あるキング

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評判

あるキングの評価:

3.02/5点 レビュー 187件。 D ランク

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平均点3.02pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全69件 21〜40 2/4ページ
No.49
(3pt)

現実味に欠ける野球の話

野球の成績優秀選手に
打率「王」、打点「王」、ホームラン「王」などの
「王」がよく使われることから、
天才野球選手とが主人公のこの小説の題名は
ある「キング」のようです。

主人公の名前は、王が求めると書いて
王求(おうぐ)です。

王求は野球のボールである「球」の字の分解です。
伊坂氏らしい洒落が効いています。

野球が身近なスポーツだけに
小説の中身に入り込みやすいですが、
3人の黒服の女や得体のしれない獣などの非現実的なものがあらわれる度に
現実に引き戻されてしまい、
小説にどっぷりつかれないのが残念でした。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.48
(3pt)

ファン向けかアンチ向けか・・・

たしかに異質な作品です
伊坂氏がエッセイで見せるような淡々とした流れで描かれるのですが
設定というかプロットだけを見ると非常に現実離れし過ぎています

氏の持ち味でもある伏線もあるにせよとても薄味です
とはいえ平静な中にもスピード感が増すあの独特のワクワク感もあります

ファンなら許せる小説なのか
それともファンだからガッカリするのか

個人的には
とりあえず伊坂氏でなければ本にはなっていないと思える小説ではあります
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.47
(3pt)

伊坂ファンでなければおもしろい?

私は伊坂ファンではない。
ギャングがどうしたこうしたという小説は、最初の30ページくらいで、もうそれ以上読み進めることができなくなった。

そういう者から言うと、これはそんなに悪くない小説だ。
少なくとも最後まで読むことができないようなたぐいの小説ではなくて、
それなりに光がある小説だと思う。

伊坂の作家としての可能性を感じさせるが、だが同時に本書は手を抜き過ぎのようにも思える。
最初から、ホームランを狙ったのではなくて、セカンドの頭上を超えるくらいのヒット考えていたのだろうが、読者としては馬鹿にされているような気になる。
もし彼が本気で書けば、もともと影響を受けているらしい村上春樹を超えられるような気もするが……どこまでやる気があるのだろうか?
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.46
(3pt)

伊坂ファンでなければおもしろい?

私は伊坂ファンではない。
ギャングがどうしたこうしたという小説は、最初の30ページくらいで、もうそれ以上読み進めることができなくなった。

そういう者から言うと、これはそんなに悪くない小説だ。
少なくとも最後まで読むことができないようなたぐいの小説ではなくて、
それなりに光がある小説だと思う。

伊坂の作家としての可能性を感じさせるが、だが同時に本書は手を抜き過ぎのようにも思える。
最初から、ホームランを狙ったのではなくて、セカンドの頭上を超えるくらいのヒット考えていたのだろうが、読者としては馬鹿にされているような気になる。
もし彼が本気で書けば、もともと影響を受けているらしい村上春樹を超えられるような気もするが……どこまでやる気があるのだろうか?
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.45
(3pt)

伊坂作品としては、異質

感想はおもしろいですよ。
ただ、伊坂作品の、おもしろい言い回し。伏線の回収。ニヤッするような要素はないです。
全体的に重い雰囲気で、それを皮肉で軽くするようなこともなし。
この点が他の伊坂さんの作品とは違うと思います。

文庫版は、かなりわかりやすくなっています。
単行本も何度も読んでいるので、その影響もあるかもしれませんので。
それでも、「読みやすい」とは言えない作品ではあります。

登場する弱い野球のチームに孤独なキング(王)が登場。
それも決して幸せな、みんなに望まれたスターではなく、文字通りキング。
キングとは、どのようなものか。善だけでなく、悪でもない。
「フェアであり、ファール」 ホントこのことを考えさせられる、おもしろい作品です。
なにかの価値観を述べるのではなく、現実を事実をただ提示して、そこから何かを感じるか。

人にオススメはしませんが、興味もたれたなら、一読するべきですよ。
無難な作品だけでは、出会えない作品もあります。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.44
(3pt)

伊坂作品としては、異質

感想はおもしろいですよ。
ただ、伊坂作品の、おもしろい言い回し。伏線の回収。ニヤッするような要素はないです。
全体的に重い雰囲気で、それを皮肉で軽くするようなこともなし。
この点が他の伊坂さんの作品とは違うと思います。

文庫版は、かなりわかりやすくなっています。
単行本も何度も読んでいるので、その影響もあるかもしれませんので。
それでも、「読みやすい」とは言えない作品ではあります。

