亡国のイージス

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評判

亡国のイージスの評価:

4.44/5点 レビュー 198件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.44pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全238件 121〜140 7/12ページ
No.118
(5pt)

熱くなりました!

 第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会賞、そして第53回日本推理作家協会賞をトリプル受賞した作品。 第122回直木賞候補作品(この時の受賞作品はなかにし礼『長崎ぶらぶら節』)。 「宝島社 このミステリーがすごい!」 2000年度 第3位 「週間文春 傑作ミステリーベスト10」 1999年 第3位 下巻では一気に事態が動き出します。 対立する両陣営いったいどうなるのか… 一見、どちらが勝つのか予想できません。どちらも正しい気がするからです。 そのため、最期の最期まで目が離せません。 本書は物凄く綿密に練られた理論で根底を支えられています。 その上で、登場人物たちは周到に練られた計画等に基づいて行動しています。 それを悪くいえば、人間が所属する組織や人間関係に縛られているのと同じ側面があります。 それにもかかわらず、最期の最期には、彼らは理論で割り切ることができない情熱、愛、友情、そして生き甲斐によって付き動かされていきます。 そんな彼らを私は応援せずにはいられませんでした。 そして、彼らを応援しながら読み進めているうちに、自分の中に何か熱いものが沸々と湧いてきました。 上下巻両方の私のレビューを見てくださった方がいましたら、嬉しい限りです。 ありがとうございました。 ソレデハ…
亡国のイージス 下 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 下 講談社文庫より
406273494X
No.117
(5pt)

圧倒的!

 第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会賞、そして第53回日本推理作家協会賞をトリプル受賞した作品。 第122回直木賞候補作品(この時の受賞作品はなかにし礼『長崎ぶらぶら節』)。 「宝島社 このミステリーがすごい!」 2000年度 第3位 「週間文春 傑作ミステリーベスト10」 1999年 第3位 本書では現代の日本という一つの国家に対して疑問を投げ掛けています。 これは日本人であれば皆感じたことがあり、実際我が身が直面しているはずなのですが、どこかで見てみぬ振りをしてきたものです。 本書はこのような問題を再確認し、逃げずに立ち向かうためのよいきっかけを与えてくれる気がします。 かなりスケールが大きいかつ重い問題を投げ掛けているので、難しくて読むのに退屈するかと思えば、全くそういうことはありません。 圧倒的な筆力で読者を引き込みます。 また、読み出した当初、軍事的な専門用語がズラリと並んでいることに正直戸惑いを覚えました。 しかし、読破後に振り返ってみると、軍事的なことに関して全く知識のない私でさえ本書の世界にどっぷり漬かり、思い切り楽しむことができていました。 初めの方を読んでみて読み進めるのを敬遠してしまった方がいましたら、心配はないので、是非読破してみてください。 下巻の方にもレビューを載せますので、参考にしていただけるととても嬉しいです。 ソレデハ…
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.116
(5pt)

一気に引き込まれました

3作同時期に映画化という触れ込みだったので、軽い気持ちで購入したのですが、素晴らしい作品で大満足です。女性には縁遠い世界の用語が沢山出てきてくじけそうになりましたが、何に使えるモノなのか等細かくレクチャーがあったので、無事に読み進める事が出来ました。早速他の作品も全て購入して読み進めている所です。作品によっては一部叙情的になりすぎてる感も感じますが、そういう中にあってこの作品が一番オススメです。現在「ローレライ」のみを鑑賞した所ですが。。。本来のメッセージ力の不足はともかく、いい作家にめぐり合わせてくれた映画の広告力には感謝です。「ん~?」と思った方には特に、原作に触れて欲しいと思いました。
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.115
(5pt)

2回読み返してしまった・・・

 家族が買ってきたものでした。「なかなかおもしろいよ」というので、私も読んでみました。 ・・・おっもしろい! 怒濤のように読み進んでしまいました。 今年には映画化されるというので楽しみにしています。(ただ、原作とは人物設定が違うようですが)  専門的な事は分かりませんが、エンターテイメントとして十分楽しめる作品です。 「終戦のローレライ」も是非読んでみたいです。 
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.114
(4pt)

面白いんだけど

読んでて退屈はしないし、むしろ面白いんだけど。やっぱりちょっと不満です。
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4062734931
No.113
(4pt)

俊才である

同世代として楽しめました。『トゥエルプY.O.』の続編ですので、前もってこちらを読んでおいた方が、本作の事件の背景がよくわかります。(『アニマトリックス』を観てから『マトリックス』三部作を観た方がよいのと同じことです)氏のもつ世界観は相変わらず青臭さが漂いますが、これだけの物語を紡ぎながら語られると、やられたなあと思います。最後の最後まで読者を騙し続けること請け合いです。読んで損なし!あと、登場人物が異常に多いのですが、末端混乱することなく描き分けてあるのも見事です。混同する恐れを感じなかったのは、学生のころに読んだ『銀河英雄伝説』以来です。
亡国のイージス Amazon書評・レビュー: 亡国のイージスより
4062096889
No.112
(5pt)

新しい小説

 今夏に映画化されるそうなので、先に小説を読んでおきたいと思い終戦のローレライと一緒に購入しました。読み終えた感想は言葉では表現できません。感動、悲しみではなく新しい何かを感じました。それは何なのか表現できませんが、星5つです。 
亡国のイージス 下 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 下 講談社文庫より
406273494X
No.111
(5pt)

孤立無援の中での戦いは冒険小説の王道!

