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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全402件 221~240 12/21ページ
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昔からよく本屋にある当時の日本軍上層部への批判的な本だった。姉や弟をとおして当時の日本軍の無謀な作戦への批判やよくある特攻隊員への戦争の悲劇が、お涙ちょうだい!みたいな本で普通に図書館や本屋にある戦争批判的なありきたりな本だった。この程度の本なら普通にどこでもある独自性もない。太平洋戦争のいろんな本を読んでいる人には退屈な内容。 | ||||
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まず飛行機や空母の記述がなってない。例えば着艦は甲板の前になるほどエレベーターで降ろすのが早いから良い、とある。空母「赤城」のエレベーターは艦の真ん中あたりですが(笑)。次々と着艦してくるのに一々降ろしてられますかいな。大型空母に着艦したことがない人の記述を考えなしに孫引きするから、変な話になる。 一事が万事、ちょっとでも思考力があればこんな間抜けなことは書けない描写が続出する。 孫引きを切り貼りして、ちぐはぐになった最たるものは特攻でしょう。例えば元パイロットが、特攻しなかった海軍扶養部隊をほめているけど、参考文献をちゃんと読んでいればこんなことは書けない。司令の美濃部少佐は特攻そのものを否定していない。最後の決戦には特攻隊を編成して、自ら指揮を執るつもりだったことも書かれている。美濃部少佐の厳しい指揮に音を挙げた部下が『いっそ特攻させてくれ』とまで言ったことなど、元文献は美濃部少佐を英雄視しないように配慮している。 そういった深い考察が「永遠の0」には全くない。だから宮部はへんちょこりん。何としても生きようとするのは、今ならば普通だが、大戦中のパイロットとしては異常な性格。なぜそんな奇異な人格が形成されたのかがろくに描かれないから、変なまま物語が進む。だから、その奇人が最後になって自分を犠牲にしてでも部下を生かそうとする変心も説得力がない。 生かされた部下も変。あの状況なら乗機が不調になったら、そのまま自爆するに違いない。生き残ろうとするのは現代人の感覚。 とにかく、著者の無知と思考力の無さがさらけ出された本。これを読んで零戦や特攻に興味を持った人は、ちゃんとした本を読んで欲しいと切に願う。巻末の参考文献とか、真っ当な本が紹介されてるから、そちらを読めば、「永遠の0」がいかに馬鹿らしいかが理解できるでしょう。 | ||||
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※削除申請(1件)
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今だに本屋の1等地に積まれているのを見ると言いようもない気持ち悪さを感じる本。 この稚拙過ぎる文章でどうやって物語に入り込めと言うのか? 戦時中を語る老人たちが感情のないロボットにしか思えない。 会話ではなく一方的な朗読。 作家の力量が試される、心、景色、会話、空気感、全ての描写が薄っぺらで何の工夫もない。 ひとつくらい良いところを見つけたいと思うのだが、この点だけは永遠にゼロ。 本を放り投げてしまったのは、40年以上本を読み続けて初めてであった。 それでもこの稚拙さはクライマックスを盛り上げるための仕掛けかと考え直し、本を拾い上げ苦痛に堪えつつ読み終えるも感想は同じ。 この人が作家、小説家と呼ばれるのは、他の作家に対してとても失礼なことだと思う。 結局のところ、広告会社が仕掛け、マスメディアが持ち上げる裏には政治やお金が絡んでいるのだなぁと思わされる。 真面目に戦記や体験談を読みたい人は、この寄せ集め本の巻末に記載されている引用元書籍を読むのが良いと思う。 靖国神社に展示されている特攻隊員の直筆の手紙1枚のほうが、この無駄な数百ページの本よりもよほど心に訴えかけてくる。 | ||||
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この作品だけは絶対に許しません。 ヒャクタ、お前は作家として絶対にやってはいけないことをやってしまったな。 お前は、特攻隊を扱っていいニンゲンじゃない。この本はすべての歴史作家に対する冒涜です。 被害者はもう十分集まったでしょう。 これ以上、犠牲者は増やさないでください。 | ||||
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あまりにも本屋に山積みで人気のため購入し読みましたが、がっかりでした。 感動させる本なのは伝わりますが、読んで率直に ・どこまでが真実で、どこからがフィクション(作者が脚色した部分)かが曖昧。 小説といえども、戦争ものを扱う以上そこははっきりすべきだし、久蔵のモデルとなる人物がいたのかなど不明すぎる。 ・実在の人物や歴史背景をある程度描く戦争もので、中途半端にエンターテイメント性(感動を促したり、最後の久蔵と現在の祖父との関係)を求めて、変にきれいに終えようとすることに、戦争で亡くなった方への冒涜を感じた。 ・久蔵を知る人物がどんどん簡単に現れる不思議。 戦争ものをこのように美化し、読んだ後に、この作者が、過激な発言もしていることを知りました。この作者の本はもう読みません。 人それぞれ感性は違うとはいえ、☆5つの方が多いことや、映画もヒットしていることに、本当に私の感覚はついていきません。なんか怖いと思います。 | ||||
