クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い

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評判

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣いの評価:

3.91/5点 レビュー 159件。 B ランク

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平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全145件 61〜80 4/8ページ
No.85
(5pt)

個性あるキャラとストーリーに魅せられました。

表紙が表紙ですから、最初は完全スルーしてました。ラノベには関心がありませんでしたし、いくら西尾さんの作品でも内容に期待ができそうにないな、と。 が、それから日を重ねる毎に広まる噂は、決して批判的なものではありませんでした。 最寄の有隣堂へいって、とりあえず自腹で購入。シリーズを通しての変わらない表紙に少し脱力しつつ、家に帰って読んでみました。 一言でいって、脱帽。圧巻、感無量。 読み終えてからの、煮えたぎる満足感。 ああ、何故私はもっと早く読んでおかなかったのかという後悔。 2作目3作目と、読んだその日にまた買いました。 無気力な主人公、引き付けられる天才、そして殺人鬼。 殺される天才、殺す天才。 色々な感想を持ったかたがいらっしゃいますが、私はこの本に批判的な意見を述べることが出来ません。 『密室殺人なんて、タネの変わらないトリックを延々と見せられているものだ』という言葉がありますが、この本はそれを覆します。 しかし、やはり若人向きかも知れません。設定とか、そういうものは。 とにかく、愛読書指定です。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.84
(5pt)

玖渚友に50000点

これは凄い!
ここのレビューを見させてもらったのですが何故、玖渚友についての語りがこんなにすくないのかわかりません。
この小説は確かに戯言が伏線になっていたり、新感覚ミステリなどと言われていますが個人的にこれは玖渚友のためだけにある小説だと思いました。
個々の小説には様々なヒロインが登場しますが私はこれほど独創性に溢れたヒロインを未だに知りません。自分の事を「僕様ちゃん」というのですよ?新しい3人称かと思いました。そんなヒロインが主人公の語り部に向かっていきなり「えっちーことしよ」というのですよ?それが電子工学の天才で青色サヴァンときたもんだ。完全にやられました。
よって、戯言シリーズは僕様ちゃんの登場頻度によっておもしろさが変わると断言します。
……一個人として。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.83
(5pt)

玖渚友に50000点

これは凄い!
ここのレビューを見させてもらったのですが何故、玖渚友についての語りがこんなにすくないのかわかりません。
この小説は確かに戯言が伏線になっていたり、新感覚ミステリなどと言われていますが個人的にこれは玖渚友のためだけにある小説だと思いました。
個々の小説には様々なヒロインが登場しますが私はこれほど独創性に溢れたヒロインを未だに知りません。自分の事を「僕様ちゃん」というのですよ?新しい3人称かと思いました。そんなヒロインが主人公の語り部に向かっていきなり「えっちーことしよ」というのですよ?それが電子工学の天才で青色サヴァンときたもんだ。完全にやられました。
よって、戯言シリーズは僕様ちゃんの登場頻度によっておもしろさが変わると断言します。
……一個人として。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.82
(4pt)