登場する弱い野球のチームに孤独なキング(王)が登場。
それも決して幸せな、みんなに望まれたスターではなく、文字通りキング。
キングとは、どのようなものか。善だけでなく、悪でもない。
「フェアであり、ファール」 ホントこのことを考えさせられる、おもしろい作品です。
なにかの価値観を述べるのではなく、現実を事実をただ提示して、そこから何かを感じるか。

人にオススメはしませんが、興味もたれたなら、一読するべきですよ。
無難な作品だけでは、出会えない作品もあります。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.43
(3pt)

もったいない。

絶対無比の能力を持った野球選手を「孤独な王様」になぞらえて、マクベスの世界観を仮借しつつ描かれる話。
分量も多くなくサラリと読める。人の運命のはかなさ・無常観といった世界が好きな人には、好きな話かもしれない。

この小説の評価は、主人公がサイボーグのようなキャラクターとして描かれていること、とりわけ(プロ野球で打率5割超、といったフィジカルな面もさることながら)、主人公がさしたる感情の揺らぎをもたないことへの賛否、に尽きると感じる。

私は率直に、「生煮えで熟成し切らなかった、もったいない小説」だと思う。

この話の中にはそれ単体でスピンオフさせても十分に小説になりそうな素材がザクザク転がっていて、もうほんの少しだけ、主人公(あるいはその周辺人物)の内面を丁寧に掘り込んでみたら、わざわざマクベスを引き合いに出さずとも、ものすごく面白い小説(短編集にせよ、長編にせよ)ができたのではないか。

伊坂さんといえばかつて、各賞選考のさいに「熱量が低い」「苦悩がない」「想定した世界を言葉が超えていかない」などと、色々言われた時期があった。それこそが伊坂作品のよき特徴ともいえるのだが、そろそろ年齢からいってもキャリアからいっても、それらの声を見返すべき時期にきているのかもしれない。
本作は、取り組みようによっては、そのきっかけとなるようなキャリアハイの作品となる可能性を秘めていたのでは、との思いを禁じ得ない。

(以下ネタバレ気味で恐縮ですが)

読みたいなぁ、と思ったのは・・・
・自分を応援・指導してきた両親は、何のことは無い野球に関しては「ただの素人」で、そこに主人公が葛藤を覚えるエピソード。その主題だけでも、じゅうぶん一本の小説になりそう。
(逆に、子どもが離れていくのを見送る親の気持ちも、伊坂さんならどう書くのか読んでみたい。)

・父親がよかれと思ってやったことが結果的に主人公の足を生涯にわたってひきずり続ける結果になってしまったことに対しての、主人公の想いや父親の内面も、伊坂さんならどう書くのか、もっと読みたい。

・主人公にもう少し年を取らせて、肉体的な衰えや引退との葛藤なようなものを描いてみても、面白かったのでは。
(王様なのだから、王ならではの苦悩、思い通りにいかないもがき・苛立ちなどがもっとあってもよいのでは、と。)

などなど。
読者の想像に委ねるだけではなく、「伊坂さんならどう描くのか」を読んでみたい。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.42
(3pt)

もったいない。

絶対無比の能力を持った野球選手を「孤独な王様」になぞらえて、マクベスの世界観を仮借しつつ描かれる話。
分量も多くなくサラリと読める。人の運命のはかなさ・無常観といった世界が好きな人には、好きな話かもしれない。

この小説の評価は、主人公がサイボーグのようなキャラクターとして描かれていること、とりわけ(プロ野球で打率5割超、といったフィジカルな面もさることながら)、主人公がさしたる感情の揺らぎをもたないことへの賛否、に尽きると感じる。

私は率直に、「生煮えで熟成し切らなかった、もったいない小説」だと思う。

この話の中にはそれ単体でスピンオフさせても十分に小説になりそうな素材がザクザク転がっていて、もうほんの少しだけ、主人公(あるいはその周辺人物)の内面を丁寧に掘り込んでみたら、わざわざマクベスを引き合いに出さずとも、ものすごく面白い小説(短編集にせよ、長編にせよ)ができたのではないか。

伊坂さんといえばかつて、各賞選考のさいに「熱量が低い」「苦悩がない」「想定した世界を言葉が超えていかない」などと、色々言われた時期があった。それこそが伊坂作品のよき特徴ともいえるのだが、そろそろ年齢からいってもキャリアからいっても、それらの声を見返すべき時期にきているのかもしれない。
本作は、取り組みようによっては、そのきっかけとなるようなキャリアハイの作品となる可能性を秘めていたのでは、との思いを禁じ得ない。

