からくりからくさ

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評判

からくりからくさの評価:

4.05/5点 レビュー 59件。 C ランク

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平均点4.05pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全88件 41〜60 3/5ページ
No.48
(4pt)

不思議な世界へ

最近、夢中で読んだ本です。
幼い頃、昔話を聞いたときに感じた物語の世界に入り込んだような気分になります。
もしかしたら自分は知らないだけで、こういうことはあるのかもしれない、と思わせてくれます。自分がいつのまにか、日常を生きることに慣れてしまっていることに気づきます。
私のまわりには人形を愛する人は、少ないですが、こういう人たちもいるのだと眼が開きました。
また、主人公の話し方、考え方、持っている雰囲気が好きです。ゆっくりだけど、自分をしっかり見ていて、芯があると思います。こういうものって、身についている人にはわからないけれど、持っていない人にとってはとても憧れるものなんですよね。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.47
(4pt)

不思議な世界へ

最近、夢中で読んだ本です。
幼い頃、昔話を聞いたときに感じた物語の世界に入り込んだような気分になります。
もしかしたら自分は知らないだけで、こういうことはあるのかもしれない、と思わせてくれます。自分がいつのまにか、日常を生きることに慣れてしまっていることに気づきます。
私のまわりには人形を愛する人は、少ないですが、こういう人たちもいるのだと眼が開きました。
また、主人公の話し方、考え方、持っている雰囲気が好きです。ゆっくりだけど、自分をしっかり見ていて、芯があると思います。こういうものって、身についている人にはわからないけれど、持っていない人にとってはとても憧れるものなんですよね。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.46
(5pt)

受け継がれるもの

受け継がれるものは、世代を超える。

一見淡々としていて、実は、壮絶な内容が語られる。

この作品の真価は、じっくりと、噛み締める様に読まなければ、とらえにくい。

受け継がれるものは、りかさんと呼ばれる人形を媒介とする。

物語はりかさんの不思議さが、多くの示唆を与えている。

受け継がれるものは、日本的な世界観と伝統のもとにある。

しかし、マーガレットの存在と、その成り行きは、読者に客観性を与える。

外国人の目を通すと、気付かない様な事も浮かび上がる。

そして、壮絶としか言い様の無い最終場面だ。

その結末により、受け継がれる。

何が受け継がれるのかは、読者の解釈による。

透明な文体が美しい。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.45
(5pt)

受け継がれるもの

受け継がれるものは、世代を超える。

一見淡々としていて、実は、壮絶な内容が語られる。

この作品の真価は、じっくりと、噛み締める様に読まなければ、とらえにくい。

受け継がれるものは、りかさんと呼ばれる人形を媒介とする。

物語はりかさんの不思議さが、多くの示唆を与えている。

受け継がれるものは、日本的な世界観と伝統のもとにある。

しかし、マーガレットの存在と、その成り行きは、読者に客観性を与える。

外国人の目を通すと、気付かない様な事も浮かび上がる。

そして、壮絶としか言い様の無い最終場面だ。

その結末により、受け継がれる。

何が受け継がれるのかは、読者の解釈による。

透明な文体が美しい。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.44
(4pt)

手仕事と伝統が織り成す話

個性豊かな女性達が一つの家で暮らしている.

彼女たちには,手仕事をするという共通のものがある.

その彼女たちの生活はどこか素朴で,外界と遮断されているよう.

季節の草花を食し,植物で染物をし,機織をして・・・.

うらやましくも思える生活をする.

そんな生活をおくる中で,彼女たちは意外なところで結びついていたことに気づく.

手仕事や伝統が絡み合いながら,ストーリーが進んでいく.

『りかさん』を読んでいると,より楽しめる.

ただ,登場人物が多いので,頭の中が混乱するのが難点.
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.43
(4pt)

手仕事と伝統が織り成す話

個性豊かな女性達が一つの家で暮らしている.

彼女たちには,手仕事をするという共通のものがある.

その彼女たちの生活はどこか素朴で,外界と遮断されているよう.

季節の草花を食し,植物で染物をし,機織をして・・・.

うらやましくも思える生活をする.

そんな生活をおくる中で,彼女たちは意外なところで結びついていたことに気づく.

手仕事や伝統が絡み合いながら,ストーリーが進んでいく.

『りかさん』を読んでいると,より楽しめる.

