亡国のイージス

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評判

亡国のイージスの評価:

4.44/5点 レビュー 198件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.44pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全238件 101〜120 6/12ページ
No.138
(4pt)

錯そうする思いをみごとに構成

革命の大義と個人の生命、革命と護国、過去の体制の維持と未来の体制の構築、親への思いと子への思い、信頼と裏切り、指示命令による行動と自発的自己実現、信頼と裏切り、国家への報復と個人への報復、錯そうする思いを次々と描いた、みごとな構成の傑作だと、感服しました。映画が本当に楽しみです。
亡国のイージス 下 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 下 講談社文庫より
406273494X
No.137
(5pt)

戦闘シーン満載の政治小説

物語の書出しは、登場人物のプロフィールから始まっていたので長そうで退屈な小説かと思っていました。しかし、一旦本編の戦闘シーンに入っていくと描写がリアルなのでわくわくしながら一気に読んでしまいました。海自や兵器の専門用語も多く、分からない点もあったのですが逆にリアリティを増し想像力を掻き立てられたような気がします。日本の専守防衛政策に一石を投げかけた政治小説でもあるのですが、堅苦しくない点も良かったかと思います。もうすぐ、映画が公開されるようですがどこまでイメージに近いか楽しみです。ただキャスティングがイメージと違うので小説とは異なるモノが出来亜あがっているのでは?と少し不安な面もありあますが・・・千石伍長…真田広之(かっこ良すぎます。小説では、頑固で骨太な叩き上げの隊員で見た目はあまり冴えないイメージ。)ヨンファ…中井貴一(小説では、愛国戦士でありながらサイコな雰囲気を出しているキャラクターなのでちょっと違うような気がします。)如月行…勝地涼(この物語での最も重要な役。もっとクールで目つきに鋭い方が良かったのでは。)
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.136
(5pt)

登場人物の価値観にも共鳴

舞台が異なりこそすれ、私にとっては、山崎豊子「不毛地帯」以来の、まことに骨太な小説でした。民主主義国家の飛躍的発展や、そもそも国家の民主主義化や、テロなくしては進まないのかという観点でも考えさせられました。各登場人物の、内なる価値観にも、大いに共鳴しながら読める傑作です。
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.135
(4pt)

何も知らない日本人への警告の書?

上質の映画を観ているように、テンポ良いくストーリーが展開します。
テーマは重い(暗い)テーマなのに、この次はどうなっちゃうんだろ、この人どうなっちゃう
んだろうという興味がモリモリ沸いてきて、夢中にさせてくれます。
この本を読書中の人から「魚雷って何?ミサイルと違うの?」
といういう質問を受けました。
軍事オタクである必要は全くないけれど、ミサイルと魚雷の違い程度の予備知識を
読者が持っていることを,著者は期待していると思います。
日米安保や憲法9条とかも,知っていたほうが良いと思います。
こういう常識を何も知らない日本人が増えたことが,福井さんが「亡国のイージス」
を書いた理由かもしれません。
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4062734931
No.134
(4pt)

面白いけど、「ザ・ロック」

まるで映画「ザ・ロック」のようだ。仙石曹長はニコラス・ケイジ演じるスタンリー・グッドスピード。艦長はハメル准将。如月は歳は逆になるがショーンコネリー。といった感じでオリジナリティにかけるかも。ハリウッドのアクション映画に優柔不断な日本政府の描写を絡めると意外と俺でも(小説を)書けてしまうのでは?と思ってしまう。でもテンポのとりかた等は軽快でいいと思う。上下巻でかなり分厚いながらもダーッ!と読み終えることが出来る作品です。
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4062734931
No.133
(5pt)

目が離せない展開

タイトルを見て、ソリッドなミリタリー物の内容を期待していましたが、実際に読んでみると、そこにあるのは緻密な人物描写と各登場人物の人生の絶妙な交差、そして良い意味で期待を裏切るストーリー展開でした。上巻の冒頭から下巻の巻末まで、引きつけられっぱなしでした。
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4062734931
No.132
(3pt)