真保裕一の「ホワイトアウト」は、豪雪により外部から遮断された巨大ダムを舞台に孤軍奮闘する主人公を描き、日本を舞台にこういう冒険小説を書けるんだ!という驚きをもって読んだ。外部から支援を受けられないまま孤軍奮闘をするという構図」に通じるものがある本作は、最新鋭の電子機器と兵器に守られ、東京湾舞浜沖に鎮座した最新鋭護衛艦を舞台に「ホワイトアウト」に勝るとも劣らない一大冒険小説になった。その舞台や展開からスティーブン・セガール主演の映画「沈黙の戦艦」を彷彿とさせるが、本作のほうが小説である分、何倍も緻密、まして舞台は身近な東京湾である。主人公たちもセガール演じるコックのような無敵の戦士ではないため、セガールの映画のように単純に展開するわけではない・・・。二転三転するストーリー、描かれるギミックの数々、緻密に自衛隊・護衛艦・自衛官を緻密に描いていく上巻からすると、下巻は先の読めない急転直下の怒涛の展開を見せる。外部からの攻撃はことごとく失敗する中、日本政府に残された手はあるのか・・・?いくつかの弱点を指摘するとすると、護衛艦乗組員の叛乱という突拍子もないストーリーに現実味を吹き込むための、犯人側の動機の部分。著者得意の過剰なまでに饒舌な文章で押し通したが・・という点。また著者の傾向として悲壮感を描く余り、叙情に流れる傾向があり、本作でも、首相の決断シーンや途中に死んでいく自衛官たちの描写やラストシーン近くの艦長を描く場面にそれは現れる。またこの男臭いストーリの中で紅一点はテロリスト側に登場するのだが、扱いが不完全燃焼に感じられたことなど・・・。全体にはそうした欠点を埋めてもあまりある傑作であることは断言する。
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No.110
(5pt)

映画化には期待と不安

2005年は福井晴敏の年となりそうである。「亡国のイージス」はじめ「終戦のローレライ」「戦国自衛隊」と3本も映画化される。「亡国のイージス」も豪華キャスティングでかつてないアクション大作になりそうで、ファンとしては楽しみではある。しかし、若干の不安もある。それは小説の底流にある骨太のテーマが2時間という時間制約の中で、しかも映像のみで表現できるだろうか?という点だ。公開前の今は単なる娯楽アクション映画にならない事を祈るのみだ。守るべき国の形とは?日本人の誇りとは?自衛隊とは何か?国を守るとは何か?戦争とは何か?平和とは何か?小説が見事に提示してきたこれらのテーマを映画は表現できるだろうか。殺され防大生・宮津隆史が論文『亡国の盾』で提示した、無責任で思考停止状態の国家と国民に対する警告は映画でも丁寧に描いて欲しいのだが…作者が提示したテーマを主体的に考えるにはやはり活字でないと無理な部分があると思う。映画を観たら小説も是非読んで欲しい。
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
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No.109
(3pt)

どうしても

どうしてもこの作品を読むとかわぐちかいじ先生の作品「沈黙の艦隊」を思い出してしまいます。よい作品には間違いありませんが。もう一つオリジナリティが欲しかったかなと思います。
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406273494X
No.108
(5pt)

こんなに良かったとは…(涙)

複雑なプロット、多岐にわたる登場人物、細部にまで突っ込んだ人物造形、おしげもなく登場人物を殺せるドライさ、男気に生きる中年男の心情…。なんという作家だろう。極秘に開発された爆発物を北朝鮮の工作員が入手して…、というプロットは「シュリ」に似たものがあるが、発表年は同じ。たまたまの偶然であろう。舞台が日本であるだけで、フォーサイスをしのぐ発想力・構成力と筆力であろう。結末の甘さ(詰めが、ではなく、心情が、だ。)も含めて、僕の好きな小説である。福井晴敏は海外を舞台にした作品を書けば、ダン・ブラウンにもなれるかもしれない。
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.107
(4pt)

テンポが良く上下二巻すぐに読んでしまいました

 今話題の高性能を持つイージス艦。そのイージス艦を利用し反乱を起こす自衛官とそれを協力し裏で意図する北朝鮮の元工作員。 テンポ良く話は進み、先を急ぎたくなります。 自衛隊やイージス艦の知識はそれ程なくても楽しめます。 面白い本です。
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.106
(5pt)