ただ,登場人物が多いので,頭の中が混乱するのが難点.
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.42
(4pt)

これは良いです

梨木香歩さんの小説を読んだのは四冊目ぐらいではないかと思う。
こんなわずかな作品しか読んでいないのに比べられる物かと思うけれど、その中では一番面白いと感じました。
印象に残ったのは染色や織物、草木の話がたくさん出てくるのだけれど、
その一つ一つの色の鮮やかさ、爽やかさが、文字を通して目に見えるようでした(もちろん想像なのですけども)。
女性達の心の葛藤も上手く描かれていると思いました。
あとは人と人との縁を深く感じました。
けれどもそのせいで、物語全体はとても良いのに登場人物がとても細々としたものになり、ちょっと混乱してしまったのでそこが少し残念でした。
でもとても良かったです。お薦め。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.41
(4pt)

これは良いです

梨木香歩さんの小説を読んだのは四冊目ぐらいではないかと思う。
こんなわずかな作品しか読んでいないのに比べられる物かと思うけれど、その中では一番面白いと感じました。
印象に残ったのは染色や織物、草木の話がたくさん出てくるのだけれど、
その一つ一つの色の鮮やかさ、爽やかさが、文字を通して目に見えるようでした(もちろん想像なのですけども)。
女性達の心の葛藤も上手く描かれていると思いました。
あとは人と人との縁を深く感じました。
けれどもそのせいで、物語全体はとても良いのに登場人物がとても細々としたものになり、ちょっと混乱してしまったのでそこが少し残念でした。
でもとても良かったです。お薦め。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.40
(5pt)

丹念に織られたストーリー

作中にも機織のことがでてきますが、この話は本当に丁寧に織り上げられたという感じがしました。一人一人が深く書き込こまれているわけではないですが、さらりさらりと交差しあう想いや人物模様、文化や民族までが心地よい機を織る音のようにかたりつむがれていく。
それらを包み込むように古い家があって自然が季節がやわらかく取り巻いて過ぎていく。
重く暗い因縁も因習もすっと溶け込まして昇華させてしまう,そのやさしい柔らかさは読んでいて心地良いものでした。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.39
(5pt)

丹念に織られたストーリー

作中にも機織のことがでてきますが、この話は本当に丁寧に織り上げられたという感じがしました。一人一人が深く書き込こまれているわけではないですが、さらりさらりと交差しあう想いや人物模様、文化や民族までが心地よい機を織る音のようにかたりつむがれていく。
それらを包み込むように古い家があって自然が季節がやわらかく取り巻いて過ぎていく。
重く暗い因縁も因習もすっと溶け込まして昇華させてしまう,そのやさしい柔らかさは読んでいて心地良いものでした。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.38
(5pt)

きれいな話

はじめは読んでいて良くわからなかった。いろんな人間の関係を、なんども読み返した今でも理解しきれていないと思う。でも、人の中にはたくさん過去から持ってきたものがあって、意図せずにそれを伝えていこうとする。苦しみも喜びもすべて大きな流れのなかでひとつになっていくんだと、それがたくさんの糸が絡まった織物のように美しいと言いたいのかな、とは思った。わくわくするような話ではないけど、自分が生きていることが、生きていくことが美しいことだと思える話だと思う。
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4104299014
No.37
(5pt)

きれいな話

はじめは読んでいて良くわからなかった。いろんな人間の関係を、なんども読み返した今でも理解しきれていないと思う。でも、人の中にはたくさん過去から持ってきたものがあって、意図せずにそれを伝えていこうとする。苦しみも喜びもすべて大きな流れのなかでひとつになっていくんだと、それがたくさんの糸が絡まった織物のように美しいと言いたいのかな、とは思った。わくわくするような話ではないけど、自分が生きていることが、生きていくことが美しいことだと思える話だと思う。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.36
(5pt)

不思議な味わい

染色と織物の知識がふんだんに盛り込まれています。そのため、物語に不思議と奥行きが生まれ、読み応えがありました。ぜひ、美術大学の染色や織物を専攻されている方に薦めたいです。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.35
(5pt)

不思議な味わい

染色と織物の知識がふんだんに盛り込まれています。そのため、物語に不思議と奥行きが生まれ、読み応えがありました。ぜひ、美術大学の染色や織物を専攻されている方に薦めたいです。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.34
(5pt)

