ハサミ男

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評判

ハサミ男の評価:

3.82/5点 レビュー 390件。 S ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全789件 701〜720 36/40ページ
No.89
(4pt)

厚みの割りには軽くて読みやすい

こういった、小説ならではの表現、映像では表現できない面白さっていうのが好きですね。長篇といえば長篇なのですが、ハサミ男の場面と刑事達の捜査の場面が交互に出てきて意外に読みやすい。同じ場面を交互に別の視点から描くことでくどさがなくなっています。磯部刑事のキャラクターがいいですね。刑事っぽくなくて。普通、こういう難事件を追っていく刑事っていうのはもうちょっとキレものだったりするのに、ちょっと間の抜けているところがいい。最後の最後、「ん?」と何度も読み返してしまった。ほっほー、そういうことだったのか。ただ、ラストはちょっとあっけなかったかなあ。そこがもうひとひねりあったらもっと面白かったかも。次に期待します。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.88
(2pt)

次点かな

終盤に一瞬「は?」と、ある1行を何度も読み直し、直後に「ふーん」。どんでん返しで、他のミステリで受ける程の驚きはなく、どちらかといえば冷めて読んだ。フェアではあるけど、この類のトリックなら、もっと上手い構築をしている作品はある。こうだからこう、とハッキリと捻じ伏せられて、驚愕するには、まだまだ体力が有り余った。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.87
(3pt)

犯罪心理

犯罪者の脳波が普通の人に比べて違っていることはかなり前から知られていることのようです。ですが、もちろんそれだけで、犯罪者と正常者に明確な境界線を引くことはできません。この本の主人公は一種の快楽殺人者なのですが、本文に『君は自分自身に「なぜ」とは問わない。問うのは「どうやって」かだけだ。』というものがあります。全体を通して、2重人格気味の主人公の心理がよく描けていると思います。主人公は女子高生を殺したあと、喉にはさみを突き立てるという連続殺人犯です。しかし、3人目に狙っていた女子高生が、別の誰かに同じ手口で殺されてしまいます。ここから、主人公の犯人探しへの推理が始まりますが…、最後におおきなどんでん返しが待っています。犯行自体は重苦しいですがあちこちにユーモアの散りばめられた推理ショーがそれを打ち消してくれます。読んで損はないと思いますよ。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.86
(4pt)

私の推理小説ベスト3

プロット、トリックは たしかにありきたりの単純な物かもしれません。同時期に発表された我孫子氏の小説にほぼど同内容の物があります。ただ このソリッドなキャラ立てもしていない小説のおもしろさは言葉の裏切りにしぼられた刹那で極上な美しさの発見にあります。著者はポストモダンにかかわった人なので 伝達のズレがつくる一瞬の驚きが この小説の目的だと思います。「太ってる」 ・・・・最高でした!次作の美濃牛では ちょっとズレた、ただの言葉遊びになってしまい残念でした
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.85
(1pt)

あくまで一般読者向け

 ハッキリ言って本書の中核を為す部分が私には全て看破出来た。真犯人も、アレも何もかも、である。 私はミステリをかなり読んでいると自負しているが、このような作品はありがちのような気がする。 看破出来たのも、叙述トリックということで少しうがった見方で読んだからかも知れないが、このようなものを物語の中核に置くのはどうかと思う。構成力は確かに素晴らしいと思うが、筆力がまだまだそれに追いついていない。むしろ次作の「美濃牛」の方が練り込まれていると思う(残念ながら作品としてはイマイチだと思うが)。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.84
(3pt)

すっかり騙された。

自分はアホなんちゃうか・・・と心配になった。突然訳が分からなくなり、読み返す事に・・・。疑いもせず、すっかり作者の罠にドップリはまってしまっていた。やられた~って感じ。「ハサミ男Ⅱ」ってのがもし出たら読むだろな。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.83
(3pt)

壊れたひとのあやうさ

 ぼんやり読んでたら、見事に騙されました。猟奇連続少女殺人、自己破壊衝動とサイコ気分がステキなミステリ。騙されてなんぼ、であるから、読者の方は予備知識なしにいきなり読んで、「オオ~っ!?」とすっぱり騙されていただきたい。話に斬新さはないかもだけど、上手な構成である。 見せかけとはいえ微妙な均衡が保たれていた事件の渦中よりか、事件が一応の解決を見たあとの方が破滅的で不気味な雰囲気を漂わせている気がした。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.82
(4pt)

デビュー作っていいねぇ

ミステリをよく読む妹は,途中でわかってしまったもんねだったようですが,私はぎゃふんと言わされました。それにしても殊能将之はいつデビュー作を超える作品を書いてくれるのでしょうか。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.81
(3pt)

どうかなぁ

確かに、ミステリーとしては面白かった。後半のひっくり返しも、一瞬前を読み直してしまったほど。文章も精緻で、読みやすい。ただ、途中で犯人の目星がつきつつあった。値段から考えれば、お得な一冊ではあるが、再読する程面白かったとはいえないなぁ。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.80
(4pt)

騙されたい。

「ハサミ男」の独白が面白い。「医師」との会話が面白い。とにかく読んで下さい。どうでもいいけど私は作者と誕生日が同じだ。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.79
(3pt)

