二流の人
評判
二流の人の評価:
4.33/5点 レビュー 36件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21〜27 2/2ページ
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二流の人の評価:
4.33/5点 レビュー 36件。 A ランク
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したがって、この本は小田原城の攻防から朝鮮出兵と続き、関が原の戦いで終わる。
表題の「二流の人」とは黒田勘兵衛を指す。
NHKで大河ドラマが始まったばかりなので、この本の存在は伏せておきたいと思うくらい、勘兵衛に対する評価は辛らつである。
ドラマにするには、主人公を英雄とか神格化?しがちだが、本当の勘兵衛像は安吾が描くこちらの方に近い感じがする。
彼は無類の戦争上手で、本人はいつかは天下を取るとの野望を抱いていたらしい。
でも、結局参謀としての生き方しか出来なかった。
天下を取る器ではなかったのである。
本人も馬鹿ではないから、最後の最後にそれを悟るわけだが、そのときの悲しさといおうか、哀れさといおうかが伝わってくる。
同じ参謀でも、諸葛孔明は自分の器量を知っていて、最初っから参謀に徹したわけだが、そこが一流と二流の差なのだろうな。
自分を冷静に評価することは至難の技でありますな。
それより何より、この本で触れている秀吉の朝鮮出兵がとても面白かった。
朝鮮の人々が今でも恨みに思っている災害について、全く知らなかったので次はこれが書かれている本を読んでみたい。