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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 1181~1200 60/76ページ
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先の戦争に関わる本は出来るだけいろいろと読むようにしているが、真実だけを素直に受け止めたいと思っていたので、フィクションはあまり読んでいなかった。 あの戦争は語り継がれるべきことであり、それは正しく語られなければいけないことなので、フィクションは敬遠していたが… この物語にはフィクションとか関係なく素直に感動した。 そして、あらためてあの戦争は語り継がれるべきことであると考えさせられ、 このような形で語る手段を持つこの作家の才能を羨ましく思う。 | ||||
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エピローグで涙腺が堪えきれず泣きました。戦争を生きた祖父の足跡を追うという主人公の姿が自分とかぶり読み耽りました。この本を読んで、「一生懸命」や「必死」という言葉が今では安直につかわれすぎている事に嫌悪感を覚える。 | ||||
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と思いつつ、泣かされました。 「ちょっとだけ…」のつもりが終わるまで止まらず、深夜までかかり一気に読みました。 ただ…特攻隊と9.11のテロリストを一緒くたにするのだけは、やめて頂きたい… 「愛する国の為、愛する家族を守る為」に命を捧げて下さった方々に失礼だと思います。 百田氏の本は初めて読みましたが、他の本にも手が伸びそうです。 まだ読んでいない方は、是非!! | ||||
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第二次大戦関連の本を何冊も読むくらいの、ある程度横断的で深みのある知識が得ることができます。 軍の上層部や、新聞は確かに批判の対象になりますが、当時の情報網からしたら仕方ない側面もあるのかなとは 思います。 それにしても、戦争で亡くなった方々への畏敬の念を改めて強く強く感じます。自分が40を過ぎ、国に 一体何が出来てるかを考えたとき、恥ずかしい気持ちになります。 せめてこういう良書を読み、次世代に少しでもいい国を残したいとの思いを強くするばかりです。 | ||||
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これを読もうと思ったのはちょうど王様のブランチで紹介している時でした。 もともと第二大戦の歴史関係の本はそれなりに読んでいるので、ところどころ長官の名前が出てくる度、『そーなんだよね…、ここがこうでさー…』 と思ってしまいなかなか読み進むのが遅かったです(^_^;) 気になったのは、 知識がある人にはわかる逃げ?みたいな感じがありました。 ですが、航空戦の様子が 本当に細かく描写されていて 読み手側も手に汗握りました! 星4つなのは孫たちの描写 がもうちょっと欲しかったので… | ||||
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読むのに8時間近くかかった。 石井裕教授がお勧めしていたので読んでみた。 主人公の青年が特攻隊員だったおじいさん人物像を戦争体験を通じて調べて行く。 あと数年遅かったらおじいさんの話を覚えている人はいなくなる。 これは戦争を語り継ぐ人がいなくなるという事です。 子の本が今売れていてよかったと思います。 戦争について語るのにまだ間に合うはずです。 当時の軍部の問題点やジャーナリズム批判もあり、ただの感動系戦争小説ではない。 天皇を本当に神だとは思っていなかった! 誰も死にたいと思っていなかった! みんな誰かの為に戦っていたんだ! 認識を改める話ばかりです。 エピローグなど無粋と思っていたが、素晴らしいエピローグに感謝。 これがデビュー作とは驚きです。 この夏、必読の一冊です! | ||||
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ニートの弟とライターの姉が、特攻でなくなった祖父について調べていく話です。 恥ずかしながら、太平洋戦争の戦術の詳細を知りませんで、戦闘の記述については新鮮に読みました。 零戦が開戦当時優れた戦闘機であったことも知らなかったです。 「坂の上の雲」に描かれていた秋山兄弟のような日露戦争で海戦、陸上戦に勝つために、相手を研究し日夜寝ずに作戦を練った士官たちに比べ 武士道や皇国信仰といった浮世離れした思想に基づいて、作戦を執行した士官たちに思わずため息が出ました。 日本はどこで奢ってしまったのか・・改めて考えさせられました。負けるべくして負けたのでしょうね。 カミカゼアタックと無差別テロは違う。ということにもハッとしました。 実は私も9.11を見たとき、特攻隊を連想しました。 ストーリーとしてはありきたりですし、文章力や構成力も拙い部分があります。 それでも著者が、伝説のゼロ戦操縦士であり、主人公姉弟の実の祖父であり宮部の存在を通して言いたいことは、 十分伝わってきました。 宮部のような冷静な判断ができた人材が、昭和初期にいたかどうかはわかりません。 もし実在していたとしても、口を閉ざしていたかどこかから非国民と噂されて抹殺されたでしょうから・・ それでも、フィクションとわかっていても生に執着した彼の生きざま・死にざま、彼に影響を与えられた者たちの姿に めったに本や映画で泣かない私も思わず涙がこぼれました。 昨日、作文がうまくかけてないと息子を叱った自分がとても平和でくだらなく思えました。 今、この平和は太平洋戦争で血を流した人たち、戦後頑張った人たちの上にあること 息子を過った戦場に出すような世の中にしてはいけないと、改めて思いました。 | ||||