もっと多くの世代に読んでほしい

2002年に第23回メフィスト賞を受賞した本作品は、
気にはなっていましたが、長らく読まずにいた作品です。
鴉の濡れ羽島で暮らす、赤神財団の直系、赤神イリア。
彼女は、各界の天才を島に呼び寄せます。
画家・料理人・七愚人・占術師・技術屋、といったメンバー。
主人公のぼくは、技術屋の天才、
玖渚友(くなぎさ・とも)の付添人として、やって来ました。
果たして四日目、殺人事件が起こります。
天才の一人が首無し死体となって発見されたのです。
しかも、現場は密室状態。
そして、翌日には、第二の首無し死体が発見されて…。
不思議な作品、及び作者です。
新作が発表されると、ベストセラーになったりするのに、
若い世代にしか読まれていないような感じです。
年代を限られたコアな読者層に支えられている感じを受けました。
でも、それは勿体ない。
本作品を読む限り、
その文章力は明らかに大人の読者をもターゲットに
できるだけの力を持っているように思われますし、
ミステリとしての賞を取っただけあって、
ミステリとしての骨格もしっかりした作品であると感じました。
プロローグの第一行には、
伏線のようなものがきちんと張られているし、
「クビキリサイクル」という題名のダブル・ミーニングもなかなか面白い。
ある意味でネックになっているのは、
美少女系イラストでしょうか。
「美少女系」がいけないといっているのではありません。
文章力のある小説ならば、
各キャラクターにイラストは必要ないのでは、
と思われるからです。
人物の描き分けはきちんとできているので、
あとは読む人の想像力に任せればいい。
実際、他の小説本って
みんないちいちキャラクターごとのイラストなんて付いていないですよね。
既に売れている作家なので、ここでどう言おうと、
変わるものではないのですが、
ある年代、読者層にしか認知されていないというのは、
この作者の本意でないのではと思い、感想を述べました。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.81
(4pt)

もっと多くの世代に読んでほしい

2002年に第23回メフィスト賞を受賞した本作品は、
気にはなっていましたが、長らく読まずにいた作品です。
鴉の濡れ羽島で暮らす、赤神財団の直系、赤神イリア。
彼女は、各界の天才を島に呼び寄せます。
画家・料理人・七愚人・占術師・技術屋、といったメンバー。
主人公のぼくは、技術屋の天才、
玖渚友(くなぎさ・とも)の付添人として、やって来ました。
果たして四日目、殺人事件が起こります。
天才の一人が首無し死体となって発見されたのです。
しかも、現場は密室状態。
そして、翌日には、第二の首無し死体が発見されて…。
不思議な作品、及び作者です。
新作が発表されると、ベストセラーになったりするのに、
若い世代にしか読まれていないような感じです。
年代を限られたコアな読者層に支えられている感じを受けました。
でも、それは勿体ない。
本作品を読む限り、
その文章力は明らかに大人の読者をもターゲットに
できるだけの力を持っているように思われますし、
ミステリとしての賞を取っただけあって、
ミステリとしての骨格もしっかりした作品であると感じました。
プロローグの第一行には、
伏線のようなものがきちんと張られているし、
「クビキリサイクル」という題名のダブル・ミーニングもなかなか面白い。
ある意味でネックになっているのは、
美少女系イラストでしょうか。
「美少女系」がいけないといっているのではありません。
文章力のある小説ならば、
各キャラクターにイラストは必要ないのでは、
と思われるからです。
人物の描き分けはきちんとできているので、
あとは読む人の想像力に任せればいい。
実際、他の小説本って
みんないちいちキャラクターごとのイラストなんて付いていないですよね。
既に売れている作家なので、ここでどう言おうと、
変わるものではないのですが、
ある年代、読者層にしか認知されていないというのは、
この作者の本意でないのではと思い、感想を述べました。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.80
(4pt)

クビ〜の三つの中では一番好きです。

シリーズ最初ということもあり、結構キャラ説明的なシーンが多発するのかと思いきや、そうではなく、いきなりストーリーが始まります。
一番最初のページだけ、「いきなり感」が強すぎてとっつきにくい感じがしますが、後はすいすい読めて、読後感もさわやかなものでした。
読みながら、ニヤニヤしてしまう一冊だと思います。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.79
(4pt)

化物語→戯言

活字なんてほとんどラノベくらいしか読まない僕
この作品の作者の別作品「化物語」がアニメ化されたことで
この作品群「戯言シリーズ」を知りました。
あえて分類するのならミステリーになると思います。
普段ミステリーを読まないので、
一般的な作品がどの程度、読んでいく過程で推理できるか、
もしくはトリックに気付けるのかがわかりませんが
頭の悪い僕でもこの作品のトリックは気付くことができました(最後のネタバラシ部分では驚くところがありましたけど)
おそらくミステリー好きの方には簡単すぎて面白くないのでしょうが
僕にはトリックに気付いたときの喜びが新鮮で次の作品も買おうと思いました。
化物語で西尾さんを知ったミステリー初心者の方は楽しめるんじゃないですかね。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.78
(5pt)

