終戦のローレライ

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評判

終戦のローレライの評価:

4.45/5点 レビュー 177件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全233件 101〜120 6/12ページ
No.133
(5pt)

感動の作品!

泣けた。とにかく泣けた。戦争は悲惨だ。生きることの意味も、死ぬことの意味も分からぬまま、次々に消えていく命。大切なものを守るために、男たちは戦う。自分たちの思いが未来につながるという希望を胸に、男たちは戦う。何のために始めた戦争なのか?止めることは出来なかったのか?様々な思いが胸をよぎる。多くの犠牲により守られた日本という国家。果たして今の日本は、その数々の犠牲になった命に対し、恥ずかしくない国家だと言えるのか。そう思ったとき、涙があふれた。いつの世も無くならない戦争。これだけ戦争を繰り返しても、まだ足りないというのだろうか。改めて「平和」という言葉の、重さを感じた。
終戦のローレライ(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(1) (講談社文庫)より
4062749661
No.132
(3pt)

作者の贔屓が…

 読みやすさ、勢い共にマルでエンターテイメント性は高い。ただアイデア自体がなんとなく色々なヒット作品(特にアニメ分野)のイイトコ取りのような感触があるので、そういうのが極端に気になる人にはお勧めできない。
 主役級の女性キャラが著者にかなり贔屓されている感じ。主役級キャストのなかで唯一の女の子ということもあるのだろうけど、偶像化された理想の女性のような。彼女の外見や言動に対する他のキャラクターの台詞のなかにその贔屓があまりに出ていてちょっと鼻につきました。…男性が読めばまた違うのかもしれないですが。
 きれいにまとまった形で終わるので、読了感は(かなり長いし)あり。一気に読めてしまうから、面白いものが読みたい!というときには良い本かと。ただ、繰り返し読みたいか?と言われると、あんまりそうでもなかった。あと引くものがないので。
 読み手に任せる部分が少ない分具体的で割り切れてしまう。
 味わう文章というより、体験する文章というか。エンタメ映画向き、ですね。
終戦のローレライ(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(1) (講談社文庫)より
4062749661
No.131
(5pt)

このようなすばらしい作品に出会えるから、読書はやめられない

第24回吉川英治文学賞受賞2004年度 このミス2位、文春2003ミステリーベスト10で5位。1945年8月、終戦を間近に控えた日本では、未だにあるべき終戦の形が見えないでいた。そのさなか、「我々は見つけなくてはならない。空前の飢餓に耐え、なお人にあり続けられる尊厳の在り所を。日本民族を百年先まで生きながらえさせる方法を」と語り、在るべき日本人の姿を取り戻すため、「国家の切腹」を断行しようとする浅倉。そして、終戦後のソ連との関係をにらみ、在るべき終戦の形を模索し、かつ「ローレライ」を手中に収めようとするアメリカ。様々な思いが交錯し、戦争の勝敗とは無関係に、広島・長崎よりも多くの日本人の命が、無駄に失われようとしていた。傷だらけの伊507はこれを阻止することができるのだろうか? 先に書いた「亡国のイージス」だが、私にとっては文章を読みづらく感じ、世間の評判ほど面白いとは思わなかった。しかしながら、私と同様の感想を持った方も、心配することなく是非購入して頂きたい。最初の51ページ(序章)は、前作同様若干読みがたいが、ここをすぎるとあとは本を置くことが困難になる。ただし1000ページを超える本作品を一晩くらいの徹夜では読み終わらないと思うが・・・。この本を読んでいると、頭の中を「椰子の実」のフレーズが流れ続ける。このようなすばらしい作品に出会えるから、読書はやめられない。久しぶりに読書の喜びを実感できた作品であった。
終戦のローレライ(3) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(3) (講談社文庫)より
4062750023
No.130
(5pt)

