ハサミ男

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評判

ハサミ男の評価:

3.82/5点 レビュー 390件。 S ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全520件 461〜480 24/26ページ
No.60
(4pt)

私の推理小説ベスト3

プロット、トリックは たしかにありきたりの単純な物かもしれません。同時期に発表された我孫子氏の小説にほぼど同内容の物があります。ただ このソリッドなキャラ立てもしていない小説のおもしろさは言葉の裏切りにしぼられた刹那で極上な美しさの発見にあります。著者はポストモダンにかかわった人なので 伝達のズレがつくる一瞬の驚きが この小説の目的だと思います。「太ってる」 ・・・・最高でした!次作の美濃牛では ちょっとズレた、ただの言葉遊びになってしまい残念でした
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.59
(4pt)

デビュー作っていいねぇ

ミステリをよく読む妹は,途中でわかってしまったもんねだったようですが,私はぎゃふんと言わされました。それにしても殊能将之はいつデビュー作を超える作品を書いてくれるのでしょうか。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.58
(4pt)

騙されたい。

「ハサミ男」の独白が面白い。「医師」との会話が面白い。とにかく読んで下さい。どうでもいいけど私は作者と誕生日が同じだ。
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4061820885
No.57
(4pt)

気持ちよいダマされ方

タイトルからゲーム「クロックタワー」を連想して、不気味で残虐な描写が多いのかと思ったが、実際はかなりユーモラス。話の展開も先へ先へと引きつけらるので、あっという間に読み終えてしまった。ラストはまんまと騙されたけど、「やられた」とニヤリとしてしまう。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.56
(4pt)

やられた・・・

読み終わって「くーっ、やられた」と地団駄を踏み、そして最初からもう一度読みたくなります。
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4061820885
No.55
(4pt)

「ハサミ男」探偵になる

連続少女殺人犯の犯人のモノローグから物語は始まる。犯人は第3の標的を決めて今、鋭意調査中である。その一方で、日常的に自殺を繰り返す。自殺に失敗するともう一人の人格「医師」か現れて「ハサミ男」を揶揄する。ところが標的を調査中になんと当の標的が「ハサミ男」そっくりの殺され方で死んでいるのを発見する。なんとも魅力的な始まり方だ。殺人犯が探偵役になるという設定は日本では珍しい。しかも驚いたとに犯人は探偵にあまり乗り気ではないのだ。そうほうが当然といえば当然。動かないほうが真の「ハサミ男」にとっては有利なのだ。何しろ今度は犯人ではないのだから。しかしなぜか「医師」は探偵役を勧める。物語はだんだん人間の心の不思議の迷宮へと進んで行く。そして最終盤は物語は二転三転する。面白い。大変面白く、私は久しぶりに会議中にこっそり続きを読みつづけ、いっきに読んでしまった。しかし読後、あまり心には重く残らない。読後感は軽い。人によってはそれが物足りなく思うかもしれない。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.54
(4pt)

もう一度読みたくなる!

本屋でも「今、話題の!」とか「売れている」とかいう宣伝文句を一身に浴びていた「ハサミ男」。興味本位で読んだところラストでは正直、「やられた!!」と思った。主人公の「ハサミ男」のクールで知的な思考と、そのくせ死への渇望は激しいようで薄く・・・。残念なのは「偽ハサミ男」がわたしには100ページ程読んだところで分かってしまったところ。でもこの作品は純粋に「違う視点」でもう一度読み返したい作品である。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.53
(4pt)

たまにはこういうのも面白い

日経の書評を見て、読んでみた久々のミステリ。最後の10数ページで大どんでんがえしが判明し、もう一度読み直してしまった。それにしても何という大胆な発想!お見事だった。さりげなく、緻密に計算され尽くされたストーリー。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.52
(4pt)

