八日目の蝉

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

八日目の蝉の評価:

4.06/5点 レビュー 425件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.06pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全556件 441〜460 23/28ページ
No.116
(5pt)

誘拐犯に感情移入してしまう、可笑しさ。

希和子は不倫相手の生後6ヶ月の恵理奈を誘拐。4年間の逃亡生活を経て逮捕される。その後、無事親元に返された恵理奈だが、自分の居場所を見つけられずにいて…
営利誘拐ではなく母性に促された生理の犯罪。希和子とその子どもは実の親子のように触れ合い、その姿を見て周りには次々に支援者が現れる。
実の子供であっても、虐待したり殺害したりする親がいるのに…
何か不思議な感じ。でも希和子の逮捕後を考えると、とてつもなくひどい犯罪やと再認識した。
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.115
(5pt)

最低のバカ女なのに…

映画も原作も読みました。正直言って主人公は、不倫したうえに妻の子供を誘拐し逃亡。なのに、その主人公に同情してしまうのが不思議な訳です。悪者も一人の人間。かわいそうなところがあるのだなと思いました。良い人も悪い人も関係なく同じ感情を持つと考えました。あと、女しかない母性本能も生々しく書かれていて、とても楽しめました!
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.114
(5pt)

誘拐犯に感情移入してしまう、可笑しさ。

希和子は不倫相手の生後6ヶ月の恵理奈を誘拐。4年間の逃亡生活を経て逮捕される。その後、無事親元に返された恵理奈だが、自分の居場所を見つけられずにいて…
営利誘拐ではなく母性に促された生理の犯罪。希和子とその子どもは実の親子のように触れ合い、その姿を見て周りには次々に支援者が現れる。
実の子供であっても、虐待したり殺害したりする親がいるのに…
何か不思議な感じ。でも希和子の逮捕後を考えると、とてつもなくひどい犯罪やと再認識した。
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.113
(5pt)

最低のバカ女なのに…

映画も原作も読みました。正直言って主人公は、不倫したうえに妻の子供を誘拐し逃亡。なのに、その主人公に同情してしまうのが不思議な訳です。悪者も一人の人間。かわいそうなところがあるのだなと思いました。良い人も悪い人も関係なく同じ感情を持つと考えました。あと、女しかない母性本能も生々しく書かれていて、とても楽しめました!
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.112
(5pt)

感覚で惹きこまれるこの作品の魅力

この作品は、明確な主張が見えにくい。何を言いたいのか分からないのになんだかとても惹きつけられ、何に感動しているか分からないのになぜか涙が出てくる。本というのは文章だから、普通は主張がどうしても前に出てしまうものだが、こんなに感覚的に表現することが出来る作者の力量に驚愕せざるを得ない。逆に言えば、作者の明確な主張を望む読者には「??」な小説といえる。

主題は母性。誘拐犯希和子、誘拐された薫(えりな)、えりなの母、それぞれが自分の母性に悩み、苦しむ。薫は自分の居場所をえりなの家に見つけられないし、えりなの母はそんな娘を許せずに苦悩する。えりなが憎む希和子、薫が慕う季和子、この相反する思いが薫(えりな)の中でぐちゃぐちゃになったまま成長する。
そんな薫(えりな)が最後にたどり着くのは、季和子、えりなの母、そのどちらもが彼女を心から愛していたという「真実」。それが私たちの心を掴んで離さないこの作品の本質なのだ。

季和子に感情移入は出来ない。なんておろかなんだろうと思う。しかし、彼女の母性には共感できるものがある。普通の女性は痛い思いをして出産した時に、母性の扉が開く。しかし季和子は不倫相手の子供を抱いたときにそれが開いてしまった。

実はNHKのドラマにはうちの夫のほうが引き込まれていた。原作は読みたくないと断られた。多分泣くから、だそうだ。自分の産んだ子ではない子供への思いは、どちらかというと父性に似ているのかもしれない。
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.111
(4pt)

