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(短編集)
スペインの雨
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スペインの雨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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昔、好きだったんですよ、正午さん。え? 直木賞。いまさら感が強いなあ。でも、おめでとうで、いいんですよね。スペインの雨? そういえばどんな小説だったか、もう忘れましたわ。でも好きだったんだよな、正午さん。この当時いっぱい買って読んでたしなあ。 | ||||
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かなりすっとぼけた味の8編を収めた短編集。そのうち6編は作家の一人称形式である、最初の『ジョン・レノンが撃たれた日』に出てくる同居人はたぶん『ルームメイト』と同一人物だろう。さらにこの6編のうち『木にのぼる猫』『コンドーム騒動』『ほくろ』の3編は、「ぼく」が実際に起こったこと、人から聞いたことを基にして構想した小説の内容を披露するという、メタ小説になっている。この入れ子構造がなかなかユーモラスに扱われている。 そしてもう1編、最後に収められた一番長い表題作も一人称形式だが、これだけは「ぼく」の職業は不明だ。「ぼく」はその時期テレフォン・クラブに入り浸っている。タイトルは、映画『マイ・フェア・レディ』の中のセリフからとっていて、相手と会う時の合言葉としてそれを使っている。場面がころころ変わっていき、いいかげんな男だなあと思いながらも、あっさりと読める。 | ||||
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