読書の喜びを実感できた作品

第24回吉川英治文学賞受賞2004年度 このミス2位、文春2003ミステリーベスト10で5位。
本作品をまだ読んでいない方のためにあえてジャンルを分けると、「女王陛下のユリシーズ号」に代表される、「海洋冒険小説」というのが一番近いだろうか?(異論もあると思うが・・・)。しかし、戦争の意味を我々に問いかけ、閉塞した現代社会へエールを送る本作品は、そのジャンルにとどまることのない大作である。 1945年8月、終戦を間近に控えた日本では、未だにあるべき終戦の形が見えないでいた。その中で、ドイツが開発した秘密兵器「ローレライ」の存在が明らかとなり、一足早く敗戦したドイツから、「ローレライ」が極秘裏に日本に運ばれることとなる。本編中で主人公・折笠征人の叫ぶ、「戦争だからって、なんでも許されるわけじゃないでしょう」ということが、本作品のメインテーマのひとつであろう。 先に書いた「亡国のイージス」だが、私にとっては文章を読みづらく感じ、世間の評判ほど面白いとは思わなかった。しかしながら、私と同様の感想を持った方も、心配することなく是非購入して頂きたい。最初の51ページ(序章)は、前作同様若干読みがたいが、ここをすぎるとあとは本を置くことが困難になる。(ただし一晩くらいの徹夜では読み終わらないと思うが・・・)このような素晴らしい作品に出会えるから、読書はやめられない。久しぶりに読書の喜びを実感できた作品であった。
終戦のローレライ(2) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(2) (講談社文庫)より
4062749718
No.129
(3pt)

ちょっと長過ぎ

映画が非常に気に入ったので原作を読んでみる気になりました。映画は五つ星です(野球少年の死に様以外は)。小説はちょっとダレますね。映画ではあまり触れられていなかった 人と人との繋がり・触れ合いの大切さというのはよくわかるのですが、ちょっと同じような心理描写が多すぎます。いいところは、テニアン島での決戦は映画を超える迫力シーンで 素直に興奮しました。それとフリッツ少尉。私がもっとも気に入った登場人物はフリッツ少尉です。フリッツ少尉の存在を知っただけでも、原作を読んで良かったと思いました。
終戦のローレライ(4) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(4) (講談社文庫)より
4062750031
No.128
(5pt)

生かされている自分

僕がこの作品で一番感動したのは終章です。これは必読です。
蛇足だという意見もありますが、僕は涙が出そうになりました。
終章は「伊507」から脱出して生き残った征人とパウラのその後の人生と、日本が戦後辿ってきた歩みが話の中心になります。
征人は幸福を得るたびに肩の重石が増える思いを味わい、自分がただ生きているのではなく、生かされている身である事を自覚して苦しそうな顔をします。
命を犠牲にして、若い自分達を生かしてくれた「伊507」の乗員に対し、申し訳なさでいっぱいになるのです。
征人は晩年「せっかく与えられた自由を腐らせてしまったのかもしれんな…」とつぶやきます。
見せかけだけの豊かさを手に入れ、利己主義、拝金主義が蔓延する堕落した戦後日本を思い、「子に誇れる国をつくれ」と言って死んでいった上官との約束を果たせなかった事に涙を流し、日本の未来を託して死んでいった人達に詫びます。
僕は自分自身を振り返り、いたたまれない気持ちになりました。
僕が生まれてきた時、日本は既に経済大国で、何不自由なく育てられ、戦争や飢餓とは全く無縁の生活を送ってきました。
この豊かさを当たり前のように享受し、何の疑問も持ってきませんでした。
しかし、我々が今こうして生きていられるのは、先人の尊い犠牲の上にあるのです。必死で日本を守ろうとしてくれた人達によって生かされているのです。
その事に改めて気づかされました。
彼等が命がけで守ろうとしたもの、未来へ伝えたかったもの、それらを今の日本人は受け止めているでしょうか?
それを思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
せめて、今も生きている祖父・祖母達に対して感謝の念を伝え、多くの犠牲者に哀悼の意を表したいと痛感しました。
それは日本人として当然の責務だと思います。
娯楽小説ですが、多くの事を考えさせられる名作です。
終戦のローレライ(4) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(4) (講談社文庫)より
4062750031
No.127
(5pt)

よかったです

1巻のはじめはとっつきにくかったのですが、そこを越えればあとは…って感じです。登場人物をここまで書きこむとまあ、4巻はしょうがないなって思いました。終章もいいと思います。征人とパウラの2人の子供達の名前(真史と徳子)は、パウラの兄と艦長、掌砲長から1文字いただいたのかな?
終戦のローレライ(4) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(4) (講談社文庫)より
4062750031
No.126
(5pt)

