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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 1141~1160 58/76ページ
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忘れてはならない大切なこころが伝わる作品だと思います。 「必死」ということばが軽く日常的に使われていますが、「十死零生」が さだめられた特攻に志願する人の気持ち、必ず死ぬとさだめられた特攻に 志願せざるを得ない状況の一端に触れることができる作品です。 特攻という作戦ともいえないような無謀な命令を出す軍部は問題ですが、 特攻で散った人々のおもいを感じることは大切なことだと思います。 今の日本と重ねて、現代に生きる人々に重要なメッセージを含んでいる 作品です。 | ||||
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学校の授業や教科書、受験勉強で特攻について軽く勉強し、深く知った気になり、特攻=テロリズムといった主張も目にしたことがあり、概ね同意していました。 永遠の0によって、そういった思考は全て覆されました。 いままで知った気になって、それ以上に踏み入れようとしない自分を恥じ、特攻を一つの大きな悲劇ではなく、一人一人の若者の精神的な闘いから成り立つものなのだと考えを改めました。 100万部が売れ大ベストセラーとなったいま「全てが事実ではない」といった批判も見受けられますが、それでも個人にフォーカスを置いた戦争の断片を100万人に提示してくれた百田さんは素晴らしい作家さんです。 「昭和」を知らず、平和を当たり前に享受している我々平成世代こそ、特に読まなければいけない本だと思います。 | ||||
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男性、オペラグループのコンサートに行く機会があり、そのなかで、この物語の紹介と歌があり、興味半分の本を手にしましたが、よかったです。とくに、ラストの内容が感動でした。今年読んだ本のなかで、一番です。まだ、読んでいない方に、お勧めできます。レジェンドのみなさん、教えていただいてありがとう。 | ||||
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この厚さの文庫を1週間で読んだということは、 それだけ惹かれる作品であり、面白かったということだと思う。 物語としては、脱線も多いが、8/15が終戦となった日とか ほんの60-70年前にこの国が戦争状態にあったことを 知らない人が多くなり、興味もない人が多いという世の中に この本を通して、少しでも戦争をしることになると良いと思う。 実際、私は40そこそこですが、以前より戦史については いくらか興味があり読んでおりますが、それでも楽しめました。 学校教育ではあまり教わらない日中戦争・太平洋戦争等に 興味がわくことを期待します。 | ||||
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この作品の帯に惹かれて購入したのですがすごく読みやすい。普段はあまり活字など読まないのですが、サクサク読みうるうるとしすごく読みやすく心に響く感じがありお勧め作品です。永遠の0 (講談社文庫) | ||||
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若い世代の人たちには、いま希望が見えにくい時代に なっています。私自身もそうです。 しかし、私たち祖先が残してくれたこの日本という国 への思いを読み続けるうちに、日本の優れた精神性 を自分の中に根付かせることができると私は感じて います。 「まだまだ日本も捨てたもんじゃない」と。 しかし、危機的な状況にあるのも事実です。 自分の勇気と覚悟を奮い立たせる糧にするためにも 一度は読んで頂きたい1冊です。 | ||||
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戦争を賛美するつもりは無い。しかし、戦いの中にも人間がいることを嬉しく感じる。 このような人々を操る? 戦争を始める指導者達の無責任さを、傲慢さを、強く感じる。 | ||||
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戦争、愛、命… 戦争の事、この小説で学びました。 点と点が結ばれた時、クライマックスは、涙がポロポロと止まりません。 愛する人を思う気持ち、命の尊さを訴える小説です。 | ||||