女性の、女性による、女性のための物語

劇場で映画を見て、八日目の蝉というタイトルと、エンディングがスッキリしなかった(=薫には救いが訪れたが、希和子はどうなったのか?)ので、原作を手にとってみた。
両方見るとどうしても比べてしまうが、映画は巧みな演出と脚本でダイレクトに登場人物の感情の起伏、情念を表現していたが、原作はわりと淡々と二人の女のモノローグで綴っていく。原作の方が説明的であり、また映画では描かれなかった「今」の希和子をエピローグとして淡く美しく描いていて、ああ希和子にも救いがあったのだ、と物語の結末は原作を読んで納得できた。八日目の蝉、というタイトルの意味はやはりよくわからなかったが、それはまあ、さしたる問題ではないのだろう。
ともあれ、女性の、女性による、女性のための物語で、男性は完全においてけぼり、である。父性は所詮理性や論理の産物であって、どこまで行っても母性のリアルにはかなわないのだろう、と思った。原作、映画、それぞれに味があって捨て難い。できれば両方、鑑賞をお勧めしたい。
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.110
(4pt)

いってみたくなった小豆島

小豆島の情景と子育ての温かさが何だかぴったりでとても感動した
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.109
(5pt)

感覚で惹きこまれるこの作品の魅力

この作品は、明確な主張が見えにくい。何を言いたいのか分からないのになんだかとても惹きつけられ、何に感動しているか分からないのになぜか涙が出てくる。本というのは文章だから、普通は主張がどうしても前に出てしまうものだが、こんなに感覚的に表現することが出来る作者の力量に驚愕せざるを得ない。逆に言えば、作者の明確な主張を望む読者には「??」な小説といえる。

主題は母性。誘拐犯希和子、誘拐された薫(えりな)、えりなの母、それぞれが自分の母性に悩み、苦しむ。薫は自分の居場所をえりなの家に見つけられないし、えりなの母はそんな娘を許せずに苦悩する。えりなが憎む希和子、薫が慕う季和子、この相反する思いが薫(えりな)の中でぐちゃぐちゃになったまま成長する。
そんな薫(えりな)が最後にたどり着くのは、季和子、えりなの母、そのどちらもが彼女を心から愛していたという「真実」。それが私たちの心を掴んで離さないこの作品の本質なのだ。

季和子に感情移入は出来ない。なんておろかなんだろうと思う。しかし、彼女の母性には共感できるものがある。普通の女性は痛い思いをして出産した時に、母性の扉が開く。しかし季和子は不倫相手の子供を抱いたときにそれが開いてしまった。

実はNHKのドラマにはうちの夫のほうが引き込まれていた。原作は読みたくないと断られた。多分泣くから、だそうだ。自分の産んだ子ではない子供への思いは、どちらかというと父性に似ているのかもしれない。
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.108
(4pt)

女性の、女性による、女性のための物語

劇場で映画を見て、八日目の蝉というタイトルと、エンディングがスッキリしなかった(=薫には救いが訪れたが、希和子はどうなったのか?)ので、原作を手にとってみた。
両方見るとどうしても比べてしまうが、映画は巧みな演出と脚本でダイレクトに登場人物の感情の起伏、情念を表現していたが、原作はわりと淡々と二人の女のモノローグで綴っていく。原作の方が説明的であり、また映画では描かれなかった「今」の希和子をエピローグとして淡く美しく描いていて、ああ希和子にも救いがあったのだ、と物語の結末は原作を読んで納得できた。八日目の蝉、というタイトルの意味はやはりよくわからなかったが、それはまあ、さしたる問題ではないのだろう。
ともあれ、女性の、女性による、女性のための物語で、男性は完全においてけぼり、である。父性は所詮理性や論理の産物であって、どこまで行っても母性のリアルにはかなわないのだろう、と思った。原作、映画、それぞれに味があって捨て難い。できれば両方、鑑賞をお勧めしたい。
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.107
(4pt)

いってみたくなった小豆島

小豆島の情景と子育ての温かさが何だかぴったりでとても感動した
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.106
(5pt)

たぶん人生で一番泣いた本

頁を捲る手が止まることは一度もなかった。それだけではない。カルタシスを感じない瞬間は皆無に等しい。もはやミステリーなど雑魚だと思わずにはいられなくなる程のカルタシスだ。本を開いたときから感情移入し、最後まで解放してくれなかった小説は他にない。1章の終わりで「ママ」から「あの人」へと呼称が変わったとき、ああ、この子は真実を知ってしまったんだ、そう悟った。現実の残酷さを知ってしまったんだ、と。そのシーンが一番痛烈だった。 ストーリーはもちろん、角田さんの筆力に恰幅した。流麗な文脈が物語を色濃くしている。こんなに簡単に、頭の中に物語をイメージさせることができるとは――。いったい何に文句をつければいいのだろう。「八日目の蝉」を、私は手離しで賞賛する。
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.105
(4pt)