(以下ネタバレ気味で恐縮ですが)

読みたいなぁ、と思ったのは・・・
・自分を応援・指導してきた両親は、何のことは無い野球に関しては「ただの素人」で、そこに主人公が葛藤を覚えるエピソード。その主題だけでも、じゅうぶん一本の小説になりそう。
(逆に、子どもが離れていくのを見送る親の気持ちも、伊坂さんならどう書くのか読んでみたい。)

・父親がよかれと思ってやったことが結果的に主人公の足を生涯にわたってひきずり続ける結果になってしまったことに対しての、主人公の想いや父親の内面も、伊坂さんならどう書くのか、もっと読みたい。

・主人公にもう少し年を取らせて、肉体的な衰えや引退との葛藤なようなものを描いてみても、面白かったのでは。
(王様なのだから、王ならではの苦悩、思い通りにいかないもがき・苛立ちなどがもっとあってもよいのでは、と。)

などなど。
読者の想像に委ねるだけではなく、「伊坂さんならどう描くのか」を読んでみたい。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.41
(3pt)

現代版『マクベス』?

09年08月の単行本 から大幅な加筆修正を加えて文庫化です.(巻末,『文庫版あとがき』より)

戯曲『マクベス』が下地にあるとされる物語は,とあるセリフを強調,繰り返して進みますが,
その戯曲になぞらえたと思しき演出の数々は,現実の世界ながらも非現実的なものが多めの印象.

このあたりは,文庫化に際して整理されたそうで,語られることはおおむね理解はできるのですが,
何かの暗喩,もしくは寓話的な雰囲気を漂わせながらも,掴みどころを図りかねて戸惑いを覚えます.
また,置かれたままのエピソードが目立ち,語る必要は薄いとは解りながらも,モヤモヤが抜けません.

主人公を取り巻く環境,文字通りその成長過程,そして彼自身の雰囲気にも惹かれるところがあり,
第三者の視点を中心にした語りも,ちょっと緩いユーモアと先をにおわせる口調が不思議と心地よく,
純粋に少年の生涯を描いた作品として読むなら,数奇な運命に…と,余韻も引く切ない物語なのですが,
現代版の『マクベス』ということなのか,元を知らない自分には,最後まで入り込んでいけませんでした.

読みやすく,つまらないわけでもないのですが,『消化』するのに時間と回数が必要なように感じます.
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.40
(3pt)

自信を持つんだ。

帯や広告にある文言の「今までの井坂幸太郎作品とは違う」とか、「この作品には驚くような展開はない」 とか。誰に向かってフォローしてるのか。この名作を文庫化した自分たちに誇りを持つべきだ。

そうゆう意味で、作品に星4つ。編集社の態度にマイナス1つ。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.39
(3pt)

現代版『マクベス』?

09年08月の単行本から大幅な加筆修正を加えて文庫化です.(巻末,『文庫版あとがき』より)

戯曲『マクベス』が下地にあるとされる物語は,とあるセリフを強調,繰り返して進みますが,
その戯曲になぞらえたと思しき演出の数々は,現実の世界ながらも非現実的なものが多めの印象.

このあたりは,文庫化に際して整理されたそうで,語られることはおおむね理解はできるのですが,
何かの暗喩,もしくは寓話的な雰囲気を漂わせながらも,掴みどころを図りかねて戸惑いを覚えます.
また,置かれたままのエピソードが目立ち,語る必要は薄いとは解りながらも,モヤモヤが抜けません.

主人公を取り巻く環境,文字通りその成長過程,そして彼自身の雰囲気にも惹かれるところがあり,
第三者の視点を中心にした語りも,ちょっと緩いユーモアと先をにおわせる口調が不思議と心地よく,
純粋に少年の生涯を描いた作品として読むなら,数奇な運命に…と,余韻も引く切ない物語なのですが,
現代版の『マクベス』ということなのか,元を知らない自分には,最後まで入り込んでいけませんでした.

