■スポンサードリンク
永遠の0
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 501~520 26/76ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は四十代半ばですが、戦後生まれで私のまわりは既にもう豊かになった日本だった。 戦争の事は学校で学び、今では終戦記念日になるとTVで観る程度で、それからうかがい知ることができる戦争は遠い世界の事だと思っていた。 この本を読むまでは。 私の母は年が離れた兄を二人、海軍で亡くしている。 戦争は遠くなかった。つい最近の事だった。 この物語の宮部のように叔父たちにもいろいろなドラマがあっただろうと思う。 私ももっと詳しく話を聞いておけば良かったと後悔したが既に祖母、祖父共に他界しており、もう今、それらを知る手だてはない。 この本の作者が言うように私たちは次の世代にこの悲惨な戦争を語り継がねばならないと思う。 それが単純に「戦争反対!」と叫ぶよりももっと深く反戦を伝えていくことになるからだ。 それを教えてくれたこの本に感謝する。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
太平洋戦争の空の戦いが描かれ、当時の戦闘機乗りがどのような気持ちで戦いに挑んでいたのかを感じることができる。 最強の戦闘機ゼロ戦をもっていながらなぜ日本は戦争に負けたのか、そして「死にたくない」と軍人らしからぬ発言をしていた宮部がなぜ特攻に志願したのか、という疑問を抱きながら読みすすめた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
sennsou no hisannsa wo kannjite hosii | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ここのレビューを読んでみると、ずいぶんと厳しいコメントも飛び交っているようですね。歴史に詳しい方々などには不満な点もあるのかもしれませんが、なにはともあれ物語としておもしろいのだからそれでいいと思います。なお、この原作を読んだあとに映画もみましたが、こちらは内容に加えて映像がすごくて楽しめました。ただ、原作を読んだときも映画を見たときも、なぜ突然特攻を志願したのか、非常に重要な点であるにもかかわらず、その説明が弱くてしっくりこなかったので星ひとつだけ減じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本を読みました。映画も見ました。たまらない気持ちになります。 私の大切なお祖父さんお祖母さん、亡くなった曾祖父母が生きた時代。 多くの人が苦悩し、愛する人や大切な仲間のために己を断った。 戦地で起きていたこと。当時の心情。思いが現在にも至ること。託されていること。今まで知らずに生きてきてごめんなさい。 自分が無知であることも気付きませんでした。 読み終わり、今まで見てきた世界が違うものに見えます。 いろいろ思うこともあるし、ささいな事には負けていられない強さももらえました。 改めて、人は人に支えられ救われると思いました。 もっともっと毎日を大切にしなければと思いました。 この本を、もっと早くに読みたかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本を読んでから映画に行こうと思っていたのですが、この本の世界に入り込んでしまい、未だに最後まで読み終えていない現状です。 戦争の話でしたが、どの年代の方々にも、感動して読む事がでするのではないかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
漫画も映画も公開中ですが、やはり文庫本の方が詳細 この物語に端折るとこは一切無いと思うので必読だと思います | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
GOODです、素早い納品流石です此れからもよろしくお願いします | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
百田さんの作品はとても読みやすいですね。素晴らしいです(目良彰久)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一気に読むことはできませんでした。何度も前にさかのぼりやっと読み終えました。 70年前とはいえ、自分の父母が生きた青春時代に涙が止まりません。 先人たちの生死をかけた壮絶な人生の上に私たちが生まれ、又子どもたち も生きていきます。平成を生きる私たちの日常のなかでは、その時代を語り 思う事もありません。父母の同年代の方たちは、米寿も過ぎ当時の事を聞く 事も出来なくなる事でしょう。私自身も子供のころ父から聞かされた大東亜戦争 の話しを子供に話した事はありません。それは私だけでしょうか? 人生の晩年に向かう私には良いタイミングで巡り会えた一冊です。 今一度 “人の尊厳” を考えてみたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
思い描いた小説の中の場面と映像化された場面をついつい比べてしまう・・・ 映画があまりにもきれい過ぎると感じたのが残念でした。 軍隊という巨大な組織の中での「宮部久蔵」という一人の軍人のあり方、考え方に共感したが、 あの当時の日本の帝国海軍という巨大な流れには、逆らえなかった・・悲しい歴史秘話。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