力のある作品でした。

絆や愛情について、いろいろと考えさせられる作品でした。
特に前半の逃亡劇はリアルで、エンゼルさんなどの団体の中での生活などの描写も面白く、とても引き込まれました。
個人的に、不倫やダメ男にはまる女性の気持ちがどうしても理解できないのと、最後がちょっとご都合主義っぽくまとめちゃった感があったので、☆4つにしていますが、面白い作品だったと思います。読んでよかったです。
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.104
(5pt)

思わず子どもを抱きしめたくなった。

一気に読み上げ、涙が止まらなかった。そして、隣で寝ていた我が子を、今までより更に愛しく感じた。

不倫相手の子どもを拐い、犯罪だと分かっていながら薫との生活を望んだ主人公。
薫の成長と共に、主人公が薫に注ぐ深い愛情。わずかな時間でも、彼女は「母」だった。
いつバレるのか、明日にはこの生活が無くなるかもしれない、1日1日がとても重いものだった。
ハッピーエンドになるとは到底思えないながらも、この2人に幸せになって欲しいと願わずにいられなかった。

後半、薫視点の話は、とても胸が苦しかった。両親への苛立ちや、薫のその後の生活が辛かった。

そして薫が「母」になった瞬間、どこから湧いてくるのかその心強さは、同じ未婚の母としてとても共感した。(私は不倫ではないけれど)

「この子と二人なら、きっと大丈夫。私がいるから、こわくないよ。」妊娠が分かった頃、私も同じ気持ちでいたことを思い出し、また涙が出た。

ラストは静かで、ほんの微かな、目を凝らさないと気づかないくらいの希望があった。失った物もあるけど、それでも生きていくんだという、力強さを感じた。

今隣にいる我が子。
この子と一緒に、生きて、この子に世の中の綺麗なもの、全て与えたいと心から思った。



八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.103
(4pt)

本当の幸せって

本当の親子とは何なのか,本当の幸せとは何なのかを考えさせられる一冊です.

ある女が不倫相手の赤ちゃんを誘拐するというところから始まるショッキングな展開です.前半部分は赤ちゃんを誘拐した女が逃走しながらその子を育てていく様子が時系列で綴られているのですが,子どもとしては幸せなのかもしれないという場面が多々あります.

そして,後半は本当の両親のもとに戻った子どもが大人になってからの話を回想を交えながら書かれているのですが,「本当の親子なのに...」というストーリです.

本当の幸せって何なんでしょうね?ちょっと重いテーマです.

八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.102
(5pt)

感謝

映画を公開初日に観て、映画館にてパンフと一緒に購入。
映画を先に観ていても、とても読み応えのある作品です。

母の愛、母への愛を考えさせられる作品だが、
実際に子を持つ母の方は、どういう風に感じるんだろうと思った。


そして、私にとっては個人的な思いがとても強い作品でもある。


両親が小豆島で生まれ育ち、
里帰り出産で小豆島で生まれ、
子供の頃は盆・正月に小豆島に帰省する事が
何よりも楽しみであった私。

社会人になってから、
東京で出会った仲の良い友人達を、
いつか連れて行きたいと、
そんな事を思っていた私。


小豆島のシーンでの景色、人々の営み、方言、
それらの描写を読むたび、
「そう、そうやねん。本当にそういうのが沢山あるねん」
と何度も思わせてくれました。

自分の拙い語彙力では表せられなく、
もどかしい想いを何度もさせられた小豆島の魅力。

それを、希和子と薫の幸せだった日々の中で、
恵理奈(薫)の想いで、
こんなにも素晴らしく、そして忠実に表現してくれた事を、
作者の角田光代さんに感謝します。
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.101
(4pt)

やるせない、だけど最後はホッとする。

幸薄い女性が不倫相手の赤ちゃんを誘拐しての逃亡記となれば、読む前から何ともやるせない
話なのだろうと想像していた。

実際、希和子の目を通した1章はあまりにもやるせなく読むのが辛くなる。
普通、小説や映画での主人公視点の逃亡記というものは、それが例え犯罪者であっても通常は
主人公に肩入れしてしまうものだが、この作品はそうではない。
希和子にはいくらかの同情はするものの、子を持つ親の一人としては誘拐そのものが容認出来
ることではないから決して感情移入は出来ない。また、この先到底幸せが待っているとは思え
ない展開が続き空しさを感じつつ読み進めた。