映画化には期待と不安

2005年は福井晴敏の年となりそうである。「亡国のイージス」はじめ「終戦のローレライ」「戦国自衛隊」と3本も映画化される。「亡国のイージス」も豪華キャスティングでかつてないアクション大作になりそうで、ファンとしては楽しみではある。しかし、若干の不安もある。それは小説の底流にある骨太のテーマが2時間という時間制約の中で、しかも映像のみで表現できるだろうか?という点だ。公開前の今は単なる娯楽アクション映画にならない事を祈るのみだ。守るべき国の形とは?日本人の誇りとは?自衛隊とは何か?国を守るとは何か?戦争とは何か?平和とは何か?小説が見事に提示してきたこれらのテーマを映画は表現できるだろうか。殺され防大生・宮津隆史が論文『亡国の盾』で提示した、無責任で思考停止状態の国家と国民に対する警告は映画でも丁寧に描いて欲しいのだが…作者が提示したテーマを主体的に考えるにはやはり活字でないと無理な部分があると思う。映画を観たら小説も是非読んで欲しい。
亡国のイージス 下 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 下 講談社文庫より
406273494X
No.105
(5pt)

運が良かったです。

何か本が読みたいと思って何気なく立ち寄った本屋でこの本に惹かれました。理由はわかりませんが、今思えば本当に良かったと思います。「Twelve Y・O」と引き続き読んだのですが、話のつなげ方も凄くうまいと思いました。知らない間に一ページ、また一ページと引き込まれていきます。日本を亡国と表現して、今問題となっている北朝鮮問題を掘り下げた勇気も凄いと思います。最後の最後で意外な人物が登場したのは驚きました。さすが、福井晴敏さん。
亡国のイージス 下 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 下 講談社文庫より
406273494X
No.104
(5pt)

電車を乗り過ごしてしまう面白さ。

「本は通勤中に読むもの。」と自分のなかでは確立してたのですが「亡国のイージス」においては、それを許してはくれませんでした。劇中の人間達が織り成すドラマにぐいぐい引き込まれ、気がつけば帰宅後も止まらない有様。結局上下1000ページ以上を週末に一気に読み上げてしまった作品です。
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.103
(5pt)

圧倒的なスケールとテンポの良さ

日ごろあまり触れる事の無い世界の話だけに、専門用語が多くとっつきにくいのではないかと懸念したが、細かい描写、スケールの大きさと、テンポの良い文体で難なく読む事が出来た。序章部分では主要キャラクターのバックボーンが細かく描かれており、物語にどんどんと引き込まれた。映画の方も自衛隊が協力しているとの事で、かなり期待が出来そうだ。
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.102
(5pt)

いいよこれ!!

あまり評価が高すぎると「下馬評の割には・・・」という人が必ず出てくるのであまり高い評価にはしたくないが・・・いやはや、面白い。ページ数も多く内容が濃いので、二周目三周目でも新たな発見があり、面白い。今年の夏に映画化されると聞いたが、中途半端な作品なら早めに打ち切りにしてほしい。ローレライが間もなく公開されるが、そちらはそれなり以上のものが出来ていそうで期待充分だがこちらは監督をみても少し心配だ。間違っても映画が失敗して、原作の評価まで落とすような作品にはしないでほしい。
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.101
(5pt)

いい!!

前から気になっていたので読んでみました!最初の方はなんか退屈だし専門用語が多くてダラダラ読んでいましたが、あとからストーリーに引き込まれていきました!徹夜して読むほど引き込まれました。また仙石や如月の行動力もすごいし、クルーの心理描写も細かく書けていてよさげな作品だと思います。いそかぜのクルー達はいい人が多いですね。
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.100
(5pt)

文句なしにおもしろい

アニメ・マンガ世代の底力!圧倒的な描写力と冴えわたるキャラクターの魅力!中学生の息子にうっかりテスト前に薦めてしまい、読みふける姿を見て「しまった!」と思いました。但し、これを読むと改憲論者になってしまうかも…
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.99
(5pt)

重量感十分の解決篇

上下巻に分けてしまうと、どうしても上巻は登山・下巻は下山という印象が漂ってしまいがちです。上巻で構築した仕掛けを下巻でどう解きほぐしていくのか、というやや意地の悪いスタンスで読み始めました。この類の小説では着地地点の大前提はある程度みえているので、前半以上の筆力が要求されるわけですが、登場人物それぞれのドラマが緊迫しているので、その点期待は裏切られませんでした。(物語の性格上具体的に書けないのでもどかしいですが)スト-リ-展開としては、やや力の抜けるような筋立てもありますが、それぞれの人物のドラマにきっちり落とし前を着けてあり、納得の幕切れでした。ラストシーンについても、あまりに映像的な終り方で、別なやり方もあるのでは…という気もしますが、これはこれで圧倒的に美しい。爽快な読後感を狙えばこれが最高でしょう。読破したくなる若手の作家に、久々に巡り会いました。…願わくば、映画化でイメージがぶちこわしにされないことを。
亡国のイージス 下 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 下 講談社文庫より
406273494X