面白いことは面白いが・・・

他のレビュアーの方々のように、大絶賛出来るほどではありませんでした。所々お涙頂戴なところが気になるし、作者がそれに酔ってる風にも感じられる。人物の描き方も典型的。お話自体は面白いし、作者の言いたいことも良く分かるがもう少し文章力を磨いた方が良いのではと思います。まあ、エンターテイメントなんだからこれでよいと言われればそれまでですが。原案:福井晴敏で司馬遼太郎が書いてくれていたら、今頃「如月行ってかっこいい!」「最後は泣けた」とか言っているかも知れません。
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406273494X
No.131
(5pt)

あっと言う間に朝が来る

すごい!あっと言う間に朝が来る。電車の中で読むのは危険。乗り過ごします。私はおろかにも仕事の前にページをめくり、始業時間になっても‘福井ワールド’から抜けられず、抜け殻のまま仕事に就きました。「ローレライ」を見てから「終戦のローレライ」を買い、すっかりはまってイージスまできました。フリッツと如月の人物描写、兄妹の関係設定、妹の持つ特殊能力、などローレライとイージスの設定のカブリも感じましたけど…次はTwelve Y.O いってみたいと思います。エンターテイメントなんだけど、いやでも国の在りかた、人の生き方を考えさせられる、そんな本でした。迷わず買い!です。
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406273494X
No.130
(5pt)

是非読んでください!

エンターテイメントとしても最高ですが、自衛隊の存在意義や国家の在り方も考えさせてくれます。今まで読んだ小説の中で最も好きな作品です。これを読んでから、他の福井晴敏氏の作品も読みましたが、一番はこれです。他の作品も素晴らしいですが。人物一人ひとりに感情移入でき、エピソードでその後も書いてあるので、納得ができます。読んでみてください!!! 
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406273494X
No.129
(4pt)

とにかく面白い!!

「いそかぜ」で繰り広げられる壮絶な戦い。それはいったい何のためのものなのか?憎悪による傷つけあいは憎悪しか生み出しはしない。その中での仙石恒史と如月行の結びつきは読む人の心を熱くする。かたくなな行の心を、仙石は体当たりで開いてゆく。人が人を思うとき、どんな困難をも乗り越えていける強さが生まれる。ラスト・・・。子を失った宮津と、親を失った行の心が触れ合う場面では、涙がこぼれた。「国家」、それは人の命の集合体なのだ。そのことを私たちは決して忘れてはならない。
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4062734931
No.128
(5pt)

買ってよかった!!

名前を聞いたことがあって買ったのですが、最高でした。こういう話を書ける人がいるとは。上巻は人物描写がすばらしく、思ってもみない展開が!面白いけど考えさせる話でもあります。国家とは何か。守るべきものとは。買ってよかったと本当に思える本です。是非読んでみて下さい!
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4062734931
No.127
(5pt)

上下巻なんてあっという間です

考えさせられるところの多い話です。小説としても素晴らしいし、読み応えがあります。ありきたりな表現ですが、感動しました。とにかく、より多くの日本人に読んでもらいたいです。
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4062734931
No.126
(3pt)

フィクション・エンターテイメント

フィクション・エンターテイメントとして楽しめました。グイグイと読ませます。しかし事実と異なる設定・記述が多く、登場人物の行動にも?が付くところが多々あります。軍事・技術に造詣の深い方が読まれると、がっかりするかも知れません。
亡国のイージス Amazon書評・レビュー: 亡国のイージスより
4062096889
No.125
(5pt)

ローレライよりも

「川の深さは」「Twelve YO」から続く、完結編。特殊能力を持った女性もいないし、若者「如月行」と、中年「仙石」の構図も前2作よりも好感が持てたし、ストーリーも2転3転してぐんと良くなっています。結末は、予想道理でしたが、それが返って心地良い。戦争物が苦手な人でも十分楽しめる、エンターテイメント小説です。
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406273494X
No.124
(3pt)

カタルシス感じる?

