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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 621~640 32/76ページ
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主人公宮部久蔵と彼に魅了され、愛し、尊敬する人々の生き様死に様から大いに感銘を受けました。 評価は分かれるでしょうが、右も左も、老いも若きも、男も女も総ての日本国民に読んでもらいたい作品です。 地元の図書館で予約二百五十件に対して貸し出し十冊とかなので、購入して読んだ方は図書館への寄贈をオススメいたします。 | ||||
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この本は、コミックス化5巻にもなっている。コミックスであらすじを頭に入れておいてから読んでも、非常に面白い。太平洋戦争当時、戦闘機パイロットは、「国の為に死ぬ」・「家族を守るために死ぬ」と、「死ぬ」ことを前提に戦っていたが、「生き残る事」を第一優先にしたパイロットの物語。その搭乗員がまた、ゼロ戦の操縦技量がとても素晴らしい事も物語になっている。「激しい戦争の中、戦闘員皆が死ぬことを考えている中、如何にして自分は生き残って家族と再会するか。」という事を考え、どんなに他の戦闘員に非難されようと、その考えを実行した、ゼロ戦搭乗員の物語。最後の特攻の章で、どんでん返しがある事も、またこの本の面白さとなっている。読んで損はないです。 | ||||
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電車の中で読むには重いし高いので待っていたが、漸くリリースされ、重宝だ。 | ||||
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宮崎駿の「風立ぬ」で零戦に興味を持ったという知人がこの本を読み終えたというので、借りてみた。 ベストセラーだと聞いていたが、自ら買い求めるほどの興味は持っていなかった。 坂井三郎の「大空のサムライ」、横山保の「あゝ零戦一代」、吉村昭の「零式戦闘機」はじめ、戦後生まれの軍国少年なら一度は目を通す作品から、既視感ある場面がいくつも登場する。失礼ながら作者もよく勉強したようだナと感じつつ、単に昭和の戦記物の「図書館戦争」購読層への翻訳本のようで、半ば退屈を感じ、ひいては「ずるい作品」、すなわち、自分でも書けたんじゃないかとまで思ってしまった。 道化役の新聞記者に「特攻は9.11の自爆テロリストと同じ、狂信的愛国者」と語らせるところで、戦後民主主義の世代に読ませるためには遂にここまで来たか、という感が禁じ得なかった。面白くないのか、と問われれば、そんなことはない。では感動するか、と問われればそれは難しい。まあ、歴史を知らない若い人たちには「必要な」作品だと思う・・・ ・・・以上は、作品の8割まで読んだ時点での感想。 その後、見事に裏切られた。 バラバラの歯車が見事に組み合わされてギアボックスを形成するかのごとく、羅列されたエピソードが最後にピタリとつながったとき、作者の百田氏は、右も左もなく、あの戦争に現場で関わった人たちの生死をきちんと咀嚼し、消化し、血沸き肉躍る撃墜王たちの戦記物を、血の通ったひとつの物語として昇華させた。 僕らは上述の「大空のサムライ」はじめ多くの戦記物を読み散らかしてきたが、果たしてそれらを余さず「消化」したのだろうか?選り好みした知識欲を満たして終わったに過ぎないのではないか。「永遠の0」では「特攻」が案出され、実行に移され、若い搭乗員が志願させられるプロセスが克明に描かれている。僕らはその狂気の過程に想像を巡らせ、特攻隊員の心境を我がことに置き換えて考える機会はあったのか? 軍国少年の永遠のヒーローである零戦の誕生から最盛期までの美味な前半生ではなく、その後の苦い末路までを全て味わって初めて、「歴史と向き合う」ことになるのではないか。いわゆる「軍事オタク」は秋刀魚のはらわたを食べ残すお子様にすぎない。 ついでながら、戦後民主主義の権化である朝日新聞をぶった切り、返す刀でアホな女の婚活妄想もバッサリ斬り捨てたところは痛快だった。 さらに付け加えれば、今の日本も、戦中の日本とさして変わらないと感じた。海軍上層部と3.11後の政権とは相似形であるところなど。 「退屈」は撤回する。また、面白いかつまらないか、感動するかしないか、という基準ではなく、必要か不要かと問われれば、改めて「絶対に必要」な作品だと言い切る。何に必要かと言えば、「きちんとした日本人として生きる」ためにである。 少なくとも、最後まで読み終えた瞬間に動悸を覚えたのは読書人生で初めての経験だ。 | ||||
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内容に踏み込んでみれば、もののけ姫に近いかもしれないな。有名な百田作品では、出光佐三氏の伝記的な海賊と呼ばれた男は、経済で列強と国内既存勢力に、国民の生活を守るべく挑んだ話だった。 この永遠のゼロは、命を、家族を、仲間を守る話として読むべき作品か。 内容にも、筆致にも引き込まれる。 日本の先人たちの魂が宿っている作品かもしれない。 映画にも期待したい。公開が待たれる。もうすぐだから、それまでに、読み終えておきたい一冊。 | ||||
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読み応えがあります。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 | ||||
