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レンタル・チルドレン



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【この小説が収録されている参考書籍】
レンタル・チルドレン (幻冬舎文庫)

レンタル・チルドレンの評価: 2.07/5点 レビュー 29件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.07pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

失って気がつく、真実めいたもの

かわいいはずの子どもが、どうやら奇妙で、不気味で、恐ろしい異質なものに思えた。だから元の場所に返した。それでも追ってくるから必死で逃げました。

気がついた時には時間切れ。

でも、たいていの人は、失った後で気がつくんだよ。
だから、きっと少しラッキーだね。

この話はラストに謎を残すのでなく、悲劇で終わって良かったと思うけど、まあミステリーとしての落とし所としての最後なのかな。

描きたかったであろうものは、方向性は、私は好きで、ただ肝腎要の子どもの奇妙さ、異質さが文章から立ち上ってこないところが残念。
レンタル・チルドレン (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:レンタル・チルドレン (幻冬舎文庫)より
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No.6:
(3pt)

家族ノカタチ。

~たら、~れば、愛する家族が助かったかもしれないという罪悪感、後悔が遺された者を傷つける。 そんな家族を喪った空白を埋めたいという人の期待と、願いを逆手に、パチモノをホンモノとして高く売りつけ、寺銭を稼ぐ悪い奴ら。

早死にする子供たちは、親たちに、何かを教えるために早死にすると決めて生まれてくる。 思いやりの心、赦すということ、前を向いて強く生きる、寂しさに且つ力など。

善人ほど早死にし、ワルほど長生きだぁ~。 こんな不条理がまかり通る世の中はPOISON。
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No.5:
(3pt)

終わりが・・・

面白かったのに、終わり方が非常に残念。・・・と、読んだ子供が言ってました。
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No.4:
(3pt)

思ったほど悪くは無かった

悪評高い彼の小説を読んでみようと、図書館で読んでみた。
期待していなかったせいか、そこまで悪くは無いと思った。
誰にでも思いつきそうな内容ではあるが、たとえ、作文と言われようとも、
その「誰にでも思いつきそうなものを形にしなかった」人が、とやかく言える事は無い。
確かに、ちょっと「日本語が変では?」という箇所もあったけど、それ故に「意味がわからない」のは
一箇所だった。
最後のオチが、イマイチよくわからないのは、消化不良だし、
もっと上手く書けていたなら、涙も流せたであろう部分もあった。残念ながら、そこまででは無かったが、、、。
難解な言葉が並べられた小説よりも、映像が頭に浮かびやすく、言われてる程
悪いとは思わなかった。

期待して読むか、そうでないかに拠って評価が分かれるのだろう。
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4344411234
No.3:
(3pt)

アイデアや話題性はいいと思います

子供貸し出しのタイトルは個性派の山田悠介ならでは
キャッチーで話題性もあって流石
子供の買取は10,000,000万、メンテナンスは一年に一回
2週間レンタルは男子500,000万、女子600,000万…
アイデアは面白いし奇抜で不道徳なホラーさも気になって
一気に読んでしまいました
2時間の文学作品というより30分のショートなドラマ作品のような感じ
少し食い違う部分がありますが勢いで読めてしまう
これも山田悠介ならではかもしれません
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4344411234
No.2:
(3pt)

きちんとホラーになっている。

本書を読んで、ホラー味に欠けると思っていたが、最後まで読み終えればきちんとホラーになていると思いました。単なるホラーではなく、親子の愛に関してや複雑な親心と人間の本心をを反映しており、とても面白く読む事ができる作品でオススメです。また、最後まで一気に読める点で、スピーディーに感じました。
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No.1:
(3pt)

自分ならどうだろう…

本のタイトルにぎょっとし、概要を読み、ぎょぎょっ!とし。
しばらく気になっていたけど購入できなかった本。
どきどきしながら購入。
でも、怖い…。けど、読まなきゃ。
自分も子供いるし。概要を見て「自分ならどうなんだ?」が頭から離れなったから。
結果、物語の展開が早いのとわかりやすい語り口だったのもあり、通勤時間(往復)と、帰宅してからの計3時間ほどでいっきに読んでしまった。
読み始めは辛かった。読んでいて切なくなった。子供を失った親の気持ちの描写。
母親は子供が亡くなって二年たっても、放心状態。精神状態もおかしくなってしまう。
そして中盤。
「自分なら有り得ない」って内容でとても共感できなかったけど、レンタルされ、捨てられようとしている“92番”のことを思うと、胸が締め付けられるほど苦しくて涙が止まらない。
良く知らないけれど、作者にはお子さんがいないのかな?・・・と思った。
後半は謎解き。いろんな糸が繋がってゆく。
最後にまた、「自分ならどうかな?」と一瞬思わされる。
リズムもテンポもよく、読みやすい。
ミステリーとしてはいいのかな。
けれど人の弱さについて問いかけるのが目的ならば、登場人物にもう少し、深みが欲しかった。
自分が子供の立場でも親の立場でも、この終わり方は「ちょっとなぁ…」と。
レンタル・チルドレン (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:レンタル・チルドレン (幻冬舎文庫)より
4344411234

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