どんでんがえし

面白かったです!!最後は「なるほどねー」と感心しました。文章の小細工が粋で読んでいてすっきりとします。本当にささやかなことですが、粋に描かれています。これは読破してみないとわからないことですので、ここでの説明は控えさせて頂きます。そして、読み終わった後に、必ず「エッ何々?」といった感じで、ページを戻ること必然でしょう。再読してみるのもきっと違った味が出ていて楽しいです。「ハサミ男」とはよく言ったもんだ!!ブラボー絶賛のわりにこの評価?と思われるかもしれませんが、けっして低い意味の評価はではありません。読んで損はありません。違う作品もよんでみようかなと思える作家さんでした。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.78
(4pt)

気持ちよいダマされ方

タイトルからゲーム「クロックタワー」を連想して、不気味で残虐な描写が多いのかと思ったが、実際はかなりユーモラス。話の展開も先へ先へと引きつけらるので、あっという間に読み終えてしまった。ラストはまんまと騙されたけど、「やられた」とニヤリとしてしまう。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.77
(4pt)

やられた・・・

読み終わって「くーっ、やられた」と地団駄を踏み、そして最初からもう一度読みたくなります。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.76
(4pt)

「ハサミ男」探偵になる

連続少女殺人犯の犯人のモノローグから物語は始まる。犯人は第3の標的を決めて今、鋭意調査中である。その一方で、日常的に自殺を繰り返す。自殺に失敗するともう一人の人格「医師」か現れて「ハサミ男」を揶揄する。ところが標的を調査中になんと当の標的が「ハサミ男」そっくりの殺され方で死んでいるのを発見する。なんとも魅力的な始まり方だ。殺人犯が探偵役になるという設定は日本では珍しい。しかも驚いたとに犯人は探偵にあまり乗り気ではないのだ。そうほうが当然といえば当然。動かないほうが真の「ハサミ男」にとっては有利なのだ。何しろ今度は犯人ではないのだから。しかしなぜか「医師」は探偵役を勧める。物語はだんだん人間の心の不思議の迷宮へと進んで行く。そして最終盤は物語は二転三転する。面白い。大変面白く、私は久しぶりに会議中にこっそり続きを読みつづけ、いっきに読んでしまった。しかし読後、あまり心には重く残らない。読後感は軽い。人によってはそれが物足りなく思うかもしれない。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.75
(4pt)

もう一度読みたくなる!

本屋でも「今、話題の!」とか「売れている」とかいう宣伝文句を一身に浴びていた「ハサミ男」。興味本位で読んだところラストでは正直、「やられた!!」と思った。主人公の「ハサミ男」のクールで知的な思考と、そのくせ死への渇望は激しいようで薄く・・・。残念なのは「偽ハサミ男」がわたしには100ページ程読んだところで分かってしまったところ。でもこの作品は純粋に「違う視点」でもう一度読み返したい作品である。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.74
(4pt)

たまにはこういうのも面白い

日経の書評を見て、読んでみた久々のミステリ。最後の10数ページで大どんでんがえしが判明し、もう一度読み直してしまった。それにしても何という大胆な発想!お見事だった。さりげなく、緻密に計算され尽くされたストーリー。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.73
(4pt)

どんでん返しあり

最後のどんでんがえしは、読み手の思い込みの間をあまりにうまくぬって展開されていたので、最初はその展開についていけなかったほどでした(でも、きちんと説明されているので、最後まで読んだときには理解できました)。本の裏に書いてあるあらすじを読むと、最近はやっているような残虐的な内容に思えるかもしれませんが、そういった部分はほとんどありません。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.72
(5pt)

一世を風靡した俊英の第一長編

美少女の首を絞め、喉に鋭利なハサミを突き
立て殺害する、シリアルキラー「ハサミ男」。
第三の標的を定め、綿密な調査を行っていたのだが、自分
の手口を装って殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。
ハサミ男は真犯人を捜し始めるが……。
本作の仕掛けの大部分は、主人公であるハサミ男
の人物造形と、密接不可分のものとなっています。
「体重に不自由な人、いいかえれば、でぶである」というハサミ男の
セルフイメージや、〈医師〉(白髪で白衣を着た、60歳くらいの男性)
という第二の人格を持つ二重人格であるという設定が、読者に先入
観をもたらし、トリックのサプライズを強化する役割を果たしています。
また、二重人格という設定は、ミステリとしての語りを
成立させる上でも、必要不可欠なものとなっています。
なぜなら、探偵役であるハサミ男の一人称の語りが採られた本作において、大詰め
に至るまで読者に真相を伏せておくためには、医師とハサミ男、それぞれに擬似的
に〈ホームズ〉と〈ワトソン〉を演じさせることで、真相開示のタイミングをコントロール
する必要があるからです。
本作は、メイントリックばかりが取りざたされがちですが、決してそれだけの作品ではなく、
周到な伏線や深読みを誘うフックの配置など、徹頭徹尾技巧で押し通した傑作なのです。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.71
(3pt)

うん、まぁ…

確かにおもしろい本でした。
そしてもう一度読み返さないと…と思うほど、どこから刷り込まれてたのか気になります。
そういう意味では見事に騙されてました。
読み終わってスッキリ!って感じじゃないし、ものすごい驚きは個人的に得られなかったものの、読んでよかったと思えました。
警察がたくさん登場するので名前を覚えるのに苦労しましたが…。全体的には読みやすいです。たまにフッと笑えるところもあり。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.70
(5pt)

余分な詮索はいらない。

どのような姿勢でミステリー小説を読むかにより評価が分かれる作品だと思う。
ミステリー小説が好きで様々な小説を読んでいるような人だと、この作品を純粋に楽しむことは難しい。このような評価をそのままこの本の評価としてしまうのはまた違う。
読書という娯楽を楽しむ姿勢で読んでほしい。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229