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毎晩少しずつ読むのが楽しみでした。 毎晩ドキドキしながら一週間を過ごしました。 | ||||
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この本を読んでところどころで涙が出ました。後続のパイロットを養成しなかった官僚化した軍人に腹が立ちます。 参謀本部は不必要でした。兵学校の席次で指揮官を決めて信賞必罰をしなかった人事部の怠慢が未曾有の敗戦を招きました。 山本五十六は天皇陛下の航空母艦だと言う認識がありませんでした。真っ先に首にするのは山本でした。彼が暗殺されていればよかったのです。戦時にはもう一度海軍大臣が適任でした。南雲や草鹿も当然首にしなければならないのにおめおめと帰って来た二人を山本は許しました。 大和では、将棋ばかり指していてミッドウエーの時も渡辺参謀と将棋を指していました。大和では10人ぐらいいる参謀たちと会議を開かず作戦について議論もしませんでした。先任参謀の黒島亀人を重要し、彼が部屋を閉め切ってタバコを吸い作戦を考えていました。 だから仙人参謀と呼ばれていました。参謀長として赴任した宇垣纏は、彼に何も言えませんでした。 黒島は敵がいないと仮定した作戦ばかり考えていて所が敵がいて我が軍は大損害を受けました。 山本が司令長官でなければ誰がなっても伝統の日本近海で決戦する考えで行動したでしょう。東郷長官のように艦隊の先頭に立って戦ったでしょう。この本は日本海軍の欠点も暴いています。 | ||||
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読み終わったあと心に残るものがいくつもあります 涙しましたし、鳥肌も立ちました 是非多くの人に読んでほしいです 私の曽祖父は731部隊の人間です ベクトルは違いますが戦争について深く考える機会になりました 映画化されるようですが私は反対ですね この世代で育った俳優が常に死と隣り合わせ、仲間が目の前で死に、次は自分かと恐怖の間に 自らの愛する人のことを心にしまいながら戦っていく こんな演技できないでしょう 私は心の中でその情景を映し出せるのが小説だと思っていますので映画化はやめてほしいですね (上映したら絶対行くけど・・・) | ||||
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百田尚樹さんのデビュー作。 2006年に太田出版から出た。 一見分厚そうではある。しかし読み始めると物語に引き込まれるようで どんどんとページも進むし気にならなかった。 途中にあった戦争を囲碁と将棋に例える話は面白い。 戦国時代の戦と第二次対戦時の総力戦との違いを上手く表現していた。 宮部久蔵の生き様は美しい。物語であるからこそ出来るものだという今は亡き児玉清の解説には うなずけるものばかりだった。 戦友たちの証言が最終的に祖父につながってくるという展開には出来すぎではあるけど 小説なんだから良いと思えた。 当時の軍部上層部の人命軽視の思想、責任を取らないことへの腹ただしさには強く同感した。 この当たりは是非よく噛み締めておきたい。 主人公健太郎が浪人している司法試験は旧式のようである。 現在の法科大学院中心の司法試験とは違う。ちなみにこの新司法試験は法科大学院の廃止も増え 合格率も対して上がらず大失敗に終わっている。にも関わらず当時この制度を導入した連中は 責任を認めようとしていない。この永遠の0で指摘した問題は実は解決していないのが 日本の現状であると読書中に改めて思い知った。 | ||||
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no comment /////////////////////// | ||||
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読後、じわじわと襲ってくる感想、想い、実際に耳にした話… それら様々なことを思い出し、想起させてくれた作品に久々に出会いました。 まず最後の章の宮部の言葉を読んで、号泣しました。 死んでもなお魂は、想いは生き続ける。 改めて、そう感じさせられた作品です。 だけど、一方で男の人は勝手だなぁという思いも感じずにはいられませんでした。 松乃の気持ちは千千に、乱れたことでしょう。 そんなふうに感じてしまうのは、読者の私が女だからでしょうか。 それなのにやはり、涙が止まりませんでした。 そもそも、この作品を手にしたきっかけは、題材が戦争ということと、 主人公が「飛行機乗り」ということです。 個人的な体験談で恐縮ですが、7〜8年前東京にいたとき、 あるおばあさんから聞いた話があります。 (と言っても、私が聞いたのは15〜20分ほどの短い話であって、 本書ほどの詳しい話ではありませんが…) 買い物に行った帰りにベンチに座って休んでいたら、 隣にあるおばあさんが座って急に私に語り掛け始めたのです。 その話は、飛行機乗りの旦那さんの話でした。 最初、おばあさんの口から「飛行機乗り」と聞いたとき、 旅客機のパイロットのことかなと、現代に生きる何も知らない私はそう思いました。 ですが、話を聞いているうちにそれは違うということに気付きました。 「お国のために」という言葉の下、生きた人々の話でした。 身も知らないおばあさんから、突然に話し掛けられてなんだ!? と最初は思っていたのですが、話を聞いているうちに、 いつ席を外そう…と思っていた心が、いつの間にか動けなくなっていました。 その話の中には、「特攻」という言葉も出ていたような気がします。 