしないか? 無差別本土空襲、原爆投下、ベトナム戦争での薬剤散布、どれをとっても人道的に許される行為ではありません。なのにいつまでも責任を追及できないでいるこの有様に腹が立ちます。

著者の思いがとても強く感じられる作品でした。


靖国への帰還 Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還より
406214400X
No.29
(5pt)

考えさせられる小説

この作品を読んでまず感じることは、小説には何らかのテーマが必要だということです。どんなエンターテインメント小説でもテーマがなければ読み応えはありません。(同じことは映画にも言えることですが)

本作品はある実在の人物像を借りて、靖国神社問題について一説を投じた意欲的な小説です。読みながら考えさせられることがとても多く、戦時下に於ける兵士たちの思いが伝わってきます。

ここに登場する主人公と同じような思いは、戦後生まれの私も感じています。

今でも戦争に関わることの多い国アメリカに対して、どこの国もその戦争責任を追及できないのはあまりにも非常識過ぎはしないか? 無差別本土空襲、原爆投下、ベトナム戦争での薬剤散布、どれをとっても人道的に許される行為ではありません。なのにいつまでも責任を追及できないでいるこの有様に腹が立ちます。

著者の思いがとても強く感じられる作品でした。


靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19)より
4061827286
No.28
(5pt)

考えさせられる小説

この作品を読んでまず感じることは、小説には何らかのテーマが必要だということです。どんなエンターテインメント小説でもテーマがなければ読み応えはありません。(同じことは映画にも言えることですが)

本作品はある実在の人物像を借りて、靖国神社問題について一説を投じた意欲的な小説です。読みながら考えさせられることがとても多く、戦時下に於ける兵士たちの思いが伝わってきます。

ここに登場する主人公と同じような思いは、戦後生まれの私も感じています。

今でも戦争に関わることの多い国アメリカに対して、どこの国もその戦争責任を追及できないのはあまりにも非常識過ぎはしないか? 無差別本土空襲、原爆投下、ベトナム戦争での薬剤散布、どれをとっても人道的に許される行為ではありません。なのにいつまでも責任を追及できないでいるこの有様に腹が立ちます。

著者の思いがとても強く感じられる作品でした。


靖国への帰還 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社文庫)より
4062769557
No.27
(2pt)

メジャー作家ならではの靖国論

靖国神社論としては実に浅い。
首相の公式参拝についての論も、ある程度の知識がある人にとっては、何度も聞いた事のあるありふれたものばかりだ。
靖国論としては、どこかの著書を引用したような平凡なものばかりだ。
漫画ではあるが、小林よしのりの「靖国論」の方が深い気がする。
活字で靖国神社や、A級戦犯について論を展開するなら、もっと掘り下げられるはずである。

一方、物語としても浅い。
英霊として祀られている主人公を通し、大東亜戦争の意味や、戦後の日本の繁栄と堕落を描いているが、タイムスリップという設定が陳腐すぎるし、恋人との交流も中途半端にしか書かれていない。
大東亜戦争を生き抜いた軍人を通して戦後の日本を振り返るという物語なら、福井晴敏の「終戦のローレライ」の方がはるかに重厚で面白い。

せっかくの重厚なテーマなのに、結局、浅見光彦シリーズと同じようなアッサリ読める軽い作品になっているのが残念だ。
歴史物としても、SFとしても、恋愛物としても、全て中途半端。
色んな要素を少しずつ盛り込んでいるだけ。
数十年に渡って読み続けられるような作品ではない。

ただ、この作品が出て良かったと思える点が一つある。
一般人、特に女性で、靖国神社や、A級戦犯について、正しく理解している人は非常に少ない。
左翼系マスコミによって植えつけられた「軍国主義的なもの」という負のイメージを漠然ともっている人がほとんどだろう。
その人達に、内田はキッカケを与えた。
内田康夫という、多くの女性読者に支持されているメジャー作家が、靖国問題を取り上げた。
この意味と効果は非常に大きい。
靖国神社について、全く知識のなかった人や、誤った負のイメージを持っていた人に、この問題について考えるきっかけを与えたという意味での貢献度は大きい。
これはマイナーな作家や学者では不可能だ。
大新聞やテレビ局が、靖国神社を軍国主義の象徴にように報道し、中国や韓国の主張をそのまま垂れ流している中、メジャー作家である内田がそれに疑義を呈した事の効果は大きいはずだ。
そこだけは大いに評価したい。
どんな正論であろうが、マイナー作家が何を書いても一般国民には届かない。
靖国への帰還 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社文庫)より
4062769557
No.26
(2pt)