どんでん返しあり

最後のどんでんがえしは、読み手の思い込みの間をあまりにうまくぬって展開されていたので、最初はその展開についていけなかったほどでした(でも、きちんと説明されているので、最後まで読んだときには理解できました)。本の裏に書いてあるあらすじを読むと、最近はやっているような残虐的な内容に思えるかもしれませんが、そういった部分はほとんどありません。
ハサミ男 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社ノベルス)より
4061820885
No.51
(5pt)

一世を風靡した俊英の第一長編

美少女の首を絞め、喉に鋭利なハサミを突き
立て殺害する、シリアルキラー「ハサミ男」。
第三の標的を定め、綿密な調査を行っていたのだが、自分
の手口を装って殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。
ハサミ男は真犯人を捜し始めるが……。
本作の仕掛けの大部分は、主人公であるハサミ男
の人物造形と、密接不可分のものとなっています。
「体重に不自由な人、いいかえれば、でぶである」というハサミ男の
セルフイメージや、〈医師〉(白髪で白衣を着た、60歳くらいの男性)
という第二の人格を持つ二重人格であるという設定が、読者に先入
観をもたらし、トリックのサプライズを強化する役割を果たしています。
また、二重人格という設定は、ミステリとしての語りを
成立させる上でも、必要不可欠なものとなっています。
なぜなら、探偵役であるハサミ男の一人称の語りが採られた本作において、大詰め
に至るまで読者に真相を伏せておくためには、医師とハサミ男、それぞれに擬似的
に〈ホームズ〉と〈ワトソン〉を演じさせることで、真相開示のタイミングをコントロール
する必要があるからです。
本作は、メイントリックばかりが取りざたされがちですが、決してそれだけの作品ではなく、
周到な伏線や深読みを誘うフックの配置など、徹頭徹尾技巧で押し通した傑作なのです。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.50
(5pt)

余分な詮索はいらない。

どのような姿勢でミステリー小説を読むかにより評価が分かれる作品だと思う。
ミステリー小説が好きで様々な小説を読んでいるような人だと、この作品を純粋に楽しむことは難しい。このような評価をそのままこの本の評価としてしまうのはまた違う。
読書という娯楽を楽しむ姿勢で読んでほしい。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.49
(5pt)

面白かった!

この本は思いだして何回も読むほど好きです。
自殺願望もあり殺人願望もあるハサミ男。
模倣犯が犯した死体を偶然にも目の当たりにし、ハサミ男が模倣犯を
つきとめるのですが、それ以外にも楽しめる内容になっています。
ハサミ男が「あなたは頭がおかしいんじゃないか」と
模倣犯に言う場面がなんか好き。
最後もニヤリとしちゃう感じになってます。
この人の本はこれ以外全くお勧め出来ないんだけど、
ハサミ男だけは面白いです。これに精魂こめちゃったのかなぁ。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.48
(4pt)

マスコミは

1999年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 得意な設定を多用するミステリ作家・殊能将之氏のデビュー作。
 のちの作品に比べると、本書はまだ「普通のミステリ」に近いだろう。そのぶん、一般読者にも楽しめるし、入門的な作品としてもいいかも知れない。
 とはいえ、ものすごい異様な作品であることも確か。アイディアに圧倒的な迫力があり、読み終わって唖然とした。すれっからしのミステリファンでも、満足できること請け合いだ。
 処女作ゆえの不手際、矛盾、物足りない点もあるが、それをカバーしてあまりあるだけの傑作だと思う。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.47
(4pt)

サイコサスペンスの傑作

主人公「ハサミ男」は、連続少女殺害事件を犯しながら、
一方では自殺願望を抱き何度も失敗を繰り返すという"異常者"。
そんなハサミ男が次なる事件を起こそうとした矢先、
自分のやり方を真似た何者かに先にターゲットを殺されてしまう。
こういうサイコサスペンスの要素がある作品は個人的に好きなので、非常に楽しく読めた。
一体、何がハサミ男に犯罪を駆り立てているのか?どうしてハサミ男はそうなってしまったのか?
なぜ?なぜ?と考えさせられると、もう作者の術中。
「ハサミ男」の犯罪はその名前から想像するほど生々しくは描かれておらず、文章もとても読みやすいので、
ミステリーに馴染みのない方にこそ是非読んでいただき、
そしてこういうのをきっかけに推理小説の面白さを知っていただけたら、と思う1冊。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.46
(5pt)

