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(短編集)
夜の光
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夜の光の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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まず、今までの坂木さんの作品にあった個々の登場人物の魅力ですが、少し「?」という感じでした。 ジョー、ゲージ、ギィ、ブッチのそれぞれに与えられた環境というか、試練というかそういうものの深みが感じ取れず、 紹介文にあった「慰めなんかいらない。癒されなくていい。欲しいのは、星の距離感。」という素晴らしいキャッチコピーに、作品のクオリティが追いついていません。 私は高校生ですが、この作品の全体の空気感はとても良いと思いました。ただ、星に対する心理・情景描写の書き込みに力を入れれば、もう少し物語の幅が広がったように思います。 肝心のミステリも薄味に仕上がった感がありますし、氏の作品を読んできた方、また、星をテーマにして描かれた物語を読みたい方には物足りない読後感が残ると思われます。 | ||||
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坂木司作品をずっと読んできて、温かみのある作品を書く人だと思っていたけど、 今回の作品は無くてもいいような代物で感動も意外性もなく失望で終わった。 作家されども生きていくために、生活の糧に書いて稼がねばならないような事情もあるのかもしれないが・・・などと理由をも付けたくなる。 『青空の卵』から『切れない糸』までにあった作品の濃さが薄まってカスでしかない。 天文部に所属するジョー、ゲージ、ギイ、ブッチの卒業後をも書き下ろしでセットしてることで、読者へのサービス構成みたいなのも寒々しい。 | ||||
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