質も値段も文句なし

数百冊と本は読んできた。面白い作品も沢山あった。それでもこれだけの量に質が伴う作品、上下合わせればいい値段になるも読後全く気にならなかった作品は本書を含めて片手に余る。上下を考慮しての値段設定とは思うが同程度のボリュームの本と比較してもこの低価格はうれしい。量で2分の1以下、質が100分の1以下それでいて超高額駄作ばかりが目立つ中自信を持って推薦できる作品。
終戦のローレライ 上 Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ 上より
406211528X
No.125
(1pt)

歴史を弄ぶな

軽薄な歴史観が招く悲劇。見よ、現実を。歴史を弄ぶ愚行を。愛国無罪を叫ぶ、暴徒を。商業主義の愚作に未来は無い。真実の感動は、真実の内にしか、存在しない。ビックリ 種明かし解説 真実が見えた 。最終巻、P506の解説によると、『第二次大戦と潜水艦と女』をだすという、三題話のような条件を出されて、書き始められた作品との事。執筆は、映画化を前提としたもの。女性が、登場しない映画には、女性客が動員できない。よって、女性キャラ登場。潜水艦は、水上艦艇より、セットが、安上がり。読んだ自分が、愚か、とはいえ。読者をなめるな、と、太平洋の彼方まで、叫びたい。当然、★、1000個。 追伸映画も観るに耐えない愚作。
終戦のローレライ(2) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(2) (講談社文庫)より
4062749718
No.124
(5pt)

すごい量なのにとても読みやすかった

数百冊と本は読んできた。面白い作品も沢山あった。それでもこれだけの量に質が伴う作品、上下合わせればいい値段になるも読後全く気にならなかった作品は本書を含めて片手に余る。上下を考慮しての値段設定とは思うが同程度のボリュームの本と比較してもこの低価格はうれしい。量で2分の1以下、質が100分の1以下それでいて超高額駄作ばかりが目立つ中自信を持って推薦できる作品。
終戦のローレライ 下 Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ 下より
4062115298
No.123
(5pt)

感動します

~3発目の原子爆弾の投下を阻止するために単独でテニアンへ向かう伊507。40隻もの艦隊に囲まれ、ローレライを駆使しての大規模な海戦は読んでいても手に汗を握ります。でも本当に感動を呼ぶものは絶体絶命の状況の中での伊507の乗組員達の心の変化です。恐怖を克服するために自ら恐怖になろうとしたフリッツ、弟の亡霊というより自分の心の中に潜むものに苛まれて~~いた絹見艦長、大切なものを見失っていた田口掌砲長、皆の心が一つになって断末魔の叫びを上げる潜水艦内で歌う椰子の実の歌、祖国を愛し希望を託したその歌は忘れられないものになりました。~
終戦のローレライ(4) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(4) (講談社文庫)より
4062750031
No.122
(4pt)

”揺れ”

~ローレライの回収に成功し、追いすがる敵艦をやっつけ、しばしの静寂の中で響き渡る椰子の実の歌と唱和する潜水艦員。心が一つになったかに見えたのにやがて作戦の真の目的が見えてきます。壮絶な経験をし、固めた信念が揺れるさまをじっくり描いていますし、艦内での息をもつかせぬ戦い、純粋な若者の心は読んでいて心の底から熱いものがこみ上げて来ました~~。~
終戦のローレライ(3) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(3) (講談社文庫)より
4062750023
No.121
(5pt)

映画よりもっといろいろな感動があります♪

4巻では浅倉大佐の最後の動きと米艦体との決戦シーンが主ですが、ずっとすごいですよ。それといろいろ感想文が出ていますが、映画でイ507と別れて航行していったナーバル・N式の征人とパウラのその後も・・・。大枠ではエンタテイメントなのですが、宇宙戦艦ヤマト的ノリの映画よりずっとずっと深いと思いましたよ。
終戦のローレライ(4) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(4) (講談社文庫)より
4062750031
No.120
(1pt)