読みやすく,つまらないわけでもないのですが,『消化』するのに時間と回数が必要なように感じます.
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.38
(3pt)

自信を持つんだ。

「今までの井坂幸太郎作品とは違う」とか、「この作品には驚くような展開はない」 とか、フォローはいい。この名作を文庫化した自分たちに誇りを持つべきだ。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.37
(3pt)

王かな

きちが*両親に苦労しながらも、野球をがんばる若者の話です。

小学生の時点で、天下をとります。
その先は成長がないので、つまりません。
「能力がすごいのが王ってわけじゃないだろ」
っておもいました。

ぼくは泣きましたけどね・・・・。

恨みを終わらせる物語
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.36
(3pt)

王かな

きちが*両親に苦労しながらも、野球をがんばる若者の話です。

小学生の時点で、天下をとります。
その先は成長がないので、つまりません。
「能力がすごいのが王ってわけじゃないだろ」
っておもいました。

ぼくは泣きましたけどね・・・・。

恨みを終わらせる物語
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.35
(3pt)

ちょっと異質な物語

伊坂幸太郎はすべて読んできましたが、今回はじめていまいちだと感じました。
野球好きな人にはおもしろいと思いますが、野球に疎い私は序盤から退屈…。登場人物にも魅力を感じる人がいなくて、読み進めるのが困難でした。
少し村上春樹っぽいけど…これがブンガク的ということなんだろうか、私にはまだ難しい…(-.-;)
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.34
(3pt)

ちょっと異質な物語

伊坂幸太郎はすべて読んできましたが、今回はじめていまいちだと感じました。
野球好きな人にはおもしろいと思いますが、野球に疎い私は序盤から退屈…。登場人物にも魅力を感じる人がいなくて、読み進めるのが困難でした。
少し村上春樹っぽいけど…これがブンガク的ということなんだろうか、私にはまだ難しい…(-.-;)
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.33
(3pt)

乃木のパートが好きだ。

特別で異質なものだと感じているのに、気がついていないかのような鈍感さで ごく普通の友人として近づき、鈍感さゆえに近くに行けてしまった。
いいなあ・と思う。

あれが乃木でなかったのは、本当に残念だった。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.32
(3pt)

乃木のパートが好きだ。

特別で異質なものだと感じているのに、気がついていないかのような鈍感さで ごく普通の友人として近づき、鈍感さゆえに近くに行けてしまった。
いいなあ・と思う。


あれが乃木でなかったのは、本当に残念だった。

あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797
No.31
(3pt)

難解な作品

伊坂幸太郎の作品は自分に多大な刺激を与えてくれる。

デビュー作品に「喋るカカシ」を登場させ、「死神の精度」では名の通り死神が颯爽と街を駆け回り、その一角の銀行では今日も銀行強盗が起こる「陽気なギャング」シリーズ・・・。

よく彼の名を語るときに用いられるのは「絶妙な伏線の終盤での総回収」であったり、「洒脱なユーモアで読むものを唸らせる」あるいは「軽妙な会話の裏に計算されつくされたトリックを混ぜ込む」
読者を感嘆させるこれらの技法は様々な著書で利用されてきたが、彼のキャリアからすると後期にあたる16作目は、不振の結果に終わってしまった。

読後の何ともいえない消化不良感は彼らしくないと思ったし、何より話の趣旨が奇妙な怪物等の出現によってつかみにくくなってしまっていた。

次作「SOSの猿」「オー!ファーザー」「バイバイ、ブラックバード」いずれも微妙だった覚えがある。
久々の快作「マリアビートル」を皮切りに、初期〜中期の作風に戻って欲しいと切に願う。
あるキング (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: あるキング (徳間文庫)より
4198935874
No.30
(3pt)

難解な作品

伊坂幸太郎の作品は自分に多大な刺激を与えてくれる。

デビュー作品に「喋るカカシ」を登場させ、「死神の精度」では名の通り死神が颯爽と街を駆け回り、その一角の銀行では今日も銀行強盗が起こる「陽気なギャング」シリーズ・・・。

よく彼の名を語るときに用いられるのは「絶妙な伏線の終盤での総回収」であったり、「洒脱なユーモアで読むものを唸らせる」あるいは「軽妙な会話の裏に計算されつくされたトリックを混ぜ込む」
読者を感嘆させるこれらの技法は様々な著書で利用されてきたが、彼のキャリアからすると後期にあたる16作目は、不振の結果に終わってしまった。

読後の何ともいえない消化不良感は彼らしくないと思ったし、何より話の趣旨が奇妙な怪物等の出現によってつかみにくくなってしまっていた。

次作「SOSの猿」「オー!ファーザー」「バイバイ、ブラックバード」いずれも微妙だった覚えがある。
久々の快作「マリアビートル」を皮切りに、初期〜中期の作風に戻って欲しいと切に願う。
あるキング Amazon書評・レビュー: あるキングより
4198627797