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レビューが良いのでいつものように図書館で借りて、今読み終えました。 借りて読んだ本の中で購入したくなった本は久しぶりです。 本が大好きですが、これほど読書で嗚咽するほど泣いたのは本当に何年か振りです。 主人公の孫の姉弟の会話が稚拙だとか背景が嘘っぽいとか、エピローグ・プロローグは不要とか、 色々な意見がありますが、私には小説の中に逆に普段の人の何気ない会話や、戦争の残酷さ などがリアルな感覚として伝わった感じがしました。 「宮部久蔵」という主人公の生き方に、大変感動しました。戦争は、絶対してはならないと思いました。 明日からは不満は口にせず、真面目に頑張って生きていこうという気持ちになりました。 いつか、高校生と小学生のの息子にも、読んでほしい本です。 | ||||
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とても良い本だと思いました。様々な人物の、様々な視点から、歴史をしっかりと真正面から見据えて、力強く語られていく物語。深いドラマ性、空戦の驚くほどリアルな描写、小説としての面白さもきちっとおさえていて、最後までひきつけられました。映画もぜひ見たいです。本当に、とても良い本でした。 | ||||
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大作だが、読みやすい。読者をストーリーで牽引するので、思弁的に私見を述べたり論述が長くなって飽きたりすることがない。 「絶対に生きて帰りたい」という、軍人らしからぬ宮部という存在を設定したから、長い日米戦争を描ききることができた。ナイス人物設定。ナイス着眼点。 孫が祖父について取材する形で、丁寧に多角的な視点で戦史全体をなぞっていく。 南雲、牟田口の失態はこれまでもドキュメンタリーなどで取り上げられてきた。いかに保身に走り、責任を逃れようとしても、こうして名指しで事実を語られること自体が罰となる。 回天、桜花、神風特別攻撃隊、いずれも日本人の集団ヒステリーが引き起こした異常行動だった。 私たち日本人の本質は変わっていない。変わった意見を言う人は、相変わらず徹底的に無視される。 自分を恥じない言動をしようと、読後しばらくして思った。 | ||||
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感涙ぼろぼろで読みつつ、男の人には読んでもらいたくないナーと思いました。 だって宮部がかっこよすぎる、そして松乃が可憐すぎる〜〜! 男目線の理想すぎるよ〜〜 そりゃ私もこんな可憐になってみたいよう〜 作者を10年以上前に某人気番組でお見かけし、なんとおもしろい関西のおっちゃんでしょうと強烈な印象を受けたのをおぼえていますが、 あのコテコテの関西弁のかげに、宮部のようなピュアな二枚目の心を隠し持っていられたことが感動でした。 宮部の群れに流されない合理性も、実は関西の男ぽい性格ですね。 ・・・実際に宮部のような英雄的行動をするかどうかは分かりませんけども。 と、たまに水をかけることが必要なので、関西女子は松乃にはなれませんです。 言い回しにも「セミの声がやかましい」など、そこはかとなく関西風がかんじられ、楽しめました。 まじめな話、戦記物初心者にはいろいろと勉強になりました。 感動作なので映画も楽しみです。 | ||||
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戦争を体験した人のリアリティに基づく描写と主人公の祖父の生に対する渇望とが絶妙に描かれている。 今迄読んだ戦争ものの中でトップ3に入る名作です。 戦争を経験していない私達の世代は是非手にとって読むべき書だと思います。 | ||||
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特攻の本を始めて読みました。言葉にすると嘘になるくらいに心に響きました。戦争を全く知らない世代は是非読んでから、尖閣諸島、竹島、北方領土を考えて欲しいと思いました。 | ||||
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平成の今に生きる姉弟二人が、特攻隊員として戦死した祖父の足跡を辿りながらその実像に迫っていく、というストーリーです。当事者の多くが鬼籍に入ってしまった中で、二人は数少ない生き証人を訪ねて一歩一歩真実に近づいていきます。その過程で当時の戦争がどんなものだったのか、主に下級将兵の目から見た戦争あるいは特攻がどのようなものであったのか語られます。そして最後にたどり着いた答えは思いの外身近なところにあり、それは胸熱くするものでした。 戦争という極限状況の中で語られるナマの人間模様は興味深く、特に第二次大戦は現代に最も近い時代なので戦争経験者の語る書物は幾つか読んできました。本書はそうした戦争の実態がシンプルな形で凝結していることを感じさせます。