ビックリ 種明かし解説 真実が見えた

P506の解説によると、『第二次大戦と潜水艦と女』をだすという、三題話のような条件を出されて、書き始められた作品との事。執筆は、映画化を前提としたもの。女性が、登場しない映画には、女性客が動員できない。よって、女性キャラ登場。潜水艦は、水上艦艇より、セットが、安上がり。読んだ自分が、愚か、とはいえ。読者をなめるな、と、太平洋の彼方まで、叫びたい。当然、★、1000個。
終戦のローレライ(4) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(4) (講談社文庫)より
4062750031
No.119
(5pt)

これで感動できないのは、心が死んでる証拠

何に対してでもオタクはいる。↓の様な歴史オタクから見たら、つっこみ所があるのかは知らない。でも、歴史の細かい所に対していちいち突っ込むより、この本はもっと大事な事を伝えてはいるんじゃないだろうか?この本は歴史の教科書じゃない。でも、僕の中ではバイブルと言っても過言ではない。この本が本当に伝えたかった事は何か。それが本当に理解できる人だけが、読破後の感動を味わう事が出来ます。
終戦のローレライ(2) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(2) (講談社文庫)より
4062749718
No.118
(5pt)

感動をありがとう

今まで読んだ本の中で、一番感動し、大好きな本です。映画のサウンドトラックも購入しましたが、それを聞いているだけで作中の登場人物の言葉が次々と浮かんできます。声の無い音楽で泣いたのは初めてで、それは元々曲が良いというのもありますがそれ以上に、この小説の大きな感動のせいでしょう。サウンドトラックを聞きながら小説を読む。こんな贅沢はありません。皆さんも是非試してみてください。
終戦のローレライ(4) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(4) (講談社文庫)より
4062750031
No.117
(1pt)

442部隊を知らないのか

土谷の設定に、疑問無限大。
作者は、442部隊を知らないのだろうか。
日本はどうのこうのと、大言壮語する前に、
基本的な歴史の勉強をして欲しい。
再度、繰り返す。
442部隊を知らないのか。
稚拙な歴史観に、★、100個。
終戦のローレライ(3) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(3) (講談社文庫)より
4062750023
No.116
(3pt)

アッと 驚く ローレライ お子様ランチの巻

大人の為の高級日本料理店で、いきなり、お子様ランチ登場。ただただ、ビックリ、ローレライ。至誠(しせい)に悖(もと)るなかりしか。作者の歴史観の稚拙さが、随所に露見する。当時の国際情勢に対する理解が、根本的に間違っている。浅薄なナチス批判も、興醒め。ナチスに迫害されたユダヤの、パレスチナでの行為を、如何説明するのか。パレスチナを見捨てる、アラブの石油成金を如何説明するのか。くどくど、語る割には、断片的又聴き知識の羅列。アッと 驚く ローレライ。ナウシカの方が、はるかに、リアリティあり。ホタルの墓の、戦争批判の迫力とは、雲泥の差。Uボートの戦士たちの、足元にも、及ばない。レッドオクトーバーの緻密な、世界観に比ぶべくもない。ともあれ、残り、2巻に期待し、☆、3つ。
終戦のローレライ(2) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(2) (講談社文庫)より
4062749718
No.115
(5pt)

作者の思いは伝わります!

 戦争への作者の思いや、戦争の無意味さが伝わってきます。(戦争への歴史観は作者の思い込みの部分が多少ありますが)また、膨大な人物描写が少し、くどいようには思いますが、本はいっきに読めます。久しぶりに面白い小説で、映画も見てしまいました。(映画と本ではかなりギャップはあります)買って損しない本と思います。
終戦のローレライ(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(1) (講談社文庫)より
4062749661
No.114
(5pt)

切ないです。

なんと言っていいのか…。面白いとか面白くないとかの次元じゃない気がします。絹見、高須、木崎、田口、フリッツ、清永、時岡、岩村、パウラ、そして征人が心の中に入り込んで、消えません。ずっとずっと、波のように心を揺さぶっています。ここまで心に残る本に出逢えることは、とても幸せなことだなと感じました。個人的に、唐木水測長がすきです。
終戦のローレライ(4) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 終戦のローレライ(4) (講談社文庫)より
4062750031