心に残るお話でした

一気に読みきってしまうような面白さではなく、しずかに心に響いてくるような本でした。この本に登場する女性はみな手仕事が好きで楽しんでいる。私の今までの生活には無いものがたくさん織り込まれていて、それだけでも刺激されました。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.33
(5pt)

心に残るお話でした

一気に読みきってしまうような面白さではなく、しずかに心に響いてくるような本でした。この本に登場する女性はみな手仕事が好きで楽しんでいる。私の今までの生活には無いものがたくさん織り込まれていて、それだけでも刺激されました。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.32
(5pt)

「和」の心を改めて

「和」といっても平和の和ではなく、日本古来の伝統の「和」です。学生年代の4人の女の子達が古民家で同居をはじめますが、それぞれの専門分野が染色だったり織物だったりするためもあり、「和」の心、手仕事へ対する愛情がたっぷり感じられます。どの人種であっても人の住まうところ必ず歴史があって、伝統文化があるもの。それらを彼女達が教えてくれます。そして歴史の中で隠そうとする事柄があっても、代々怨念という形で引き継がれていく・・・最近流行の小説のように大きな事件がどんと起こるわけではないけれど、とても静かな穏やかな時間の流れる家でゆったりとした生活は憧れるものもあります。忘れてはいけないのが主人公蓉子の大事な人形「りかさん」。(これは同作者で『りかさん』という作品も出ています)脈々と流れる血というもの、伝統や文化、このあわただしい流れの時代だからこそ大切にしたいと思うのです。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.31
(5pt)

「和」の心を改めて

「和」といっても平和の和ではなく、日本古来の伝統の「和」です。学生年代の4人の女の子達が古民家で同居をはじめますが、それぞれの専門分野が染色だったり織物だったりするためもあり、「和」の心、手仕事へ対する愛情がたっぷり感じられます。どの人種であっても人の住まうところ必ず歴史があって、伝統文化があるもの。それらを彼女達が教えてくれます。そして歴史の中で隠そうとする事柄があっても、代々怨念という形で引き継がれていく・・・最近流行の小説のように大きな事件がどんと起こるわけではないけれど、とても静かな穏やかな時間の流れる家でゆったりとした生活は憧れるものもあります。忘れてはいけないのが主人公蓉子の大事な人形「りかさん」。(これは同作者で『りかさん』という作品も出ています)脈々と流れる血というもの、伝統や文化、このあわただしい流れの時代だからこそ大切にしたいと思うのです。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331
No.30
(5pt)

慈愛に溢れる美しき小説

とても美しい小説。ラストでは悲しみや感動とは違う、今まで味わったことのないような素敵な涙がこぼれました。いい出会いをしたような気がします。日本的な古い家で若い女性たちが共同生活をします。染色の修行をする蓉子、鍼灸の勉強中の外国人・マーガレット、美大生で織物の研究をしている紀久と与希子。そして、その家のもう一人の家族が古い人形のりかさん・・・。この4人と1人が織り成す物語は感銘を受けることばかりでした。野に咲く植物に自然に目を向けられる心の余裕と優しさ、自分のアイデンティティーを受け入れ、先祖を重んじる心、古くから伝わる手仕事の伝統を敬う心、忘れたくない素敵な心に溢れている作品。彼女達の生活スタイルは私の理想とする形にも近いことから、より親近感を覚えたというのもあると思います。この本を素敵だと思える気持ち、大切にしたいです。
からくりからくさ Amazon書評・レビュー: からくりからくさより
4104299014
No.29
(5pt)

慈愛に溢れる美しき小説

とても美しい小説。ラストでは悲しみや感動とは違う、今まで味わったことのないような素敵な涙がこぼれました。いい出会いをしたような気がします。日本的な古い家で若い女性たちが共同生活をします。染色の修行をする蓉子、鍼灸の勉強中の外国人・マーガレット、美大生で織物の研究をしている紀久と与希子。そして、その家のもう一人の家族が古い人形のりかさん・・・。この4人と1人が織り成す物語は感銘を受けることばかりでした。野に咲く植物に自然に目を向けられる心の余裕と優しさ、自分のアイデンティティーを受け入れ、先祖を重んじる心、古くから伝わる手仕事の伝統を敬う心、忘れたくない素敵な心に溢れている作品。彼女達の生活スタイルは私の理想とする形にも近いことから、より親近感を覚えたというのもあると思います。この本を素敵だと思える気持ち、大切にしたいです。
からくりからくさ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: からくりからくさ (新潮文庫)より
4101253331