すなわち大本営は官僚化して本来の戦争の目的である勝利からは遠く隔たり、無責任主義が横行し、下級兵士の命は限りなく軽視される、という事実。そしてかつて軍神として崇められた特攻隊員が戦後になると非国民として石持て追われたり、天皇陛下バンザイと旗を振った人たちが民主主義と米国バンザイに変わったり、空気に支配されやすく、変わり身の早い日本人の国民性など、本を閉じた後も余韻が長く残り、色々な思いが去来して考えさせられました。 この著者の本を読むのはこれで3作目ですが、リーダビリティというのか、まるで映像のように読ませる力量には本当に驚嘆させられました。575ページにも及ぶ大作ですが、読了まで目を離すことができずにあっと言う間でした。そして人間描写も巧みで、つい引き込まれて何度も目頭を拭うことになりました。また大好きだった児玉清さんが解説を担当しているのも私にとってはうれしい誤算です。 本が大好きで暇を見つけては読み漁っているのですが、本書はここ数年来読んできた中でも最も心に残った一冊でした。 お勧めです。 | ||||
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FB 友達に紹介されてこの本を購入しました。 当時世界に誇る傑作機 零式戦闘機を通じて太平洋戦争を詳細に描いた名著です。 豊富な資料。緻密な描写でなぜ日本海軍が潰え去ったかを知る機会を得ました。 再読に値する座右の書です。 | ||||
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泣ける。とにかく泣けます。 主人公による謎解きが進む中、数々のエピソードが最終的に大団円を向かえる。 小説だからといった都合良さも感じられなくはないですが、 それでも、流れる涙を止めることはできないハズ。 フィクションなのはわかっていても、それでもなお、 先達たち、敢えて言えば「英霊たち」に感謝して生きて行かなければならないと 思えてしまいます。 イメージが崩れるから、映像化しないで欲しいですね・・・。 | ||||
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ふと母から『永遠の0』という小説が良作だと聞き、大学の生協で購入し、3日で読了しました。 結論からいうと、素晴らしい作品であると断言できます。 それは小説としてのレベルも然りですが、 私たち(戦争未経験者)が、知っているようで知らない、戦争についての描写が、たまらなく素晴らしい。 それはまるで高級なドキュメンタリーを観ているようですが、それよりももっと身近に体感できました。 あとがきで児玉清さんが述べているように、最近の世代では、日本が戦争で負けた。という事実すら知らない人がいるようです。 そこまで戦争に無知であったとしても、この本は私たちの戦争という過去の記憶を鮮明に蘇らせてくれるでしょう。 十代の自分をはじめ、より多くの若者がこの小説を読み、心から涙を沢山流してくれれば、そう思いました。 | ||||
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昔、あるテレビ番組の街頭インタビューで、 「第二次世界大戦で日本の同盟国だったのは?」という質問をされた女子高生が、 「えーわかんねー。アメリカ?」と言っていたのを聞いたときショックでした。 先人たちが命を捧げた日本の未来に住む私たちは、 その彼らのことをもっとよく知る義務があると思います。 いろいろな意見はあるでしょうが、 ただ、私たちが享受している今日の平和が、 彼らの犠牲の上に成り立っていることには間違いないでしょう。 この本が参考文献からの引用が多いことを理由に、 厳しいレビューを書いていらっしゃる方も多いです。 その点は私も同感なのですが、しかしその参考文献を知らかった人々に、 小説というスタイルで入りやすい入り口を提供し、 例えばガダルカナルの戦いがどうだったとか零戦のスペックはこうだったとか、 そういうことを知ってもらうことができたという点で、 本書の果たした役割は少なくないかと思います。 私はこのような本があってもいいと思いました。 いや、このような時代だからこそ求められた本かもしれません。 | ||||
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一気に読めました。 時代が変われば人への評価も変わる。 閉じられた世界において、自分の主張をする勇気を持つことは難しいと改めて感じました。 あちこちに張られた伏線が最後につながって。 人との出会いの順序があまりにうまくできすぎてて、ちょっとそれはないでしょと思いましたが、へーと、それぞれで思ってしまいました。 | ||||
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