司法試験に連続で落ち、やる気もなくだらだらと日々を過ごす健太郎の元へ、フリーライターの姉の慶子から一本の電話が入る。曰く、「私達の実の祖父について調べないか」 その祖父とは、祖母の前の夫であり、健太郎と慶子の母の実の父親である宮部久蔵。彼は先の戦争における戦闘機パイロットであり、特攻に参加して死んだという。 最初は面倒がる健太郎だが、小金稼ぎと仕方なしに久蔵を知る老人達を尋ねる。 しかし、彼らの十人十色、しかし共通して苛烈な体験を聞くにつれ、徐々に変化を感じていく。 宮部久蔵という謎めいたパイロットを通じ、戦争とその渦中の人々、そして特攻へと物語は飛び立ってゆく。 まず、これは有名なゼロ戦こと三菱零式戦闘機のお話ではない。 もちろん登場人物はみんな零戦に関わり、その名前は最後まで出てくるが、それは物語を語る土台としてに過ぎない。いわば役者が立つ舞台。 このタイトルの「永遠のゼロ」は零戦の事ではない。「宮部久蔵」という不思議なパイロットその人であり、(この本の中核をなす語り部である)久蔵と巡り合った数々の兵士達でもあり、特攻によって散っていった人々でもあり、彼ら一人ひとりと繋がっていたすべての人々の事でもある。 つまるところ、この本は零戦を紹介したり称える話などではない。 戦争の肯定や再評価だなどという批判は聞くだに愚かしい。1/3でも読めばそんな感想が生まれるはずがない。 これは戦争とその時代を生き、死んでいった人々、そして何よりも、人が触れたがらない「特攻」について描かれる物語であり、ただそれだけ。 それらのピースを宮部久蔵と零戦という一つの舞台が繋ぎ紡いでゆく。 そして、そこにこそ、この本の価値がある。太平洋戦争のあらまし、その頃の人々や文化、そして特攻隊員達。ネット等でこれら一つ一つの話に触れる事はあっても、それらを一繋がりに考える事はこのご時世、まず無い。 この本は、それらの(おそらく自分達が知らない、教えられなかった)ピースを、宮部久蔵の描いた軌跡という形で繋ぎ合わせ、そして話を聞く側として身に迫る勢いで没頭させてくれる。 そして、その行き着く先の特攻。戦争を数字でしか知らない自分達に、その「数字」一つ一つに限りない人生があったのだという、当たり前なのに実感できない事実を実感させるのに、これ以上の手段はない。 そこに何かの思想や主張などない。それを知り、思想や主張を思うのは読者自身。 だからこそ、どんなきっかけでもいいからこの本を手に取ってほしい。 戦争や特攻への興味からでもいい。鹿児島の特攻記念館への旅費に比べたら、900円のなんと安いことやら。 零戦と名パイロットへの興味でもいい。彼(ら)の生き様に胸を躍らせ、死に様に涙しない者はいないだろう。 ただベストセラーだからという理由でもいい。売上は350万部を超え、どこの書店に行っても面出ししてあるはずだ。 映画化した、その役者が好きだからという理由でもいい。自分も映画も見るつもりだ。それに、「硫黄島からの手紙」をもう一度見たくなった。名優にして名匠のイーストウッドと本物の日本人俳優が組み、思想や主張なしにただ戦争と人々を描いた良い作品だ。 今ブームのゲーム「艦これ」繋がりでもいい。赤城、加賀、瑞鶴、翔鶴、慢心と言ったお馴染みのフレーズがたくさん出てくる。 思想も何もない。ただ一つ、自分達が知らない人々の物語に触れてほしい。 それは今、彼らの生死の上に生きる我々が知らなくてはいけないことだから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
朝10時ごろから読み始め、昼ごはんを食べるのも忘れ、一気に読みました。 お腹がすいて、ふと時計をみたら午後三時(滝汗)。 小さな食パンを2枚トーストし、さらに読んで午後四時半。 読後感は一言では言い表せませんけれど、個人的には久々に構成に唸る本でした。 それは、著者と私が同世代だからかも知れません。 最近はすごく薄味の本が多いと感じていて、あまり小説を読むことはなかったのですが、 きっとそれはジェネレーションギャップのせいだろうと思います。 面白いと思うと、だいたい後ろ5年ぐらいの歳の差の著者であったりするわけなので。 (私より前に生まれている方々の本は、千差万別。好みの問題もあるし。) 今回は、映画を観る前に原作を、と思いたち、読んでみました。 しかし、すでに原作を読み終わった今、他人が作った映像としての情報は、 もっと後になってからでいいかな、と思っているところです。 本当の敵はどこにあったのか、とか。 日本企業の体質や政治の在り方も、あの大戦から脈々と同じところにあるんじゃないか、とか。 そんな中で真に自分の考えを持つとは、あるいは倫理的に生きるとはどういうことなのか、とか。 そんなことを思った一冊でした。 大変重苦しい話しを愛でくるんで、私のような無知のオバサンにも分かりやすく書いてくれていると思います。 我々が知ったふりをして、あれこれ後日談としていい加減なことを言ってはいけないな、というのが この本を読んでの最大の教訓でした。 本当に辛かったことというのは、人はたやすく口にできるものではないと、この歳になって思うようになりました。 大戦の悲惨さとか、現地で戦った方々の体験は、やはり同じレベルでシェアできるような簡単なものではないな、と実感しました。 同じようなことを繰り返さないためには、やはり責任の所在を明確にするのが非常に重要なことと思うのですが、 これは我々心を持つ動物である人間の、永遠の課題なのかも知れません。 