ただ何度もおばあさんが繰り返していたのは、 飛行機乗りの旦那さんへの感謝の言葉でした。 「あの人のおかげで、今私は生きていられる」 何度も何度も、感謝の気持ちを話されていました。 どんな飛行機乗りだったのかとか、その方は今でも生きているのかとか、 そういうことは一切語りませんでしたし、 それを聞くことはとてもではありませんが、できませんでした。 命を懸けて戦った人々がいたから、そしてその人々を支えた人がいたから、 今の私たちはこんな幸せな世を生きていられると、そう感じたお話でした。 おばあさんは席を立つとき、「聞いてくれてありがとう」と言っていたことも覚えています。 それこそ、おばあさんにとっても身も知らない私に、 なぜそんな貴重な話をしてくれたのかと、振り返れば不思議な思いがしますが、 年数が経ってもなぜか私は、その話を忘れることができませんでした。 これもきっと、運命だったのかなぁとふとそんな風に感じます。 そして、この本に出会えたことも。 あの当時の記憶は、忘れてはならない記憶なのだと思います。 戦争を知らない世代に、読み継ぐべき一冊だと思いました。 | ||||
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0戦闘機の事、太平洋戦争のこと、登場人物、初めて知ったことやかかわった人々のエピソードこの一冊でかなりの知識に。 ラストに近づくにつれて、振るえと鼓動、鳥肌です。 | ||||
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9月に家族でハワイに旅行しました。その時、パールハーバーでの案内ガイドさんの話に感動し思わず涙しました。その話とは、終戦間際一人の日本人特攻兵士がアメリカ軍艦に勇敢にも体当たりし、その見事さに敵ながらあっぱれとアメリカ海軍から名誉ある水葬をされた人がいたそうです。それも大事な部下を守るために、エンジンに不具合のある機を部下に乗らせ、自らは熟練した操縦技術で目的を果たしたと言われています。その兵士の生き様に感動しました。 絶対お勧めです。 | ||||
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僕が、いままで本を読んで泣いたことがありませんでした。 しかし、最後のエンディングの所で、号泣しました。電車の中で(笑) この事を歴史好きな父に話すと、普段本を読まない父が本を読みだしました。そして、2週間後、父からメールが来て、「ヤバい、仕事中に読み終えたんだけど、涙が止まらない」と.... や、仕事中、ダメだろ.... 親子2人で、映画公開楽しみにしてます(^-^)/ | ||||
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ゼロ戦のゼロと知り興味倍増、のめりこむように読み切ってしまいました。当時の日本軍隊の異常さと戦争で散った大半の日本人の本当心情を祖父を通して訴えている作者に感動と感謝の念をを覚えました。現代社会の官僚組織・企業組織もどこか当時の軍隊と似ているところがあります。ある程度の地位にあるものは、余程の事が無い限り安泰、冷や飯を食うのは上司の意に沿わない平社員ばかり、倍返し何てとても・・・・ | ||||
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零戦のパイロットの話ということで、 特攻を美化するお話だったら嫌だな…と思いつつ読みましたが、 戦争賛美のお話ではなかったので安心しました。 ”散り際の美学”というものがDNAに組み込まれている日本人として、 「死にたくない。生きて帰る。」 と言うのは相当勇気が要っただろうな…と思います。 これは小説ですが、 戦争中の航空隊員で、 そういう人もいたのでしょうか。 大変だったでしょうね。 命の重さというのが鶏の羽よりも軽いとされ、 敵の命も味方の命も踏みにじって、 一体何のための戦争だったのか…。 出世競争にあけくれ保身にはしる軍隊幹部と、 命がけで国のためと言われて戦った若者たちの、 対比がうまく描かれていたと思います。 | ||||
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ずっと気になっていて、ようやく読んだ本です。 最初の感想は、読んでよかった、その一言です。 何度も涙を拭きながらなんとか読み終えました。 小説ではありますが、史実を丁寧に織り込んで書いてあり、 とにかく読み応え充分。 うまく戦争の体験談を入れているので、 当時の人々や、戦争に行った人たちの気持ちも いろいろ考えながら読むことができました。 イデオロギーではなく、その時代の人々の気持ちになって 戦争というものを考えさせてくれる良書です。 | ||||
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遅ばせながらようやく読みました。 内容については他の方からの説明があるのでもはや説明は不要だと思います。 この本は、全ての日本人、いや世界中の人に読まれるべき本だと思います。 是非とも英語版でも出版して欲しいです。 | ||||
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一度目は、正直、泣けるほどの、感動は、ありませんでした。 しかし、一度目より、二度目、それより、さらに、三度目と、感動が増し、涙の量が、増えていきました。 文庫本で、3度、読んだのですが、愛蔵用として、単行本を、買いました。 | ||||
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