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私はいわゆるベストセラーの類の本はまず読まず、本書の存在も知らなかったのだが、本書の映画化に私の職場に協力するということを知り、興味半分で読んでみることにした。本書はあくまでも一般向けのエンターテイメント小説であり、文学作品ではない。文章の美しさや世界観を味わうような作品ではない。主人公の祖父が美化され過ぎているし、海軍の士官、特に海軍兵学校出身のエリートがあの敗戦を導いたとする説明は、余りにも陳腐に過ぎる。あの戦争についてそれなりに勉強してきた人にとっては本書は物足りないどころか、胡散臭いとまで感じられるかもしれない。 しかし、本書はエンターテイメント小説として読まれるべきであり、その限りでは良質な作品だと思う。とにかく文章が平易だし、あの戦争の有名な戦いが非常に分かりやすく説明されている。というか、これほど分かりやすくあの戦争を説明した本は他にないのではないかと思える程である。主人公の祖父の人間像が、様々な戦友によって語られていき、最後には祖父の最期の秘密が明らかにされる。とにかく巧みに構成されている小説である。映画も人気を博すのではないだろうか。 | ||||
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大切な人にこそ、読んでもらいたい作品でした。 我が家には、3歳と1歳の娘がいますが、この書を、2人が理解出来る年齢になれば贈りたいと思います。 | ||||
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仕事が大変とかなんとか思っているのが恥ずかしくなります。 彼らからしたら、今自分が大変だと思っていることなんか 余りにも小さすぎて笑われそう! もっと全力で生きなければと思いました。 | ||||
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零戦の天才パイロットだった祖父の生きた軌跡を数十年後に追う現代の姉弟。 世代を超えて伝わる思いが読者にも伝わってきて、久々に胸が熱くなった一冊。 現代の若者が戦争体験者に聞いて廻る、というスタイルは正解だったと思う。 海軍や戦時中という特殊な環境下にあって、現代的感性では信じられない出来事 (その最たるものが特攻)と、それでも時代を超えて伝わる普遍的な人物の苦悩や魅力。 この両者を若者の視点を用いて描く事に成功している。作中でも戦中世代の老人と 若者の交流が幾度となく語られる、それは感動であったり、衝突であったり。 肉親から戦争体験をついぞ聞かなかった私にとっては、本書を読む事は、日本人として 戦争を知る、という責務をほんの少しでも果たせた、そんな気分にさせてくれる。 同時に作者が元放送作家ということもあり、ラバウルの空戦や最後の特攻シーンなど これでもかといわんばかりのケレン味を描いて、エンタテインメントとしても成立して いるのが面白い。戦記物の伝記では味わえない高揚感はさすがエンタテナーの筆のなせる 技か。 戦中世代が滅びる寸前のこの時代に、なんとか間に合ったおそらく最後の戦中世代が 実体験を語る体裁の零戦小説になろう。私の父は戦中世代には少し若いが、本書を貸したら えらく気に入り、いまでも老人会の仲間と回し読みをしているようだ、さりげなく親孝行が できたことが嬉しかったりする。 | ||||
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あらすじ ごく普通のフリーターの健太郎はある日。姉に祖父の事を調べてほしい頼まれた。そして衝撃の真実を知ることになる… と、まあこんな感じですけど、詳しい説明は他の方のを見たほうが早いです。 本を読み終わった時、眼から涙が出ていました。そして心が清々しくなった気がします。 私の曾祖父は徴兵でフィリピンに行ってました。もう曾祖父は亡くなったので事情はよく知りませんでしたが、この本を読むと曾祖父は「こんな気持ちだったのかな」と回想しながら読んでました。 そして英霊たちには感謝しきれません。 今の日本があるのはご先祖様たちのおかげです。 | ||||
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回想であっても主人公の宮部は、太平洋戦争中、海軍のパイロットでありながら、死にたくない臆病者とされていた。 それはどういうことだったのか。 元兵士だった老人たちが語る構成は面白い。それぞれの視点から宮部の人物が浮かび上がってくる。 あの戦争で死にたくないと言えた宮部が、最後に苦悩の末、死を選んだ。 愛する家族のために生きて帰るつもりが、消耗品とされて死んでいった部下や仲間たちだけを死なせて生き残ることの葛藤。 個人的に宮部に実は生き延びていてほしかった。 | ||||