企業も、ひいては国家も人の集まりで成り立っていて、その人をおろそかにしては、どんな場合もいい結果は得られないでしょうね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画を見た後に原作も読んでみたくなる、そんな物語でした。 ラスト4ページで泣きました。評価は分かれるかもしれませんが、宮部らしい最期だったと思います。(この部分は映画では描かれていません) このような作品が話題になり、ベストセラーになることは良い社会現象だと思います。 決して英雄物語ではありません、ましてや戦争美化でもありません。 現代の日本の礎となってくれた私たち誰もの父母、祖父母、そして曽祖父母の物語です。 特に次世代の日本を背負って立つ若者や、子供たちに読んでもらいたい作品です。 巻末の故児玉清さんの解説にも感慨深いものがありました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今のようにベストセラーになる前に一気に読んで感動!しかし、読んでいない人が涙・涙と言いますが涙は出ませんね。ただ、どうしてこんなに感動作品が書けるのかすごいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
普段は戦記物とかに全く興味を示さない妻がえらく熱心に同名タイトルの映画を見たいというので、まずは原作となるこの作品を読んでみました。 自分は「大空のサムライ」から入ったニワカ戦記物ファンですが、なるほど、既知のエピソードを登場人物が語る戦争体験という形に落とし込んで上手く物語を構成しているな、と感心しました。 確かにあの時代の志願兵であっても、愛する人やその人達が住む国土を守るために「生きて帰りたい」とひたむきに生きる(戦う)兵士が居てもおかしくは無いかなと。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終戦から70年が経とうとしている。昨今は、過去の過ちを忘れたかのような出来事も散見されるようになった。筆者の百田氏が戦争をテーマとした小説を(若者が祖父の生い立ちを探るという形式で)書いたのは、若い世代に戦争の事を伝えたいという動機があったのではないか。さて、物語についてだが、とにかく感動した。具体的な言及は避けるが、主人公・宮部の生き方に感銘を受けるのはもちろんの事、宮部から恩義を受けた人たちが、後に取る行動にも非常に、より感動した。(時代の差こそあれ)現代に、部下からそこまで尊敬される上司は、どのくらいいるのだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦記物が好きで沢山読まれた方には、すでに既知のエピソード集のように思われるかもしれません。 膨大な数の絶賛の中、少なからず酷評が多いのも頷けます。 しかし、今の若い人たちは古いタイプの戦記物や戦争映画にはなかなか興味を示しません。 私も実際にいくつかの有名な戦記物を読もうとして、用語が難解すぎて挫折したことがあります。 親も戦争を知らない私のような世代には背景知識が無さ過ぎて、興味をもってもなかなか読み切れないジャンルでした。 「永遠の0」は全く違います。 簡易な文章は格調高さは無いかもしれませんが、まるで映像を見ているかのようにすんなりと読み進めていけるのです。 当時の方たちの考え方や感情を理解するのは難しいのですが、それも不思議と登場人物たち感情移入させられていました。 百田さんの作品はどれもそうですが、テーマに関する知識が0だったとしても1冊読み終える頃には色々な知識が自然に自分の中に蓄積されていることに驚きます。 究極のReaders Friendlyです。 他の戦記物は基本的に「直掩機」などの用語がわかっている事前提で書かれていますが、普通の一般人は知りません。 この作品のおかげで、私は他に「大空のサムライ」や今まで読もうとして挫折した本を読み切ることができました。 そして、酷評されている方たちが「引用」と騒いでいる意味もわかりました。 でも私は引用の何が悪いのかなと思いますね。 歴史のエピソードを盛り込んだ小説なんて沢山あります。 百田さんの狙いが「戦争を知らない世代の人に読んで欲しい」であるなら、まさに狙い通りでしょう。 「永遠の0」がこれほど売れているのは、やはりこの本の持つ魅力ゆえですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
愛する家族のため、愛する家族が暮らす国のため、尊い命を犠牲にされた御英霊に対し、「日本の未来を託された」という思いを抱いて、生き残った人物は、表の社会、裏の社会に関わらず、「ひとかどの人物」になっています。 「戦争は最初から、死を覚悟するもの」と考え、主人公を罵った人たちは、生き残っても惨めな暮らしぶりになっています。 戦争を礼賛しているわけでもなく、戦争を否定しているわけでもないと感じます。 あくまでも、人間の本性に根差した自然体で、家族愛と平和の大切さと日本という自分の暮らす国と真剣に向き合う大切さを誘っているように感じます。 御英霊に対し、哀悼と尊崇の念を想起し、今の繁栄に感謝し、平和を誓います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画を見る前に是非読みたかった、映画を見るのが非常に楽しみです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!