キャラクタの描き込みは丁寧ですが、今ひとつ浮かび上がってこない、というか中心となる数名以外は冒頭の登場人物リストを見返さないと誰だっけ?っていうカンジです。組織を描くのである程度キャラクタの多さは仕方がないですが、ちょっと登場人物多すぎ?ネタばれになるので書きませんが、最後近くの「ドンデン返し」もなんかご都合主義的に感じました。悪役の冷徹さがあまり伝わってこないのも残念。ただ映画化は楽しみです。
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4062734931
No.123
(4pt)

非常に面白く一気に読んだ...が、

日本のエンターテイメントとしては破格のスケールで、登場人物のキャラクターも際立っているし、情景描写も秀逸で各シーンの映像がまざまざと目に浮かぶようであり、本当に良く出来た作品だと思う。しかし、この本を読んだ後に、たまたま見たショーン・コネリーの映画「ザ・ロック」に全体のストーリー構成があまりにも似て過ぎはいまいか?もちろん、二つは別々の作品でどちらも優れたエンターテイメントであることには変わりがないから良いのだけれど。。。というわけで、この本に感動した方には、映画「ザ・ロック」も一見をお薦めします。同じように楽しめる事がうけあいです。
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406273494X
No.122
(4pt)

面白いです

時期的にあちらの人が読めば激昂しそうな表現も多いですが(苦笑)国を守る事とは何か。現在の日本の防衛体制を絡めながら一隻のイージス艦の反乱と、そのクルーの生き様を描いています。あまり書くとネタバレするのではしょりますが、上巻は主に設定などの複線類、下巻が戦闘などの伏線消化になると思います。もちろん上巻でも見せ場はありますけれども。ざっくり切ればってことです。アクションシーンおよび艦隊戦はよく書き込まれています。あと、設定関係の記述は相当多いので、それをよしとする人にはたまらないんではないでしょうか。なんというか、とにかく男臭い小説です(笑)。良くも悪くも平和ボケした日本人には、国を守る使命感、国を侵されたときの誇りの喪失感というものを理解し辛いのではないでしょうか。この小説を読んでみてください。今の平和がどれだけ尊くてどれだけ危ういものか考えてみる。そして国防とは何か。自衛隊の本質とは何か?そんなことを考えてみる切っ掛けになるかもしれません。
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4062734931
No.121
(2pt)

リズム感に欠ける和製マクリーン

「長編海洋冒険小説」の言葉に踊らされて読んではみたものの、長い割には煮え切らない。シチュエーションもストーリー展開も、海洋冒険小説の大御所アリステア・マクリーンの域を越えておらず、そのくせ、やたらと説明が長い。のっけから、主人公3人の過去に延々と付き合わされて、本編に入ってからも、自衛隊組織やら艦艇の構造やらと、とにかくじれったい。ポンポンポーンと、テンポ良く話が進まない。決して、面白くないわけではないのだが、やはり、こう云う類の小説にはリズム感が重要だと思う。
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931
No.120
(5pt)

作者の痛烈な皮肉

この本には作者の心にある日本という国への思いが,様々な経歴を持つ人物のその言葉や行動で表現されている.日本人なら手にとって間違いの無い本だと思う.世界の中での日本の位置づけと各国との関係への痛烈な皮肉,痛恨の一撃は,作者によって小説のクライマックスで露わになる.自衛隊の難しい用語は読んでいけば身についてくるので問題なし.ぜひご一読あれ.
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4062096889
No.119
(4pt)

きっかけ

ローレライが公開されたこともあり最近福井作品が再び俄に注目をあつめてきていますね知人に勧められて先日読み終えたのですが、いやー面白かったです。設定やなんかに細かく突っ込んでいくとちょっとありえないかなぁ・・と思う部分も多いですが、とにかく人物の魅力それをみごとに表現する作者の筆力に完敗しました。その上物語の面白さで、日本のあり方にたいする読者の関心を否が応にも喚起する作者にはただただやられたとしか言い様がありません教科書問題、竹島問題、油田問題、など主権国家日本としてのあり方が問われる現在、とにかく一度は読んでもらいたい、そんな作品です
亡国のイージス 上 講談社文庫 Amazon書評・レビュー: 亡国のイージス 上 講談社文庫より
4062734931