読み始めたら止まりませんでした

奇をてらった軽妙な小説かと思って読み始めたのですが、きっちり書かれた緻密な作品でした。
オチがあると言われていたので、気をつけて読んでいたのに、見事にひっかかってしまいました。いつもながら、自分が単純なのを再確認です(^^ゞ もちろん、ほとんどの人がひっかるから、小説の評価も高いのでしょうが。ドライとか硬質とかいうのではないけれど、簡潔な文体で、おそろしい事態が淡々とつづられて行きます。サイコキラーの内面を、こんなふうに描けるのかと驚きました。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.45
(5pt)

評判通り面白さ

非常に古典的などんでん返しですが、こういう読みやすくてぐいぐい惹きこまれる作品に騙されるのがミステリー読みの醍醐味だと思います。
一部レビューにあるように、最初から勘繰りまくって読めば、当然あちこちに伏線がありますから先が読めるかもしれません。でもそんな読み方をするなら最初からこの本は読まない方がいいです。
ネタバレしてしまうので詳しくは書けませんが、ちょっとしたおかしな表現や伏線を何気なくやりすごしつつ、ラストのどんでん返しで前の伏線に戻って読み返す。素直にそんな読み方を楽しめる名作だと思います。
何しろ冒頭から犯人が出てくる訳ですから面白くないハズありません。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.44
(5pt)

世界は意外と狭い

全く赤の他人だと思っていた人が、実は意外な所で自分と接点を持っていた――と言う事は以外に多い気がする。
正直この話を未だ読んだ事が無い人は、レビューを見ない方がいいと思う。
その方が読んでいて楽しいし、読み終わった後の気分もだいぶ違ってくるはずだ。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.43
(5pt)

先入観を捨てて読んでみてください。

犯罪者が主人公の物語に感情移入できるはずなし、
と思いながら読みはじめました。
読後それは間違いだったとわかります。
良く計算された物語です。
すっかり騙されてしまいました。
是非みなさんもこの悔しさを味わってください。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.42
(4pt)

だまされた!・・・・が・・・

叙述トリックものということをすっかり忘れて読み始めたので
完全にだまされました。
いや、忘れてなくてもだまされたかもしれない。
ただひとついえるのは、手品を見るときに
「トリックを暴いてやろう!暴いてやろう!」と意気込んで見る人には
向いていない小説でしょう…
まっさらな気持ちでどうぞ。
ただひとつ不満といえば、主人公や被害者の女の子が
どうしてああも自分を傷つける行為を繰り返すのか
いまいちはっきりしない。
読者が自分で考えて補填しろ、ってことなのだろうか。
伏線はりまくりで投げっぱなし感がしてそこが−★ってことで☆4つです。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229
No.41
(4pt)

ハサミ男というタイトルが絶妙である

ハサミ男は、美少女殺人願望と自殺願望という狂気の性格で、
自分の真似をして女子高生を殺した「ニセハサミ男」が気になり
犯人捜査を開始する。
警察の捜査状況とハサミ男の捜査状況が交互に展開して、
ついつい引き込まれて読んでしまった。
最後のどんでん返しにはビックリした。
警察組織のノンキャリアの刑事、巡査部長、巡査などのことも
よく調査されていて違和感がなかった。
そしてハサミ男の内面の葛藤もとても良く表現されていた。
読んでいてハサミ男の殺人願望と自殺願望の異常性格が
恐くなってきた。それほど著者は、二重人格について調査して
書いている。ミステリアスな著者である。
ハサミ男 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ハサミ男 (講談社文庫)より
4062735229