天才が物語る天才達の物語

西尾維新のクビキリサイクル、ありえないぐらい面白い。
孤島で暮らす財閥令嬢と4人のメイド。
そこに招かれた5人の天才と2人の付き人。
発見される首切死体。
13人目の名探偵。
登場人物達の認識が三重四重に覆されていくクライマックスの展開に、
驚愕的な面白さを感じずにはいられない。
認識、言語、心理、論理、科学、歴史、文学、といった
あらゆる分野に精通した博学的な知識が随所に組み込まれていて、
それが登場人物のキャラクターや物語の世界観に相当な深みを与えている。
読んでいて面白いだけじゃなく勉強にさえなる。
そしてなんといっても、作者の巧みな言葉遊び。
日本語の音韻、構造、意味合いで、これだけの遊びを興じてしまう作者の表現力。
楽しさや面白さを存分に味あわせてくれる。
天才、という言葉が登場人物達を表現する言葉として多用されているけれど、
西尾維新自身がまさに天才と呼ばれるに相応しい人物であるとさえ思える。
作者自身は、天才という言葉にあまり好意的ではないことをあとがきで述べているけれど、
天才という凡庸な言葉でしか表現できないほどの非凡な魅力がこの小説にはある。
これだけの小説を若干二十歳にして発表してしまったという事実。
その事実もまた驚愕であり、作者と作品の非凡さでもあると思う。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.77
(5pt)

文庫化されたので読んでみた

前々から「西尾維新」「戯言使い」というフレーズはたびたび耳にしていた。
だけども一度も手に取ることなく、立ち読みすらしたことなく、
なぜか避けて通っていた。
読まず嫌い・・・だったのかもしれない。
どうせおもしろくない、どうせわからない、そんな偏見があったのも確か。
しかし。
文庫になった。
しかも「西尾維新文庫」だ!!
これはきっと何かある。
そう思い、試しに買って読んでみた。
うーん、完敗。
おもしろかった。
確かに、キャラのネーミングや天才たちの集まり・・・って
なんやそれ、的な感じもあったけど。
でも。
引き込まれてしまった。
トリックにも謎解きにも。
そしてそれ以上に、キャラクターたちの心のあり方に。
いーくんの過去、玖渚友の過去に何があったのか。
いつかそれは明らかにされるのだろうか。
このシリーズを読んでいけば。。。
読み終えたその日、刊行されているすべての文庫を買うために
わたしは本屋を目指した。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.76
(5pt)

初・戯言

戯言シリーズは初めて読みましたが、一言でいえば面白かったです。しかし文章が独特なのでくどい・読みづらいという印象を受ける方もいるかもしれません。言葉遊びや精神論・倫理などに興味が有る方には特にお薦めします。また、一度読み終わってから最初のプロローグやその他を読み返すと新たな発見があったり、また違った雰囲気で楽しいですよ!そこそこ厚みのある本ですが全く飽きずに読めましたし、文体が嫌いでなければ楽しめると思います。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.75
(5pt)

全部伏線といっても過言じゃないと。

大人からみると、えぇ〜……、って感じかもしれないと思います。最近の若者にはいいんじゃないですか?語彙力もうまくすれば格段にあがると思いますし。わたしとしては、地の文(?)で主人公の心情をよく表していると思う。クビキリ〜はそうでもないけどヒトクイ〜などでは主人公の取り乱しようなどがただならぬ感じで伝わってきます。文(行の区切りや繰り返し)が漫画で言うトーンの役目までしていて、雰囲気に凝ってるなぁ、と感激。 さらに零崎シリーズまでよむと(まだ最終巻はでてませんが)、クビキリ〜はほんとに伏線です。て言うか、戯言シリーズは全部伏線みたいな感じがします。作者も回収しないところがあると言ってますし。想像を膨らませてじっくり読みたいですね。思わせぶりな台詞なと、満載で楽しいです。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.74
(4pt)