このまま最後まで逃亡記が続くのかと思っていたら、子供が4歳の時に唐突に逃亡は終焉を
迎える。
その先の2章は既に大学生に成長した誘拐された娘の目を通した話となる。

正直やるせない気持ちのまま終わってしまっても仕方がない話でありながら、最終的には
自然な流れで心穏やかに読み終えることが出来た。無理にハッピーエンドに持っていくわけ
でもなく、見事な落としどころだなと角田光代さんの筆力には感服しました。
後味が悪くなくホッとしました。
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165
No.100
(4pt)

やるせない、だけど最後はホッとする。

幸薄い女性が不倫相手の赤ちゃんを誘拐しての逃亡記となれば、読む前から何ともやるせない
話なのだろうと想像していた。

実際、希和子の目を通した1章はあまりにもやるせなく読むのが辛くなる。
普通、小説や映画での主人公視点の逃亡記というものは、それが例え犯罪者であっても通常は
主人公に肩入れしてしまうものだが、この作品はそうではない。
希和子にはいくらかの同情はするものの、子を持つ親の一人としては誘拐そのものが容認出来
ることではないから決して感情移入は出来ない。また、この先到底幸せが待っているとは思え
ない展開が続き空しさを感じつつ読み進めた。

このまま最後まで逃亡記が続くのかと思っていたら、子供が4歳の時に唐突に逃亡は終焉を
迎える。
その先の2章は既に大学生に成長した誘拐された娘の目を通した話となる。

正直やるせない気持ちのまま終わってしまっても仕方がない話でありながら、最終的には
自然な流れで心穏やかに読み終えることが出来た。無理にハッピーエンドに持っていくわけ
でもなく、見事な落としどころだなと角田光代さんの筆力には感服しました。
後味が悪くなくホッとしました。
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.99
(4pt)

心から読みたいと思った

映画化が決まり、この作品を知り、『映画公開前にどうしても原作を読みたい!』と強く思って手に取りました。

幼子を誘拐し、逃亡しながら育てていく女性。
前半はその女性の視点から、後半は成長した幼かった女の子の視点から、物語がすすんでいきます。


久しぶりに、読みはじめからグイグイ引き込まれる小説に出逢いました。
一気に読み上げてしまいました。
それでも☆4つにしたのは、まだ消化しきれないモヤモヤが残っているから…。

こうやってお話を通じて考えをめぐらす事が、読書の楽しみなのでしょう。

ー秀作です。
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.98
(4pt)

無題

女性の情感で書かれた作品で、男性の私には思い及ばない部分もあるんだろうなという感想を持った。
二人の主人公がお互いを思いまた否定しながら、さまざまな人・風景・社会的背景の中で、「悲しい」事なのか「幸せ」なことなのか、8日目の蝉を体験していく。
八日目の蝉 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉 (中公文庫)より
4122054257
No.97
(5pt)

誰の中にも持っていきようのない感情に深く揺さぶられる

物語のあらすじは、不倫の末堕胎した女性が不倫相手の家から乳児を連れ去り、育て、見つかり、逮捕され、乳児だったその女の子の成長していく様が書かれている。その女性も妻も男性も、そしてその女児、薫も、それぞれ、ただ幸せを求めていて、感じたくて、そしてつかんだように思えて、またその幸せがスルリと抜けていく。いけない、と思っていても、間違ったことをしていてると頭で分かっていても、感情と本能がただ、そこにある幸せを求めて、また違う道に迷ってしまっていくのだ。自分を誘拐して育ててくれた犯人が実の親よりも親らしかったり、実の子供の誘拐から夫の不倫を知り、誘拐と不倫のショックで夫を許せなくても、一緒に生きていき、子供が発見されても、親らしさをなくしていく女性。誰もが行き場のない感情をもっていて、不器用ながらも必死に生きているその光景に深く心が揺さぶられる。人間の愚かさと悲しさの中にその人が本来持っているであろう、やさしさを感じるのだ。深く心に残る作品。
八日目の蝉 Amazon書評・レビュー: 八日目の蝉より
4120038165