メジャー作家ならではの靖国論

靖国神社論としては実に浅い。
首相の公式参拝についての論も、ある程度の知識がある人にとっては、何度も聞いた事のあるありふれたものばかりだ。
靖国論としては、どこかの著書を引用したような平凡なものばかりだ。
漫画ではあるが、小林よしのりの「靖国論」の方が深い気がする。
活字で靖国神社や、A級戦犯について論を展開するなら、もっと掘り下げられるはずである。
一方、物語としても浅い。
英霊として祀られている主人公を通し、大東亜戦争の意味や、戦後の日本の繁栄と堕落を描いているが、タイムスリップという設定が陳腐すぎるし、恋人との交流も中途半端にしか書かれていない。
大東亜戦争を生き抜いた軍人を通して戦後の日本を振り返るという物語なら、福井晴敏の「終戦のローレライ」の方がはるかに重厚で面白い。
せっかくの重厚なテーマなのに、結局、浅見光彦シリーズと同じようなアッサリ読める軽い作品になっているのが残念だ。
歴史物としても、SFとしても、恋愛物としても、全て中途半端。
色んな要素を少しずつ盛り込んでいるだけ。
数十年に渡って読み続けられるような作品ではない。
ただ、この作品が出て良かったと思える点が一つある。
一般人、特に女性で、靖国神社や、A級戦犯について、正しく理解している人は非常に少ない。
左翼系マスコミによって植えつけられた「軍国主義的なもの」という負のイメージを漠然ともっている人がほとんどだろう。
その人達に、内田はキッカケを与えた。
内田康夫という、多くの女性読者に支持されているメジャー作家が、靖国問題を取り上げた。
この意味と効果は非常に大きい。
靖国神社について、全く知識のなかった人や、誤った負のイメージを持っていた人に、この問題について考えるきっかけを与えたという意味での貢献度は大きい。
これはマイナーな作家や学者では不可能だ。
大新聞やテレビ局が、靖国神社を軍国主義の象徴にように報道し、中国や韓国の主張をそのまま垂れ流している中、メジャー作家である内田がそれに疑義を呈した事の効果は大きいはずだ。
そこだけは大いに評価したい。
どんな正論であろうが、マイナー作家が何を書いても一般国民には届かない。
靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19)より
4061827286
No.25
(2pt)

メジャー作家ならではの靖国論

靖国神社論としては実に浅い。
首相の公式参拝についての論も、ある程度の知識がある人にとっては、何度も聞いた事のあるありふれたものばかりだ。
靖国論としては、どこかの著書を引用したような平凡なものばかりだ。
漫画ではあるが、小林よしのりの「靖国論」の方が深い気がする。
活字で靖国神社や、A級戦犯について論を展開するなら、もっと掘り下げられるはずである。
一方、物語としても浅い。
英霊として祀られている主人公を通し、大東亜戦争の意味や、戦後の日本の繁栄と堕落を描いているが、タイムスリップという設定が陳腐すぎるし、恋人との交流も中途半端にしか書かれていない。
大東亜戦争を生き抜いた軍人を通して戦後の日本を振り返るという物語なら、福井晴敏の「終戦のローレライ」の方がはるかに重厚で面白い。
せっかくの重厚なテーマなのに、結局、浅見光彦シリーズと同じようなアッサリ読める軽い作品になっているのが残念だ。
歴史物としても、SFとしても、恋愛物としても、全て中途半端。
色んな要素を少しずつ盛り込んでいるだけ。
数十年に渡って読み続けられるような作品ではない。
ただ、この作品が出て良かったと思える点が一つある。
一般人、特に女性で、靖国神社や、A級戦犯について、正しく理解している人は非常に少ない。
左翼系マスコミによって植えつけられた「軍国主義的なもの」という負のイメージを漠然ともっている人がほとんどだろう。
その人達に、内田はキッカケを与えた。
内田康夫という、多くの女性読者に支持されているメジャー作家が、靖国問題を取り上げた。
この意味と効果は非常に大きい。
靖国神社について、全く知識のなかった人や、誤った負のイメージを持っていた人に、この問題について考えるきっかけを与えたという意味での貢献度は大きい。
これはマイナーな作家や学者では不可能だ。
大新聞やテレビ局が、靖国神社を軍国主義の象徴にように報道し、中国や韓国の主張をそのまま垂れ流している中、メジャー作家である内田がそれに疑義を呈した事の効果は大きいはずだ。
そこだけは大いに評価したい。
どんな正論であろうが、マイナー作家が何を書いても一般国民には届かない。
靖国への帰還 Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還より
406214400X
No.24
(4pt)

靖国問題って本当は何なのだろうか

2時間ドラマではいつも拝見しているけれど、書物として読むのは何年ぶり・・・の内田作品。
22歳の武者滋はB29を迎撃、2機撃墜するが被弾し墜落・・・するはずが、現代の厚木基地にタイムスリップしてしまう。

靖国神社に奉られている本人の気持ちが、現実に語られることは無い。
だからこそ、小説という形の中で、戦争で散っていった尊い命を、どう考えていったらいいのかを、
そして毎年夏になると取りざたされる首相や閣僚の参拝問題は、
いったい何を見て、何を見ていないのかを、滋の言葉で、残された人々の言葉で語らせている。

「死んだら靖国で会おう」それが当時の兵士達の唯一の心の拠りどころだったなんて、
純粋すぎて、哀しすぎて、涙が止まらなかった。
私の娘も滋と同じ22歳、戦争中で無く、平和な時代に生まれたことを幸せに思わずにはいられない。
そして、2度と、戦争はおこしてはならないと強く思った。


靖国への帰還 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社文庫)より
4062769557
No.23
(4pt)

靖国問題って本当は何なのだろうか

2時間ドラマではいつも拝見しているけれど、書物として読むのは何年ぶり・・・の内田作品。
22歳の武者滋はB29を迎撃、2機撃墜するが被弾し墜落・・・するはずが、現代の厚木基地にタイムスリップしてしまう。
靖国神社に奉られている本人の気持ちが、現実に語られることは無い。
だからこそ、小説という形の中で、戦争で散っていった尊い命を、どう考えていったらいいのかを、
そして毎年夏になると取りざたされる首相や閣僚の参拝問題は、
いったい何を見て、何を見ていないのかを、滋の言葉で、残された人々の言葉で語らせている。
「死んだら靖国で会おう」それが当時の兵士達の唯一の心の拠りどころだったなんて、
純粋すぎて、哀しすぎて、涙が止まらなかった。
私の娘も滋と同じ22歳、戦争中で無く、平和な時代に生まれたことを幸せに思わずにはいられない。
そして、2度と、戦争はおこしてはならないと強く思った。
靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19) Amazon書評・レビュー: 靖国への帰還 (講談社ノベルス ウA- 19)より
4061827286