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読んでいて辛くならないだろうかと思いましたが、尊敬する児玉さんの帯に惹かれ、結局あっという間に読み終えてしまいました。 とくに特攻隊の話は衝撃でした。実際現場で闘った人の話はおそらく真実なのでしょう。少なくとも、紡ぎ出される感情、描写は憶測ではなく、本人の生きた言葉です。だからこそ高山の「特攻隊はテロである」という発言に無知な私までも怒りと侮蔑を覚えたのです。 百田さんは説明が上手だ。 それでいて宮部さんはじめ、登場人物が優しくて、温かい。 戦争の悲しみ、怒りと人の優しさのバランスが、感動に誘ってくれたのでしょう。 また、戦争を通じて、日本のダメなところは今も昔も変わらない..例えば官僚社会、戦略下手、個人を重んじないetc..と感じたのでした。 指摘しないまでもさらっとストーリーに組み込まれているので失敗から学ぶべきことはたくさんあると思いました。 この小説が、学校の教科書だったら良かったのにと思いました。全然長く感じません! | ||||
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つまらない極端な例を長々とあげ、作品を批判して自己満足に浸るのは結構だが、、 その浅はかな知識と、戦モノオタク程度のレベルで評価するには到底及びもしない作品だと思うのだがね。 なぜ文学作品に対してリアリティの追求を求めてくるのか、私にはわからない。 当時のリアリティがどうのこうの言ったってそれは当時いた人間にしか分からない。 そして実際に戦地に赴いた人間が涙を流しながらこの作品を読んでいるのを私は見た。 あなた方はこういう人たちのまえで堂々とリアリティの追求をし、作品に低評価をつけられるのかね? 戦地に赴いた人間の涙こそリアリティではないのか。 | ||||
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涙なしには読めないと評判だったため、泣いてなるものかとページを進めたが、やはり泣いてしまった。 太平洋戦争において多くの日本人(無論、外国人も)の命が失われたが、まさにこの命の価値を問うべく書かれた物語。 戦争末期の軍部官僚はもはや狂気を超え、単なる無能でしかなかった。彼らが最後に守ろうとしたものは、国民や国家ではなく、自分たちのメンツ。 それは、悲惨さこそ次元が異なるものの、本質的な構造は今なお私たちの目の前に横わたっているように思えた。 | ||||
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私は恥ずかしながら、太平洋戦争について大まかな事は知っていても 細かな内容までは知らないままで生きてきました。 読めば辛い気持ちになる、とずっと避けてきたからです。 しかし、こちらの本を読ませて頂いたことで 初めて無知であることを恥ずかしいと思うとともに、 ぬるま湯に浸かったような環境にいる自分自身の存在もまた 恥ずかしい気持ちになりました。 他の方もおっしゃる通り、 戦争の本を多数読んでいる方や経験者から見れば 何を今更、と思う内容なのかもしれません。 それこそノンフィクション土台のフィクションですから 甘っちょろい話だという方も居るかもしれません。 それでも私は是非とも、 現キャリア官僚達に読ませたい!!と思う内容でした。 今も昔も、上層部はロクなもんじゃない… 戦争の事を軽んじている訳ではありませんでしたが 無知であった私には十分な衝撃を与えてくれました。 是非とも今の若い世代の人たちに読んでいただき 如何にして今のこの日本があるのか どんな人たちがこの国を守ろうとしてきたのかなど もう一度考え直してみて欲しいと思いました。 私はこの本に出会えたことを有り難く思っています。 | ||||
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平和な日本に生まれたことを感謝せずにはいられなくなる1冊! まさに日本人は一度は読んでほしい。 数十年前に、これだけの覚悟をもって生きた人たちがいたことを知り 涙が止まらなくなった。 人生最高の1冊! | ||||
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自分が知っていた太平洋戦争とは少し違った、あの戦争の構造を教えてもらった気がする。いかにも今の日本の政治家にありがちな、思慮の足りない保身に走る戦争官僚達の愚かさを作者は強く訴えていた。愚かな指導者を持った国民の悲劇を描いた作品です。 | ||||
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今更ながら読んでみた。 これだけの高い評価を得て、映画化もされるということだが、 そうなるのも納得の質が高い作品だと感じた。 太平洋戦争は、題材としては非常にメジャーながら、その歴史観の問題から非常にデリケートでもある。 この作品内に出てくる新聞記者の男がそれを如実に表しているだろう。 しかし、あの戦争に対して、作者がどのような想いを持っているかは別として、 構成、描写、登場人物の一人ひとり、すべてが素晴らしい本だったと思う。 終戦から60年以上が経過し、もはやあの戦争を体験した人々も少なくなり、 私たちにとって、あの戦争について話を直接聞ける最後のチャンスともいえる。 この本をきっかけとし、是非そのチャンスを生かしたいものだ。 | ||||
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