孤島、密室、首なし死体。お手盛りのエンタテイメント。

いよいよ西尾維新初体験でした。洋上の孤島に集められた天才たち。そこでおこる密室、首切り殺人。王道ともいえるミステリでありながら、語り部「いーくん」なる1人称視点から語られる事件は混沌とし、2点、3点してゆきます.最後は人類最強の請負人、哀川潤による驚きの解法。徹底的にフィクションし、エンタテイメントに徹した作風はミステリのあたらしい風を予感させます.
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.73
(5pt)

西尾維新文庫創刊

物理的にノベルスのほうが読みやすいです。分厚すぎて手に余ってしまいます。
挿絵も書き直しているわけではないのでなんだか表紙と不釣合いです。
そして、新規イラストで男性キャラクターは格好よく描かれているのですが女性キャラクターの魅力がなぜか半減しています。
竹さんの進化をどうとらえるかが焦点です。
表紙を見比べて買ったほうが良いかと。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.72
(4pt)

君の意見は完全に間違っているという点に目を瞑れば概ね正解だ

 ラノベのラノベたる所以か.登場人物がすべて漫画チック.その点にさえ耐えられれば良作.会話もテンポが良いし,ミステリーに用いられるトリックも(倫理的にはともかく)物理的には納得のいくものだ.シリーズが文庫化されるようなので,これから先の作品も楽しみにしている.
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.71
(5pt)

あなたは一度死んだ方がいいと言ったんです。

『化物語』の西尾維新の原点的な作品。
全6タイトルの『戯言』シリーズの一作目。
初読みだけど想像を絶するミステリ小説でした。
感想としては良くできている、です。
主人公の「ぼく」こといーちゃんは友人の玖渚友といっしょに孤島に招待される。そこには様々な分野の天才たちが集められていたが、そこで殺人が起こる。しかも亡骸の首の上にはあるハズのものがなかった・・・ってのがストーリーだけど、私はそこそこ楽しめた。
西尾維新と言ったら「言葉遊び」だけど、デビュー作というのもあってかキレはまだあまりない。だが、逆に玖渚をはじめとする5人の天才たちの多彩な個性とそのキャラクター性はとてもよく描かれていると思う。そしてトリックにしても動機にしてもこの作者だからできた、と思わせるほど凄まじいものであった。
講談社ノベルスのでかくて持ちづらいと思っていたのでこの文庫化は素直に嬉しい。
ただ問題はこのキャラクターたちへの感じ方。
「ついて行けない」か「おもしろい!」の2つだろうが私は後者。
登場人物も作者自身からも強烈な個性を感じられた小説です。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.70
(4pt)

はじめての人もそうでない人も

『戯言シリーズ』の1作目で,02年02月刊行のノベルスを文庫化.
第23回メフィスト賞の受賞作で,著者のデビュー作にもなります.
個性的な登場人物に目が行きがちも,ミステリとしてもまずまずで,
やたらに強調されていたアリバイには引っかかるところがあるものの,
それ以外は,トリックなどオーソドックスながらもまとまった印象です.
また,あえて違和感を残しておき,それを最後に一気に回収するくだりは,
『内容』もさることながら,いったん落ち着いていたぶんおどろかされます.
ほかにも,何度も見せる過去へのわだかまりや相棒との関係も興味を惹かれ,
本作ではまるで語られなかっただけに,このあとの続刊が気になるところです.
著者の作品では今やおなじみの掛け合いや繰り返しもこのころから見られ,
ほかから入った人には,今と比べてみるとまたおもしろいかもしれませんし,
すでにノベルス版で読みおえた人でも,新たに気づくことがあったりするので,
この文庫化(隔月で続刊予定)をきっかけに読み直してみてはいかがでしょうか.
『西尾維新文庫』と名づけられた,通常の講談社文庫とは異なる装丁にも注目です.
ノベルス版との違いは,表紙とアトガキ(あとがきのこと)と袖の口上で,
加筆や修正は,明らかな間違いなどを除きおこなわれていないとのことです.
挿絵は,扉絵の描きおろしカラー以外はすべてノベルス版と同じになっていて,
その代わりと言ってはなんですが,オリジナルイラストのしおりがついています.
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)より
4062754304
No.69
(5pt)