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“愛されたい人”が読んだら感動するかも? “愛したい人”には…… | ||||
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作者の人間性がよく表れているのでしょうが文章・物語・設定すべてが幼稚でプロが書いたものとは思えません。 こんな本を面白かったと言う人がこんなに多いなんてどうなっているのか?? 世の中おかしな人が多いようですね。 最後のヤクザのくだり要りますか?しかもそれを爺さんが孫に伝えるなんて・・・馬鹿すぎる 本当にしょうもない作者ですね。 | ||||
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不覚にもノンストップで読んでしまった。それだけおもしろい。久しぶりに一気読みした。 その原動力は、やはり主人公がどういう人物なのかが最後まで謎解きになっているところと、 その主人公が、いつのまにか肩入れせざるを得ないキャラクターであるという点だろう。 特攻隊の時代にも、生き抜くことの大切さを説いていた人がいたんだ!そうして主人公は読者のヒーローになっていく。 心憎いほどベストセラーの制作に慣れているな、作者は。 ところが読了直後の爽快感は、しだいに一抹の不安感に変貌していく。乗せられただけではないのか私。 作者と作品は別物。それにこの作品には戦争の美化なんてひとつもないっ!と断言するむきもあるが、ほんとうだろうか? あのおぞましい体験を二度と繰り返してはならないと、文字で書くのは容易いことである。 史実をもとに謎解きで読者を引き寄せ泣かせるストーリーを作る、たしかに天才的な仕事だとは思う。 私はなんとなく主人公・宮部を、途中まで「二つの祖国」の天羽賢治に重ねていた。 膨大な資料を元に書かれたという点でも共通点はある。 だが、比べるのが間違っているのかもしれないが、本作は(というか作者は)、山崎豊子の足元にも及ばない。 戦時中自分の磨いた弾丸が人を殺したかもしれない、その自責の念が隅々にまでこめられた山崎作品に比べれば、 本作はただの娯楽小説に過ぎず、しかも結果的にその内容の大半は引用である、ともいえる。 このベストセラーが、過去の名作戦争小説への入り口となってくれることを切に願うしだいである。 | ||||
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対立候補を「人間のくず」と呼ぶとは、とても作家とは思えない。作家以前に人間性を疑う。安倍と歴史認識が似ている人間の本など、面白いわけがない。戦争賛美をしたいのか? 内容もつまらなかった。 | ||||
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とにかく、のっけから軽いノリ!泣くどころか情けなくなる ベストセラーに踊らされた私がいけないと反省しました。 読み終わった後、日本の文豪作品が読みたくなる相乗効果が 私にはありました。 | ||||
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分かりやすく描こうという著者の意図があるのかも知れないが、それが裏目にでて軽薄に感じてしまう。評者は戦争経験者ではないので軽率なことは言えないが、他の戦争を扱った書物を鑑みても出征した人間、生き残った人間の思いはもっと複雑で重厚なものではないか。こういう作品に注目が集まるのもやはり時代の空気感か。正直読み疲れして、他人に勧める気にはならない。史実を知るには多少の助けにはなると思う。 | ||||
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つまらない。それでも映画化や書評の高評価を信じて、我慢して最後まで読みましたが… 時間の無駄でした。犠牲者がこれ以上増えてほしくないです。 | ||||
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以前読んで、くだらんとしか思わなかったが、あまりに世間で高評価されているみたいなので、レヴューすることにした。主人公は零戦のパ イロットな訳だが、架空の人物で、要は作者の理想の人物像な訳です。つまりだ、俺がこの時代に生まれてたらこう生きたかった、もしくはこう生きたかもという話を読者は延々と読まされる訳ですな。まあ要は他人の妄想を聞かされる訳ですが、これがエンターテイメントとしてはよくできていて、私も結構飽きずに最後まで読めた気がします。でもだよ、そうやって自分を投影した人物が、当時の花形の零戦のパイロットで、しかもそのなかで一番優秀で、しかも現代人の感覚にあったヒューマニズムの持ち主で人を殺すのに当時としては物凄く抵抗感をもち、それでいながら最後は華々しく特攻を決めて散っていくって、友人との酒飲みつつの話だったらよ、まあそう生きれたら最高かもなで笑って聞けるけど、要は精神的なマスターベーションだろっていう話ですよ。あとつけくわえるならば、時代設定を過去にしてるから特異な信条を貫いたみたいになってるけど、現代人としてみて世間一般の感性そのまま。思想的に凡庸。凡庸な感性で後出しじゃんけんで当時の人を自分より間違ってると言っている。当時の人の感性に対する理解や同情が足りない。っていうか、現代的にみて凡庸な感性の作者は本当に当時に生まれてたら当時の価値観に染まってた可能性大。(あの鈴木大拙でさえ皇道禅を唱えてた時代だぜ)自分に都合のいい妄想を世間に大々的に発表して、俺ってどうよって、頭の中まんまガキ。まあ寛大な評価をくれてやるならこんだけ売れたって事はエンターテイメントの作家としては才能があるのかもな。いずれにせよ、この作者にはたいがいにせえよと言っておくべきだろう。 | ||||
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面白いし、才能ありますが、作者が右翼なので、とても怖いです。 もうこの方の小説は読みません。洗脳されるのが怖いからです。 | ||||
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零戦の資料のように感じました。それにしても、結末はいただけません。 | ||||
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右翼の吉外が書いた戦死者を礼賛しただけの本です。 完璧超人の宮部久蔵には全く感情移入する事ができません。 | ||||
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NHK経営委員になったら、個人的見解を選挙応援演説においてすら述べてはならないとする見解こそ、マス・メディアに携わる人間作家のあるべき姿かいな!と思う。で、★ 所詮、やらせ番組風味満点の「探偵ナイト・スクープ」あたりを作っていればいいものを、嗚呼・・・・ これほどまでにも、空気の読めない単細胞人間だったとは、とほほ、とほほほほ・・・・ | ||||
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宮部久蔵の孫たちが、戦時中、零戦のパイロットで、特攻で亡くなった、会った事もない祖父について、調べ、遡ってゆく。映画も、友人に誘われ、しぶしぶ見たが、いずれも肝心の、宮部久蔵じたいの人間性の描写がかなり、希薄であるし、全体からしても少ない。久蔵自身はあまり多くは語らない。家族の元に必ず帰ると、生にこだわっていた、久蔵が、何故、特攻に志願したのか。映画においてもその部分はあっさりスルーしていた。きっかけがなかった。映画では、かつての部隊での生き残りで、孫たちが訪ねあるく人物の方が、戦時中も、2004年現在も久蔵よりも描かれていた。平幹二朗、橋爪功山本學、夏八木勲など、実力派名バイプレーヤーが脇をかため、演技としての見応えはあった。 | ||||
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映画を観る前に、まずは原作を読もうと手にとって読んでみた。 文献と資料からの引用が多すぎて、これで小説と呼ぶにはあまりにお粗末な内容だと思う。 あらすじと物語の内容が噛み合ってない印象を受けた。 祖父・宮部久蔵について調べていくことがメインで打ち出されているのに、実際、肝心の祖父宮部についての描写は全体の3割にも満たないのではなかろうか。 戦争の話がメインとなって、完全に宮部の描写がおまけの付属となってしまっている。 読んでいて、この宮部はどういう人なんだろうというワクワク感が薄れるほどに冗長だ。 読み進めることによる、楽しさのようなものは感じられない。 知りたいのは戦闘描写ではなく、宮部という人そのものなのに・・・!というジレンマがあったのかもしれない。 目的と建前というかが、なんというか、入れ替わってしまっている感じがする。 これらは文献資料からの創作能力が作者にはなかった(いうなれば、力不足)からではないかと思う。 なので、引用部分に比べると、オリジナル部分が薄っぺらすぎて、また最後にとってつけたようなお涙頂戴的なストーリーにも感動どころか正直引いてしまった。 ただ、この本が幅広い世代に読まれ、とくに私のような若い世代と戦争を結びつける一つのきっかけを作ったことは評価できる。 私のように、合う合わないはあるとは思うが、 それでもなお、数多くの人に読んでほしいと思わせる本ではある。 | ||||
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なぜ宮部が特攻を志願したのか。 ここが本作の力点であり、 ラストまで引っ張りに引っ張る。 ところが、だ。 あれほどまでに生に執着していた宮部が 突如自ら特攻を志願し、死を選ぶ。 こんな読者をバカにするような展開はありますか? 私は結婚しているからこそ言うが、 家族を思ったら他人を犠牲にしてでも生き残る。 星二つとさせていただいたのは、 冒頭の表現、「悪魔のようなゼロだった。」 このキャッチに星一つであり、 それがベストセラーを呼び込んだ。 残念だが売れる為に利用された愛の形、 それが永遠の0という作品である。 | ||||
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