ミステリーの醍醐味をライトノベルで味付けしたレベルの高い作品

 ミステリーと云うと殺人事件が起こって、気持ちの悪くなるような描写があっったり、そしてつまんない常識人がこの事件はどんな方法で創られたかを永遠永遠と論議するだけで、全く面白さを感じられなかったり、正直云ってつまんないものばかり……と云う印象が私は強かったです。
 しかし、この《戯言》シリーズはそのイメージとミステリーではない焦点からぶっ潰してくれた或る意味改革的な作品であると思います。
 これ以降の作品においては、ミステリーが重視されていなかったりして、ミステリーから遠ざかりライトノベルに最終的には近くなりますが、ミステリーの持つ特性を上手く利用して、ミステリーの謎が作品を創っているという構造を持っていて、ミステリーレーベルから出ている作品のシリーズとしては最高に良い意味で《飛んでくれちゃった》作品だと、私は思います。
 で、ここまでは《戯言》シリーズ全域に対して書いてみたのですが、ここからはこの作品に対して、話してみようと思う。
 この作品「クビキリサイクル」は、西尾維新のデビュー作あって、ミステリーが中心の新人賞(メフィスト賞)に応募した作品なので、新本格と呼ばれるミステリーが採用されていて、全体的に云えば、他のシリーズ作よりも劣っていると云われても仕方ない作品となっている。
 しかし、これまでのミステリーの現状を考えながらこの作品を見ていけば、最高傑作だと私は思う。
 これまでの作品はキャラクター性を前面にどっか〜ん♪と云う勢いでは押していなかった。
 なのに、どうだろうか。
 この作品は新本格ミステリーのトリックに重きを置きながらも、ライトノベル風味で上手く味を付けている。
 それを踏まえ、今までの新本格ミステリーの味を生かしながらも、ライトノベルとしてやらかした挑戦は、ミステリー界に更にはそれに繋がる、全ての業界に良い意味で影響を与えた作品だと思う。
 そして、私にとって最大の読書時間を掛けて読んだ、初めて感動した作品だった。これ以上に感動できる作品は、私にあっただろうか、と率直に思ったものだ。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.68
(5pt)

何回も読めます!

今まで読んだ本の中で、一回読んだだけで飽きてしまったなどという本はありませんか?
私が読んだ感想としては、戯言シリーズは飽きません。話のテンポが悪くてイライラするようなことはないし、だからといってすぐにオチが分かるようなつまらない話でもない。長い話が苦手な人でも気軽に読めると思う。内容としては、題名からして、ひどく残酷なシーンがあるように思えますね。
でも、マンガとは違って直接的にそれが訴えられるということはないし、表現もおさえてある。むしろ「残酷な本」というイメージは残らないほどのものだと思います。
読む価値は大です。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.67
(5pt)

西尾維新の原点!

はじめこの本を読んだ時、「不思議な本だ」と思いました。しかし読み進んでいくうちにこれが「戯言」なのかと気づきました。
やばいです。面白いです。2巻目の「クビシメロマンチスト」にくらべ読みにくいと思いますがめげずに最後まで読むとこの本の面白さに気づけます。
ちなみに自分はこのオチ(起承転結の結)に気づけませんでした
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330
No.66
(5pt)

ライトノベルでここまでハマれたのは初めて。

☆5つです。
私はライトノベルという部類の本には、中々馴染めず購入したら古本屋に売り飛ばすという
金の無駄遣いをしていました。
でも、最後まで読めて続きが読みたい!と思ったのはこの作品が初めてです。
主人公と共感できる所が多々あり、色々考えさせられる内容もいいです。
クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)より
4061822330